NetBackup™ Web UI 管理者ガイド
- NetBackup の概要
- 第 I 部 監視と通知
- 第 II 部 ホストの構成
- 第 III 部 ストレージの構成
- 第 IV 部 バックアップの構成
- 第 V 部 セキュリティの管理
- セキュリティイベントと監査ログ
- セキュリティ証明書の管理
- ホストマッピングの管理
- ユーザーセッションの管理
- プライマリサーバーのセキュリティ設定の管理
- アクセスキー、API キー、アクセスコードの使用
- 認証オプションの設定
- 役割ベースのアクセス制御の管理
- 第 VI 部 検出とレポート
- 第 VII 部 NetBackup 作業負荷と NetBackup Flex Scale
- 第 VIII 部 ディザスタリカバリとトラブルシューティング
自動検出用のプロキシ構成
NetBackup SaaS Protection の SaaS アプリケーションを検出するには、プライマリサーバーを NetBackup SaaS Protection サーバーに接続する必要があります。プライマリサーバーからの直接的なインターネットトラフィックはオープンになっている必要があります。そうしないと、検出は失敗します。NetBackup SaaS Protection の資産の検出を許可するには、トラフィックを再ルーティングするようプロキシサーバーを構成します。検出プラグインは、プロキシサーバーの種類として HTTP と SOCKS をサポートします。
bpsetconfig ユーティリティを使用してプライマリサーバーのプロキシ設定を行うには
- プライマリサーバーでコマンドプロンプトを開きます。
- ディレクトリを次のパスに変更します。
Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\bin\ admincmd
Linux の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/
- bpsetconfig コマンドを実行し、次のプロキシの詳細を指定します。
bpsetconfig> SAAS_PROXY_HOST = X.X.X.X
bpsetconfig> SAAS_PROXY_PORT = 3128
bpsetconfig> SAAS_PROXY_TYPE = HTTP
bpsetconfig> SAAS_PROXY_TUNELLING = 1
プロキシの構成キーは次のとおりです。
表: プロキシの構成キー
|
プロキシの構成キー |
サポートされる値 |
|---|---|
|
SAAS_PROXY_TYPE |
HTTP、SOCKS、SOCKS4、SOCKS4A、SOCKS5 |
|
SAAS_PROXY_HOST |
プロキシホストの IP アドレスまたは FQDN |
|
SAAS_PROXY_TUNNELING |
0 または 1 |
|
SAAS_PROXY_PORT |
任意の有効なポート (1 から 65535)。デフォルトのポートは 3128 です。 |