Enterprise Vault™ PowerShell Cmdlets
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New-EVExchangeMailboxPolicy
New-EVExchangeMailboxPolicy は、新しい Exchange メールボックスポリシーを作成します。
New-EVExchangeMailboxPolicy は、Veritas.EnterpriseVault.PowerShell.AdminAPI.dll
スナップインから利用できます。
列挙値を使用するパラメータもあります。Exchange メールボックスポリシーの列挙値について詳しくは、get-help about_ExchMbxPolicyEnumerations と入力してください。
New-EVExchangeMailboxPolicy -Name <String> [-ArchivingStrategy <ArchivingStrategyEnum>] [-LockArchivingStrategy <Boolean>] [-ArchiveItemsOlderThan <Integer>] [-ArchiveItemsOlderThanUnits <AgeUnitsEnum>] [-PercentageOfQuota <Integer>] [-MinimumArchiveAge <Integer>] [-MinimumArchiveAgeUnits <AgeUnitsEnum>] [-SizePriority <Boolean>] [-MinimumItemSizeKB <Integer>] [-ArchiveMsgsWithAttachmentsOnly <Boolean>] [-ShortcutInactivityPeriod <Integer>] [-ShortcutInactivityUnits <AgeUnitsEnum>] [-DeleteAfterArchive <Boolean>] [-LockDeleteAfterArchive <Boolean>] [-CreateShortcutAfterArchive <Boolean>] [-LockCreateShortcutAfterArchive <Boolean>] [-ArchiveUnreadItems <Boolean>] [-LockArchiveUnreadItems <Boolean>] [-OverallLock <Boolean>] [-IncludeRecipientInformation <Boolean>] [-ContentOfShortcutBody <ShortcutBodyContent Enum>] [-IncludeBanner <Boolean>] [-IncludeLinkToArchivedItem <Boolean>] [-MessageCharsToInclude <Integer>] [-DisplayAttachmentsAs <AttachmentsDisplay Enum>] [-IndexLevel <IndexingLevelEnum>] [-IndexPreviewLength <Integer>] [-CreateAttachmentPreview <Boolean>] [-IsADefaultPolicy <Boolean>] [-Description <String>] [-SiteId <String>] [-EntryId <String>] [<CommonParameters>]
表: New-EVExchangeMailboxPolicy パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-Name (必須) | 作成する Exchange メールボックスポリシーの名前。名前は一意である必要があり、最大 40 個の英数字記号とスペース文字を含めることができます。 |
-ArchivingStrategy | Exchange メールボックスポリシーのアーカイブ戦略。設定可能な列挙値は次のとおりです。
|
-LockArchivingStrategy | Outlook でユーザーがこのポリシーのアーカイブ戦略を変更できないようにするかどうか。デフォルトは $true です。 |
-ArchiveItemsOlderThan | Exchange メールボックスタスクで、指定した期間に修正されなかったアイテムをアーカイブします。 |
-ArchiveItemsOlderThanUnits | ArchiveItemsOlderThan で使用する時間の単位。設定可能な列挙値は次のとおりです。
|
-PercentageOfQuota | アーカイブ戦略に基づいたクォータを実装する場合に、各ユーザーの Exchange メールボックスで確保するストレージ空き容量の割合を指定します。Exchange メールボックスタスクで、各メールボックスのストレージ空き容量が指定した割合に達するまで、アイテムをアーカイブします。 デフォルト値は 10 です。 |
-MinimumArchiveAge | アーカイブするアイテムの最小経過期間。 デフォルト値は 2 です。 |
-MinimumArchiveAgeUnits | MinimumArchiveAge で使用する時間の単位。設定可能な列挙値は次のとおりです。
|
-SizePriority | Exchange メールボックスタスクで、MinimumItemSizeKB より大きいアイテムを優先するかどうか。デフォルトは $false です。 |
-MinimumItemSizeKB | Exchange メールボックスタスクで、このサイズ (KB) より大きいアイテムを優先します。デフォルトのサイズは 10240 です。 |
-ArchiveMsgsWithAttachmentsOnly | 添付ファイルが存在する場合にのみメールボックスのアイテムをアーカイブするかどうか。デフォルトは $false です。 |
-ShortcutInactivityPeriod | 指定した期間を経過したショートカットを削除します。デフォルト値は 0 です。 |
-ShortcutInactivityUnits | ShortcutInactivityPeriod で使用する時間の単位。設定可能な列挙値は次のとおりです。
|
-DeleteAfterArchive | アーカイブにアイテムが正常に格納されたら、Enterprise Vault でメールボックスからそのアイテムを削除するかどうか。デフォルトは $true です。 |
-LockDeleteAfterArchive | 個人用設定でユーザーが DeleteAfterArchive の設定を変更できないようにするかどうか。デフォルトは $true です。 |
-CreateShortcutAfterArchive | Enterprise Vault で、新しくアーカイブされたアイテムのショートカットを作成するかどうか。デフォルトは $true です。 |
-LockCreateShortcutAfterArchive | 個人用設定でユーザーが CreateShortcutAfterArchive の設定を変更できないようにするかどうか。デフォルトは $true です。 |
-ArchiveUnreadItems | Enterprise Vault で、読み込まれていないアイテムをアーカイブするかどうか。 |
-LockArchiveUnreadItems | 個人用設定でユーザーが ArchiveUnreadItems の設定を変更できないようにするかどうか。デフォルトは $true です。 |
-OverallLock | ユーザーが DeleteAfterArchive、CreateShortcutAfterArchive、ArchiveUnreadItems、ArchivingStrategy の設定を変更できないようにします。 メールボックスのアーカイブにポリシーとアーカイブ先の設定を使用するようにユーザーに強制するには、$true (デフォルト) の値を指定します。 |
-IncludeRecipientInformation | ショートカットに、宛先と CC の受信者の詳細を含めるかどうか。通常、ショートカットには差出人と件名の情報が含まれます。デフォルトは $true です。 |
-ContentOfShortcutBody | ショートカットの本文として使う内容。設定可能な列挙値は次のとおりです。
デフォルト値は Customize です。 |
-IncludeBanner | ショートカットをカスタマイズする場合は、上部にある色付きのバナーをショートカットに含めるかどうかを指定します。 |
-IncludeLinkToArchivedItem | ショートカットをカスタマイズする場合は、ショートカットにアーカイブ済みアイテムのリンクを含めるように選択しているかどうか。デフォルトは $false です。 |
MessageCharsToInclude | ショートカットをカスタマイズする場合は、ショートカットに含めるメッセージの本文部分の文字数を指定します。デフォルトは 1000 です。 |
-DisplayAttachmentsAs | ショートカットをカスタマイズする場合は、Enterprise Vault でショートカットに含める添付ファイル一覧の種類。設定可能な列挙値は次のとおりです。
デフォルト値は None です。 |
-IndexLevel | アーカイブのインデックスに割り当てるインデックスレベル。設定可能な列挙値は次のとおりです。
デフォルト値は Full です。 |
-IndexPreviewLength | Enterprise Vault が検索結果に表示する各アイテムのテキスト量。 デフォルト値は 128 です。 |
-CreateAttachmentPreview | Enterprise Vault で、添付ファイルの内容のプレビューを作成するかどうか。このプレビューは、このリリースの Enterprise Vault では表示できません。デフォルトは $false です。 |
-IsADefaultPolicy | ポリシーがデフォルトのポリシーであるかどうか。デフォルトは $false です。 |
-Description | Exchange メールボックスポリシーの説明。説明は、最大 127 個の英数字、スペース、または特殊文字を含めることができます。 |
-SiteId | ポリシーが設定されている Enterprise Vault サイトのディレクトリエントリ ID。 |
-EntryId | ポリシーのディレクトリエントリ ID。 |
New-EVExchangeMailboxPolicy -Name "Test Policy" -Description "Test policy created using PowerShell"
「Test Policy created using PowerShell」という説明を加えて、Test Policy という新しい Exchange メールボックスポリシーを作成します。
New-EVExchangeMailboxPolicy -Name "Test Policy" -ArchivingStrategy BASEDONAGE -ArchiveItemsOlderThan 3 -ArchiveItemsOlderThanUnits YEARS
「Test Policy」という新しい Exchange メールボックスポリシーを作成します。アーカイブは経過期間に基づいて実行されます。Enterprise Vault は、3 年以上経過したアイテムをアーカイブします。
なし。
Get-EVExchangeMailboxPolicyを参照してください。
Remove-EVExchangeMailboxPolicyを参照してください。
Set-EVExchangeMailboxPolicyを参照してください。