Enterprise Vault™ PowerShell Cmdlets
- Enterprise Vault PowerShell cmdlet の概要
- アーカイブ: Exchange
- アーカイブ: FSA
- アーカイブ: Skype for Business
- アーカイブ: SMTP
- バックアップ
- 分類
- データベース
- IMAP アクセス
- インデックス
- レコード管理
- 保持計画
- 役割ベースの管理
- サイトおよびサーバー
- タスクおよびサービス
- ボルトストアおよびアーカイブ
New-EVMDSBuildTask
New-EVMDSBuildTask は、アーカイブのメタデータストアを構築 (または再構築) するインデックスタスクを作成します。cmdlet は、インデックスの管理権限を持つユーザーが実行する必要があります。
New-EVMDSBuildTask は、Veritas.EnterpriseVault.PowerShell.Snapin.dll
スナップインから利用できます。
New-EVMDSBuildTask [-ArchiveId] <String> -Mode <MDSBuildTaskMode> [-VerifyIndex [<MDSBuildTaskVerifyIndex>]] [-Force [<SwitchParameter>]] [-WhatIf [<SwitchParameter>]] [<CommonParameters>]
表: New-EVMDSBuildTask パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-ArchiveId (必須) | Enterprise Vault アーカイブを識別します。 |
-Mode (必須) | Build, Rebuild. Build を使用して、アーカイブの新しいメタデータストアを作成するか、既存のメタデータストアを補足します。 Rebuild を使用して、アーカイブのメタデータストア全体を再作成し、既存データを上書きします。 |
-VerifyIndex | Default, Verify, NoVerify. 場合によっては、メタデータストア構築タスクは、メタデータストアが完了していることを確認するためインデックス確認タスクをトリガすることがあります。 このパラメータは、この動作を有効または無効にして、デフォルトを上書きするのに使用できます。 |
-Force | 確認を求められずにメタデータストア構築タスクを作成します。 |
-WhatIf | 実際に cmdlet を実行せずに cmdlet を実行した場合の現象を説明します。 |
New-EVMDSBuildTask -Mode Build -ArchiveId 14B...EVSERVER.LOCAL
指定されたアーカイブのメタデータストアを構築するインデックス付けタスクを作成します。このアーカイブにすでにメタデータストアがある場合は、可能であれば不足しているアイテムが追加されますが、既存のデータは再作成されません。
New-EVMDSBuildTask -Mode Rebuild -ArchiveId 14B...EVSERVER.LOCAL
指定されているアーカイブのメタデータストアを再構築するインデックス付けタスクを作成します。アーカイブのメタデータストアにある既存のデータが上書きされます。
New-EVMDSBuildTask -Mode Build -VerifyIndex NoVerify -ArchiveId 14B...EVSERVER.LOCAL
指定されているアーカイブのメタデータストアを構築するインデックス付けタスクを作成しますが、タスクでアーカイブのインデックスの確認をトリガすることはできません。
Import-Csv c:\archives.csv | New-EVMDSBuildTask -Mode Build
アーカイブの一覧を CSV ファイルから読み取り、各アーカイブに対しメタデータストア構築タスクを作成します。CSV ファイルのいずれかの列が「ArchiveId」である必要があります。
Get-Content c:\archives.txt | New-EVMDSBuildTask -Mode Build
アーカイブ ID の一覧をテキストファイルから読み取り(行ごとに 1 つ)、各アーカイブに対しメタデータストア構築タスクを作成します。
New-EVMDSBuildTask -Force -Mode Build -ArchiveId 14B...EVSERVER.LOCAL
-Force パラメータを使って確認プロンプトが表示されないようにします。
New-EVMDSBuildTask -WhatIf -Mode Build -ArchiveId 14B...EVSERVER.LOCAL
-WhatIf パラメータを使用して、タスクを実際に作成せずに、cmdlet によって作成されるメタデータストア構築タスクを表示します。
NewMDSBuildTaskResult
表: New-EVMDSBuildTask プロパティ は、利用可能なプロパティを一覧表示します。
表: New-EVMDSBuildTask プロパティ
名前 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
ArchiveId | 文字列 | タスクが作成されたアーカイブの ArchiveId。 |
ArchiveName | 文字列 | タスクが作成されたアーカイブの名前。 |
Mode | MDSBuildTaskMode | アーカイブの構築時に使用されているモード。 設定可能な値: "Build"、"Rebuild" |
VerifyIndex | MDSBuildTaskVerifyIndex | メタデータストアが完了していることを確認するためにインデックス確認タスクが作成されるかどうかを示します。 設定可能な値: "Default"、"Verify"、"NoVerify" |
Get-EVMDSStatusを参照してください。