Enterprise Vault™ PowerShell Cmdlets
- Enterprise Vault PowerShell cmdlet の概要
- アーカイブ: Exchange
- アーカイブ: FSA
- アーカイブ: Skype for Business
- アーカイブ: SMTP
- バックアップ
- 分類
- データベース
- IMAP アクセス
- インデックス
- レコード管理
- 保持計画
- 役割ベースの管理
- サイトおよびサーバー
- タスクおよびサービス
- ボルトストアおよびアーカイブ
Export-EVIndexData
Export-EVIndexData は、Enterprise Vault インデックスサーバー上に Elasticsearch インデックスデータのスナップショットを作成します。このスナップショットは、設定したスナップショットの場所の内部にある指定したスナップショットリポジトリに格納されます。
Export-EVIndexData [-WhatIf <SwitchParameter>] [-Confirm <SwitchParameter>] [-EVServerName <String>] -RepositoryName <String>
Export-EVIndexData [-WhatIf <SwitchParameter>] [-Confirm <SwitchParameter>] -SiteId <String> [-EVServerName <String>] -RepositoryName <String>
Export-EVIndexData は、移動元 Enterprise Vault インデックスサーバーの Elasticsearch データの新しいスナップショットを、ユーザーが指定したスナップショットリポジトリに作成します。 スナップショットリポジトリが移動元サーバーの設定されたアクティブなスナップショットの場所に存在しない場合、作成されます。次に、インポートを実行するため、すべてのインデックスデータを含むスナップショットリポジトリは移動先の Enterprise Vault インデックスサーバーにコピーされます。この操作の前に、すべての Elasticsearch インデックスボリュームをオフラインにマークして、新しいデータがこれらのインデックスボリュームに追加されることを防ぐことをお勧めします。
表: Export-EVIndexData パラメータ
パラメータ |
形式 |
説明 |
---|---|---|
-WhatIf |
SwitchParameter |
オブジェクトでアクションをシミュレートするようにコマンドに指示します。WhatIf スイッチを使用すると、差し迫っている変更を実行せずにプレビューできます。WhatIf を使用する場合、値を指定する必要はありません。 |
-Confirm |
SwitchParameter |
この cmdlet の実行時にデフォルトで表示される確認プロンプトを抑制します。確認プロンプトが表示されないようにするには、構文 -Confirm:$False を使用します。構文にはコロン ( : ) を含める必要があります。 |
-EVServerName |
文字列 |
スナップショットを取得する Enterprise Vault インデックスサーバーの名前。このパラメータを指定しない場合、Export-EVIndexData はコマンドを実行している Enterprise Vault インデックスサーバーのホスト名を使用します。Get-EVComputers コマンドを使用して Enterprise Vault インデックスサーバー名を取得できます。 |
-RepositoryName |
文字列 |
新しいインデックススナップショットを作成するスナップショットリポジトリの名前。このリポジトリは、別のサーバーにインデックスデータをインポートするために使用されます。 |
-SiteId |
文字列 |
そのサイト内にある Enterprise Vault インデックスサーバーすべての Elasticsearch インデックスデータをエクスポートする Enterprise Vault サイトの ID。このパラメータを省略すると、Export-EVIndexData は、EVServerName パラメータに指定されている Enterprise Vault インデックスサーバーから SiteId を取得します。このパラメータも指定されていない場合は、コマンドを実行している Enterprise Vault インデックスサーバーの SiteId が使用されます。 |
Symantec.EnterpriseVault.Admin.EVIndexSnapshot
このコマンドは、次のプロパティで構成された Symantec.EnterpriseVault.Admin.EVIndexSnapshot 形式のオブジェクトを返します。
表: Export-EVIndexData の出力
名前 |
形式 |
説明 |
---|---|---|
SiteId |
文字列 |
インデックススナップショットの場所が設定されている Enterprise Vault サイトの ID。 |
SiteNameOrId |
文字列 |
インデックススナップショットの場所が設定されている Enterprise Vault サイトの名前または ID。 |
SnapshotServerName |
文字列 |
インデックススナップショットが作成されている Enterprise Vault インデックスサーバーの名前。 |
RepositoryName |
文字列 |
インデックススナップショットが作成されているインデックススナップショットリポジトリの名前。 |
RepositoryFullPath |
文字列 |
インデックススナップショットが作成されているパス。 |
SnapshotName |
文字列 |
インデックススナップショットの名前。 |
Version |
文字列 |
インデックススナップショットの作成に使用されている Elasticsearch バージョン。 |
SnapshotState |
Enterprise Vault. Admin. Snapshot States |
インデックススナップショットの状態を示します。 |
CreatedDate |
整数 |
インデックススナップショットが作成された日付。 |
FailureReason |
文字列 |
「SnapshotState」にエラーがある場合に、エラーの原因が示されます。 |
Export-EVIndexData -RepositoryName MysnapshotRepository
ローカル Enterprise Vault サーバー上の Elasticsearch インデックスデータすべてのスナップショットをスナップショットリポジトリ MysnapshotRepository に作成します。MysnapshotRepository リポジトリが存在しない場合は作成します。
Export-EVIndexData -RepositoryName MySnapshotRepository -EVServername myserveralias.domain.com
このコマンドは、Enterprise Vault インデックスサーバー myserveralias.domain.com 上の Elasticsearch インデックスデータすべてのスナップショットを、登録したスナップショットの場所にあるスナップショットリポジトリ MySnapshotRepository に作成します。
Export-EVIndexData -RepositoryName MySnapshotRepository -SiteId 1EAAA1FC6701FFE418634C02A2B6E33D21d10000myEVAlias
このコマンドは、サイト ID 1EAAA1FC6701FFE418634C02A2B6E33D21d10000myEVAlias に属する Enterprise Vault インデックスサーバーすべてのスナップショットを作成します。各スナップショットは、それぞれの Enterprise Vault インデックスサーバーの登録したスナップショットの場所にあるスナップショットリポジトリ MySnapshotRepository に作成されます。リポジトリが存在しない場合は作成されます。
Export-EVIndexData の例を表示するには、get-help Export-EVIndexData -examples と入力します。
Export-EVIndexData の詳細を表示するには、get-help Export-EVIndexData -detailed と入力します。
Export-EVIndexData の技術情報の詳細を表示するには、get-help Export-EVIndexData -full と入力します。
Import-EVIndexDataを参照してください。