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Enterprise Vault™ PowerShell Cmdlets

Last Published: 2024-03-04

Product(s): Enterprise Vault (15.0)

Set-EVSMTPPolicy

Set-EVSMTPPolicy は、既存の SMTP ポリシーのプロパティを設定または更新します。 -SiteID パラメータを使ってサイト ID を指定しない場合で、Set-EVSMTPPolicy がサイトを判別できない場合、サイト ID を入力するよう求められます。 X-Header を指定すると、Set-EVSMTPPolicy によってポリシー内の既存の X-Header が上書きされます。

Set-EVSMTPPolicy は、スナップイン Symantec.EnterpriseVault.PowerShell.AdminAPI.dll によって提供されます。

構文

Set-EVSMTPPolicy [-SiteId] <String> [-Name] <String> [-Description <String>] [-XHeaders <Symantec.EnterpriseVault.Admin.SMTPXHeaders>] [<CommonParameters>]

パラメータ

表: Set-EVSMTPPolicy パラメータ

パラメータ	説明
-SiteId (必須)	SMTP ポリシーが属しているサイトの ID。
-Name (必須)	更新する SMTP ポリシーの名前。
-Description	SMTP ポリシーの新しい説明。
-XHeaders	SMTP ポリシーに追加する新しい X-Header の一覧。 Set-EVSMTPPolicy は、既存の X-Header を自動的に削除し、それらを新しい一覧で置換します。 X-Header の一覧の管理について詳しくは、PowerShell プロンプトで get-help about_SMTPXHeaders と入力してください。

例

Set-EVSMTPPolicy -SiteId '13E...example.com' -Name 'SMTP policy' -Description 'SMTP journal archiving policy'
「SMTP policy」という SMTP ポリシーの説明を更新します。既存の X-Header は変更されません。
次のコマンドシーケンスを使って「SMTP policy」という SMTP ポリシーの X-Header リストを更新できます。
- $xh = New-Object Symantec.EnterpriseVault.Admin.SMTPXHeader 'x-Encoding'
  X-Header 名が「x-Encoding」で他のすべてのプロパティがデフォルトの新しい X-Header オブジェクトを作成します: Type は 0 (文字列)、Searchable は 0 (検索可能でない)、Retrievable は 0 (取り込み可能でない)。
- Set-EVSMTPPolicy -SiteId '13E...example.com' -Name 'SMTP policy' -XHeaders $xh
  ポリシー「SMTP policy」の X-Header を前のコマンドで指定した内容で置き換えます。

出力

Set-EVSMTPPolicy は出力を返しません。