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Veritas NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

Last Published: 2017-11-15

Product(s): NetBackup (8.1)

UNIX マスターサーバーの BPDBJOBS_COLDEFS オプション

bpdbjobs プロセスの出力をカスタマイズするには BPDBJOBS_COLDEFS エントリを使います。出力に含めるすべての列に BPDBJOBS_COLDEFS オプションを追加します。

BPDBJOBS_COLDEFS エントリを bp.conf ファイルに追加することによって、bpdbjobs プロセスの出力をカスタマイズします。

表: BPDBJOBS_COLDEFS の情報

使用方法	説明
使用する場所	UNIX NetBackup マスターサーバー上。
使用方法	/usr/openv/netbackup/bp.conf ファイルに BPDBJOBS_COLDEFS を追加します。次の形式を使ってすべての列にエントリを追加し、出力に含めます。 BPDBJOBS_COLDEFS = COLDEFS_ENTRY [minimum_size [true \| false]] 次の変数が定義されています。 COLDEFS_ENTRY は、出力に含める列の名前です。 minimum_size は、列の最小の幅です。指定しない場合、デフォルトの幅は 5 です。 true を指定すると、必要に応じて列が拡張されます。指定しない場合、デフォルトは true です。 false を指定すると、minimum_size 以内で列が拡張されます。
例	エントリの順序によって、列ヘッダーが表示される順序が決定されます。 BPDBJOBS_COLDEFS = JOBID 5 true BPDBJOBS_COLDEFS = TYPE 4 true BPDBJOBS_COLDEFS = STATE 5 true BPDBJOBS_COLDEFS = STATUS 6 true BPDBJOBS_COLDEFS = POLICY 6 true BPDBJOBS_COLDEFS = SCHEDULE 8 true BPDBJOBS_COLDEFS = CLIENT 6 true BPDBJOBS_COLDEFS = DSTMEDIA_SERVER 12 true BPDBJOBS_COLDEFS = ACTPID 10 true bp.conf ファイルに BPDBJOBS_COLDEFS エントリがある場合は、次のような影響があります。 BPDBJOBS_COLDEFS オプションを 1 つでも追加すると、すべてのデフォルトの列は無効になります。ローカルシステムのすべてのユーザーに対して、bp.conf ファイルに指定された列だけが表示されます。
同等の管理コンソールのプロパティ	NetBackup 管理コンソールのホストプロパティには、このエントリに相当するエントリは存在しません。

表: COLDEFS エントリは、使用可能な COLDEFS エントリと各エントリによって作成される列を示します。

表: COLDEFS エントリ

COLDEFS エントリ	列名
ACTIVEELAPSED	動作経過 (Active Elapsed)(経過した動作時間)
ACTPID	有効な PID (Active PID) (ジョブの PID)
ATTEMPT	試行 (Attempt)
BACKUPTYPE	バックアップ形式 (Backup Type)
CLIENT	クライアント (Client)
COMPLETION	完了 (Completion)(完了した割合)
COMPRESSION	圧縮 (Compression) (［はい (yes)］または［いいえ (no)］)
DEDUPRATIO	重複排除率 (Dedup) (bpdbjobs コマンドの出力に重複排除率を示します)
DSTMEDIA_SERVER	宛先メディアサーバー (Dest Media Svr)(書き込み先のメディアサーバー)
DSTMEDIAID	宛先メディアID (Dest Media ID)(書き込み先のメディア ID)
DSTSTORAGE_UNIT	宛先ストレージユニット (Dest StUnit)(書き込み先のストレージユニット)
ELAPSED	経過時間 (Elapsed)(経過時間)
ENDED	終了 (Ended)
ESTFILE	推定ファイル (Est File)(推定ファイル数)
ESTKB	推定 KB (Est KB)(推定 KB 数)
FILES	ファイル (Files)
GROUP	グループ (Group)
JOBID	ジョブ ID (JobID)
KBPERSEC	KB/秒 (KB Per Sec)
KILOBYTES	KB (Kilobytes)
LASTBACKUP	最終バックアップ (Last Backup) (日時)
MAINPID	メイン PID (Main PID) (存在する場合、ジョブを生成する PID)
NUMTAPESEJECT	取り出すメディア (Media to Eject)(取り出すテープ数。Vault のみ)
OPERATION	操作 (Operation)(現在の操作)
OWNER	所有者 (Owner)
PATHNAME	パス名 (Pathname)
PARENTJOBID	親ジョブ ID (Parent JobID)
POLICY	ポリシー (Policy)
POLICYTYPE	ポリシー形式 (Policy Type)
PRIORITY	優先度 (Priority)
PROFILE	プロファイル (Profile)(Vault のみ)
RETENTION	保持 (Retention) (保持期間)
RESUMABLE	再開可能 (Resumable)
ROBOT	ロボット (Robot)(Vault のみ)
RQSTPID	要求 PID (Request PID) (存在する場合、ジョブを要求する PID)
SCHEDULE	スケジュール (Schedule)
SCHEDULETYPE	スケジュール形式 (Schedule Type)
SESSIONID	セッション ID (Session ID)(Vault のみ)
SRCMEDIA_SERVER	ソースメディアサーバー (Src Media Svr)
SRCMEDIAID	ソースメディア ID (Src Media ID)
SRCSTORAGE_UNIT	ソースストレージユニット (Src StUnit)
STARTED	開始 (Started)
STATE	状態 (State)
STATUS	状態 (Status)
STREAMNUMBER	ストリーム番号 (Stream Number)
SUSPENDABLE	一時停止可能 (Suspendable)
TYPE	形式 (Type)(ジョブ形式)
VAULT	Vault(Vault のみ)