NetBackup™ Web UI Kubernetes 管理者ガイド
- NetBackup for Kubernetes の概要
- NetBackup Kubernetes Operator の配備と構成
- NetBackup スナップショット操作の設定を行う
- NetBackup Kubernetes Operator での証明書の配備
- Kubernetes 資産の管理
- Kubernetes インテリジェントグループの管理
- Kubernetes 資産の保護
- イメージグループの管理
- NetBackup でのランチャ管理クラスタの保護
- Kubernetes 資産のリカバリ
- 増分バックアップとリストアについて
- アクセラレータベースのバックアップの有効化
- Kubernetes での FIPS モードの有効化
- Kubernetes の問題のトラブルシューティング
Kubernetes 用の NetBackup 保護の自動構成
Kubernetes 作業負荷で NetBackup を構成する前に、ポート 443、1556、および 13724 へのアクセス権を付与して NetBackup Server を実行する必要があります。
NetBackup の Kubernetes Operator とデータムーバーのイメージは、Kubernetes クラスタからアクセス可能なコンテナレジストリにアップロードする必要があります。
自動配備のために使用するシークレットを作成する必要があります。
NetBackup Web UI から新しい API キーを作成するには、次の操作を実行します。
- [セキュリティ (Security)]、[アクセスキー (Access keys)]、[追加 (Add)]の順に移動します。ユーザー名を入力し、API キーの誤用を避けるために有効期間を 1 日に設定します。
- Kubernetes クラスタで、次の内容を含む新しいシークレット nb-config-deploy-secret.yaml を作成します。
apiVersion: v1 kind: Secret metadata: name: <kops-namespace>-nb-config-deploy-secret namespace: <kops-namespace> type: Opaque stringData: apikey: <Enter the value of API key from the earlier step>
- シークレットを適用し、kubectl apply -f nb-config-deploy-secret.yaml コマンドを実行します
インストール前
netbackupkops-helm-chart/values.yaml
の次のフィールドを編集します。containers.manager.image: NetBackup Kubernetes コントローライメージをプルするためのコンテナレジストリ URL
imagePullSecrets: name: コンテナレジストリがイメージをプルするために認証を必要とする場合の、イメージプルシークレットの名前。
nbprimaryserver: NetBackup プライマリサーバーの構成された名前。
nbsha256fingerprint: NetBackup Web UI から sha256 の指紋をフェッチします。[セキュリティ (Security)]、[証明書 (Certificates)]、[認証局 (Certificate Authority)]の順に移動します。
k8sCluster: Kubernetes クラスタ API サーバーの FQDN。
k8sPort: Kubernetes API サーバーが一覧表示されるポート。
この情報は、Kubernetes クラスタの UI コンソールで利用可能です。
- 存在しない場合は、次のコマンドを実行して Kubernetes クラスタと Kubernetes ポートを取得します: # kubectl cluster-info。Kubernetes コントロールプレーンは https://<Kubernetes FQDN>:6443 で実行されます。
datamoverimage: データムーバーイメージをプルするコンテナレジストリ URL。
スナップショット操作とスナップショットからのバックアップ操作には、ストレージパラメータが必要です。ブロックまたはファイルシステムのストレージパラメータの少なくとも 1 つは必須です。
- ストレージクラスを取得するには、次のコマンドを実行します。# kubectl get storageclasses
storageclassblock: ブロックボリュームのプロビジョニングに使用されるストレージクラス。
storageclassfilesystem: ファイルシステムボリュームのプロビジョニングに使用されるストレージクラス。
- ボリュームスナップショットクラスを取得するには、次のコマンドを実行します。# kubectl get volumesnapshotclasses
volumesnapshotclassblock: ブロックボリュームスナップショットを作成するためのボリュームスナップショットクラス。
volumesnapshotclassfilesystem: ファイルシステムボリュームスナップショットを作成するためのボリュームスナップショットクラス。
waitTimeBeforeCleanupMinutes: 成功した場合に構成の配備が削除されるまで待機する時間 (分単位)。最大値は 129600 (90 日) に設定できます。エラーが発生した場合、セキュリティトークンとクレデンシャルの NetBackup リソースは自動的に削除されますが、エラーをデバッグするために配備は実行されます。
helm をインストールするには、次のコマンドを実行します。# helm install veritas-netbackupkops <path to netbackupkops-helm-chart> -n <kops namespace>
Kubernetes Operator 名前空間から config-deploy ポッドを取得するには、次のコマンドを実行します。# kubectl get pod -n <kops namespace> | grep "config-deploy"
ポッド <namespace>-netbackup-config-deploy からログを確認するには、次のコマンドを実行します。# kubectl logs <pod-name> -n <kops namespace>
構成ポッドのログレベルを設定します。値には DEBUG、INFO、または ERROR を設定できます。デフォルト値は INFO に設定されます。
メモ:
詳しくは、『NetBackup Kubernetes クイックスタートガイド』リリース 10.3 を参照してください。