Enterprise Vault™ Outlook ユーザー用ガイド(すべての機能)
[Enterprise Vault - プロパティの変更]ダイアログボックス
このダイアログボックスでは、選択したメールボックスフォルダまたはパブリックフォルダのアーカイブ設定を変更できます。利用可能なオプションは、フォルダによって異なります。ユーザーがオプションを変更しないように管理者が設定をロックしている場合もあります。
メモ:
このダイアログボックスで[OK]をクリックした後に、[フォルダのプロパティ]で[OK]または[適用]をクリックして変更を有効にする必要があります。
親フォルダの設定を使用 | このフィールドが利用できる場合は、親フォルダから現在のフォルダに Enterprise Vault によるアーカイブの設定、保持カテゴリ、ボルトを継承させるかどうかを制御できます。デフォルトでは、メールボックスのすべてのフォルダに対してこのオプションが選択されています。 |
このフォルダのアーカイブを禁止 | このフォルダのアーカイブを無効にします。 |
システムのデフォルト設定を使用 | 管理者が定義したシステム設定を使用するように Enterprise Vault に指示します。このオプションを選択した場合は、Enterprise Vault のアーカイブ処理は表示できますが、変更することはできません。このオプションでは、保持カテゴリが変更されないようにすることはできません。 |
カスタム設定を使用 | Enterprise Vault によるアーカイブ設定を変更できます。ユーザーが設定を変更しないようにアーカイブ設定が管理者によってロックされている場合は、このオプションを選択できません。 |
アーカイブするアイテムの経過日数 | アーカイブするアイテムの選択に使用可能な戦略のうちの 1 つを定義します。指定した経過日数に達するとすぐに Enterprise Vault によりアイテムが自動的にアーカイブされます。 |
アーカイブ後、元のアイテムを削除する | Enterprise Vault がアーカイブ後に元のアイテムを削除するかどうかを指定します。空き容量をできるだけ確保するために、このオプションを選択することを推奨します。 |
アーカイブ後、アーカイブ済みアイテムのショートカットを作成する | Enterprise Vault で、アーカイブ済みアイテムへのショートカットを作成するかどうかを指定します。 このオプションを選択する場合は、さらに[アーカイブ後、元のアイテムを削除する]も選択することを推奨します。 近いうちにアクセスする必要のないアイテムへのショートカットはメールボックスフォルダに必要でない場合があります。そのような場合は、[アーカイブ後、アーカイブ済みアイテムのショートカットを作成する]のチェックマークをはずします。これを行った場合でも、Enterprise Vault の[ボルトの検索]オプションを使用するとアーカイブ済みアイテムを検索して復元できます。 このフォルダがパブリックフォルダの場合は、[アーカイブ後、アーカイブ済みアイテムのショートカットを作成する]をクリアしないようにします。他のユーザーがショートカットを使用する場合があります。 |
未読アイテムをアーカイブする | このオプションを選択すると、指定のアーカイブ基準が満たされた時までにまだ読んでいないアイテムを Enterprise Vault でアーカイブします。通常、このオプションは選択されていません。 |
保持カテゴリ | フォルダ内のアイテムに割り当てるデフォルトの保持カテゴリを指定します。オプションをさらに参照するには[名前]の矢印をクリックします。 フォルダに割り当てる保持カテゴリは、[親フォルダの設定を使用]が設定されている各サブフォルダに適用されます。[親フォルダの設定を使用]オプションは、フォルダの[Enterprise Vault - プロパティの変更]ダイアログボックスで設定します。 Enterprise Vault の一部の機能では、割り当て済み保持カテゴリに加えた変更が上書きされることがあります。たとえば、管理者は Enterprise Vault アーカイブに保持フォルダというフォルダを 1 つ以上設定できます。管理者が現在のフォルダを保持フォルダに指定した場合、この保持フォルダ用に選択されている保持カテゴリで、フォルダの保持カテゴリに加えた変更が上書きされることがあります。 |