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Veritas NetBackup™ for Hyper-V 管理者ガイド
Last Published:
2020-05-15
Product(s):
NetBackup (8.1.1)
- 概要
- 注意事項および前提条件
- Hyper-V による NetBackup 通信の設定
- Hyper-V 用 NetBackup ポリシーの設定
- [Hper-V]タブのバックアップオプション
- Hyper-V - 高度な属性
- Hyper-V 仮想マシンの参照
- Hyper-V インテリジェントポリシーの設定
- NetBackup Hyper-V for SCVMM
- Windows Server フェールオーバークラスタのサポート
- Hyper-V のバックアップとリストア
- 仮想マシン上の共有場所への個々のファイルのリストア
- アクセラレータを使用した Hyper-V のバックアップ
- 推奨する実施例および詳細情報
- トラブルシューティング
- NetBackup for Hyper-V のログとその作成方法
- ポリシーの作成中のエラー
- Hyper-V に関連する NetBackup の状態コード
- 付録 A. VSS バックアップ方式: Hyper-V のオンラインおよびオフラインバックアップ
- 付録 B. Hyper-V パススルーディスク
- 付録 C. Hyper-V 仮想マシンをバックアップおよびリストアするための NetBackup コマンド
- Hyper-V に VM をリストアするための nbrestorevm の例
VM が CSV で作成され、CSV が宛先ドライブでの再解析ポイントである場合は、Hyper-V リストアが失敗する場合があります。
Windows Server 2008 と 2008 R2 の場合: 次の場合、NetBackup は代替場所への Hyper-V VM のリストアの試行を遮断します。
VM が Hyper-V クラスタ共有ボリューム(CSV)上で作成された場合
CSV が Hyper-V サーバーのローカルドライブ上の再解析ポイントとしてマウントされている場合
ローカルドライブ上の再解析ポイントがリストアの宛先として指定されている場合
VM がローカルの宛先ドライブの空き領域よりも大きい場合。
次に例を示します。
CSV がローカルドライブ C(C:\ClusterStorage\Volume2)上の再解析ポイントであるとします。 この再解析ポイントがリストアの宛先として指定されていると仮定します。
CSV には 50 GB の空き領域がありますが、C:\ ドライブには 10 GB の空き領域しかないとします。
リストアする VM のサイズは 30 GB です。
この場合、NetBackup は Hyper-V C:\ ドライブの 10 GB の空き領域を識別します。 CSV の 50 GB の空き領域は識別しません。 NetBackup によるリカバリ前チェックが失敗し、リストアジョブが開始されません。 NetBackup の[マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)]ダイアログボックスに、次のメッセージが表示されます。
Data may not be restored successfully - there is not enough space available in the destination directory.
Windows 2008 R2 以前の Hyper-V サーバー上の VM の場合は、次の手順を実行します。リストア場所として、少なくとも VM のサイズと同じ空き領域を持つ Hyper-V サーバー上のドライブを選択します。