Enterprise Vault™ PowerShell Cmdlets
- Enterprise Vault PowerShell cmdlet の概要
- アーカイブ: Exchange
- アーカイブ: FSA
- アーカイブ: Skype for Business
- アーカイブ: SMTP
- バックアップ
- 分類
- データベース
- IMAP アクセス
- インデックス
- レコード管理
- 保持計画
- 役割ベースの管理
- サイトおよびサーバー
- タスクおよびサービス
- ボルトストアおよびアーカイブ
Get-EVIndexVolume
Get-EVIndexVolume は、Enterprise Vault サイト内のインデックスボリュームのリストを返します。
このインデックスボリュームのリストをフィルタ処理して次の項目を表示できます。
ArchiveName、IndexServer、IndexServerGroup に文字列を含むインデックスボリューム
Online、Offline、Failed、ExtraItems、MixedIndexingLevel、MissingItems、NotYetCreated などの 1 つ以上の属性があるインデックスボリューム
64 ビット、32 ビット、Elasticsearch、all などのプラットフォームのインデックスボリューム
現在処理されているインデックスボリュームを含めるか除外する
PageSize を使用して固定サイズのグループまたはページのインデックスボリュームを表示し、PageIndex を使用してトラバースする
詳細情報:
PageSize - PageSize がシステム上に存在するインデックスボリュームの総数より大きい場合は、すべてのインデックスボリュームが表示されます。PageSize がシステム上のインデックスボリュームの総数より少ない場合は、1 ~ PageSize までのインデックスボリュームのみが表示されます。また、さらに多くのインデックスボリュームが見つかったけれども表示されないことを示す警告が表示されます。
PageIndex - インデックス付けは 0 ではなく 1 から始めます。
Get-EVIndexVolume は、スナップイン Symantec.EnterpriseVault.PowerShell.AdminAPI.dll
によって提供されます。
Get-EVIndexVolume [[-SiteId] <String>] [-FilterBy {ArchiveName | IndexServerGroup | IndexServer}] [-FilterValue <String>] [-Attributes {All | Online | Offline | Failed | ExtraItems | MixedIndexingLevel | MissingItems | NotYetCreated}] [-Platform {All | 32bit | 64bit | Elasticsearch}] [-ExcludeBeingProcessed [<SwitchParameter>]] [-PageIndex <int>] [-PageSize <int>] [<CommonParameters>]
表: Get-EVIndexVolume のパラメータ
パラメータ |
形式 |
説明 |
---|---|---|
-SiteId |
文字列 |
インデックスボリュームを取得する Enterprise Vault サイトの ID。Get-EVSite を使ってサイト ID を取得することができます。 |
-FilterBy |
文字列 |
指定可能な値: ArchiveName、IndexServer、IndexServerGroup FilterValue パラメータに指定された検索文字列を適用するプロパティを指定します。 FilterBy は -FilterValue と併用する必要があります。 |
-FilterValue |
文字列 |
FilterBy パラメータで指定されたプロパティに基づいてインデックスボリュームをフィルタ処理するために使用する検索文字列を定義します。有効な入力は、有効な英数字で構成された文字列です。 FilterValue は -FilterBy と併用する必要があります。 |
-Attributes |
リスト<文字列> |
指定可能な値: Online、Offline、Failed、ExtraItems、MixedIndexingLevel、MissingItems、NotYetCreated、All デフォルト値: All 1 つ以上の事前定義済み属性のリストに基づいて、インデックスボリュームの状態と条件に従ってインデックスボリュームのリストをフィルタ処理します。パラメータは、許可された値の任意の組み合わせに設定するか、すべての属性を含むように「All」を設定します。属性のリスト内の重複は無視されます。例: 「Online, Online, Failed, NotYetCreated, Failed」。 |
-Platform |
リスト<文字列> |
指定可能な値: 32bit、64bit、Elasticsearch、All デフォルト値: All インデックスボリュームのプラットフォーム (32 ビット、64 ビット、Elasticsearch) に応じてインデックスボリュームのリストをフィルタ処理します。パラメータは、許可された値の任意の組み合わせに設定するか、またはすべてのプラットフォームを含むように「All」を設定します。プラットフォームのリスト内の重複は無視されます。例: 「32bit」、「64bit」、「Elasticsearch」、「All」 |
-ExcludeBeingProcessed |
SwitchParameter |
デフォルト値: $false 現在処理中のインデックスボリュームを、返されるインデックスボリュームのリストから除外します。処理中のインデックスボリュームをインデックスボリュームのリストに含める場合は、このパラメータを指定しないでください。 |
-PageSize |
整数 |
デフォルト値: 50000 cmdlet によって一度に返されるインデックスボリュームの最大数を指定します。PageSize は PageIndex と併用して、インデックスボリュームのリストでページ分割を実行します。 |
-PageIndex |
整数 |
デフォルト値: 1 返す必要があるインデックスボリュームのページのインデックスを指定します。PageSize と組み合わせて使用して、インデックスボリュームを優先サイズのグループに分割する必要があります。サイズは PageSize で定義し、グループやページのインデックスは PageIndex で指定します。例: PageSize が 100 と指定された 1000 個のインデックスボリュームがあるシステムでは、PageIndex 1 はインデックスボリューム 1 ~ 100 を返し、PageIndex 2 はインデックスボリューム 101 ~ 200 を返します。以降も同様に返します。 |
表: Get-EVIndexVolume の出力
名前 |
形式 |
説明 |
---|---|---|
IndexVolumeIdentity |
整数 |
インデックスボリュームの ID。 |
ArchiveName |
文字列 |
インデックスボリュームが関連付けられているアーカイブの名前。 |
ArchiveType |
EV_STG_API_ARCHIVE_TYPE |
現在のインデックスボリュームが関連付けられているアーカイブの種類。 |
ArchiveID |
文字列 |
インデックスボリュームが関連付けられているアーカイブの ID。 |
BackupMode |
文字列 |
インデックスボリュームがバックアップモードであるかどうかを示します。 |
IndexedItems |
長整数 |
インデックスボリュームによって現在インデックス付けされているアイテムの総数。 |
Indexer |
文字列 |
インデックスボリュームが属するインデックスサーバーの名前。 |
IndexServerGroup |
文字列 |
インデックスボリュームが属するインデックスサーバーグループの名前。 |
Location |
文字列 |
ディスク上のインデックスボリュームの物理的な場所。 |
MissingItems |
長整数 |
インデックスボリュームで欠落しているアイテムの総数。 |
Range |
文字列 |
インデックスボリュームによってインデックス付けされているアイテムの範囲。 |
Status |
文字列 |
インデックスボリュームの現在の状態。Online、Offline、Failed、または NotYetCreated を指定できます。 |
Platform |
文字列 |
インデックスボリュームのプラットフォーム。32-bit、64-bit、Elasticsearch を指定できます。 |
TaskName |
文字列 |
インデックスボリュームが含まれるインデックスタスクの名前。インデックスボリュームがいずれのタスクにも含まれない場合、このフィールドは値「(None)」を返します。 |
YoungestItemDate |
文字列 |
インデックスボリュームの最も新しいアイテムのアーカイブ日付。 |
OldestItemDate |
文字列 |
インデックスボリュームの中で最も古いアイテムのアーカイブ日付。 |
Get-EVIndexVolume
Enterprise Vault サイトのすべてのインデックスボリュームを一覧表示します。
Get-EVIndexVolume -FilterBy ArchiveName -FilterValue "SMTP"
インデックスボリュームのリストをフィルタ処理して、ArchiveName に文字列「SMTP」を含むインデックスボリュームのみを表示します。
Get-EVIndexVolume -Attributes Offline, NotYetCreated -Platform 32bit
インデックスボリュームのリストをフィルタ処理して、Offline または NotYetCreated のインデックスボリュームのいずれかで、32 ビットのインデックスボリュームのみを表示します。
Get-EVIndexVolume -FilterBy IndexServerGroup -FilterValue GenericGroupName -ExcludeBeingProcessed
インデックスボリュームのリストをフィルタ処理して、名前に文字列 GenericGroupName が含まれ、現在処理されていないインデックスサーバーグループに属するインデックスボリュームのみを表示します。
Get-EVIndexVolume -Attributes Online -Platform 64bit -PageSize 4 -PageIndex 3
インデックスボリュームのリストをフィルタ処理して、9 番目から 12 番目 (ArchiveName でソート後) の、Online で 64 ビットのインデックスボリュームを表示します。
Get-EVSiteを参照してください。
Get-EVArchiveを参照してください。
Get-EVIndexLocationを参照してください。