Veritas NetBackup™ クラウド管理者ガイド
- NetBackup Cloud Storage について
- クラウドストレージについて
- Amazon S3 クラウドストレージの API 形式について
- 長期保持のための Amazon のデータの保護について
- Amazon のクラウド階層化を使用したデータの保護
- NetBackup での Amazon IAM ロールの使用について
- Amazon Snowball および Amazon Snowball Edge を使用したデータの保護
- Microsoft Azure クラウドストレージ API 形式について
- OpenStack Swift クラウドストレージの API 形式について
- NetBackup のクラウドストレージの構成
- [拡張性のあるストレージ (Scalable Storage)]プロパティ
- [クラウドストレージ (Cloud Storage)]プロパティ
- NetBackup CloudStore Service Container について
- クラウドストレージの NetBackup メディアサーバーについて
- クラウドストレージのストレージサーバーの構成
- NetBackup クラウドストレージサーバーのプロパティ
- クラウドストレージ用のストレージユニットの構成
- クラウドストレージディスクプールプロパティの変更
- 監視とレポート
- 操作上の注意事項
- トラブルシューティング
- 統合ログについて
- レガシーログについて
- クラウドストレージの構成上の問題のトラブルシューティング
- クラウドストレージの操作上の問題のトラブルシューティング
vxlogview を使用した統合ログの表示の例
次の例は、vxlogview コマンドを使って統合ログを表示する方法を示します。
表: vxlogview コマンドの使用例
項目 |
例 |
---|---|
ログメッセージの全属性の表示 |
vxlogview -p 51216 -d all |
ログメッセージの特定の属性の表示 |
NetBackup (51216)のログメッセージの日付、時間、メッセージの種類およびメッセージテキストだけを表示します。 vxlogview --prodid 51216 --display D,T,m,x |
最新のログメッセージの表示 |
オリジネータ 116 (nbpem) によって 20 分以内に作成されたログメッセージを表示します。-o 116 の代わりに、-o nbpem を指定することもできます。 # vxlogview -o 116 -t 00:20:00 |
特定の期間からのログメッセージの表示 |
指定した期間内に nbpem で作成されたログメッセージを表示します。 # vxlogview -o nbpem -b "05/03/15 06:51:48 AM" -e "05/03/15 06:52:48 AM" |
より速い結果の表示 |
プロセスのオリジネータを指定するのに -i オプションを使うことができます。 # vxlogview -i nbpem vxlogview -i オプションは、指定したプロセス (nbpem) が作成するログファイルのみを検索します。検索するログファイルを制限することで、vxlogview の結果が速く戻されます。一方、vxlogview -o オプションでは、指定したプロセスによって記録されたメッセージのすべての統合ログファイルが検索されます。 メモ: サービスではないプロセスに -i オプションを使用すると、vxlogview によってメッセージ[ログファイルが見つかりません。(No log files found)]が戻されます。サービスではないプロセスには、ファイル名にオリジネータ ID がありません。この場合、-i オプションの代わりに -o オプションを使用します。 -i オプションはライブラリ (137、156、309 など) を含むそのプロセスの一部であるすべての OID のエントリを表示します。 |
ジョブ ID の検索 |
# vxlogview -i nbpem | grep "jobid=job_ID" jobid=という検索キーは、スペースを含めず、すべて小文字で入力します。 ジョブ ID の検索には、任意の vxlogview コマンドオプションを指定できます。この例では、-i オプションを使用してプロセスの名前 (nbpem) を指定しています。このコマンドはジョブ ID を含むログエントリのみを返します。jobid=job_ID を明示的に含まないジョブの関連エントリは欠落します。 |