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Enterprise Vault™ Exchange Server アーカイブの設定
Last Published:
2024-03-04
Product(s):
Enterprise Vault (15.0)
- このマニュアルについて
- Exchange Server フォームの配布
- メールボックスからのアーカイブの設定
- Enterprise Vault メールボックスアーカイブ設定前の注意事項
- Exchange Server メールボックスのアーカイブポリシーの定義
- Exchange Server アーカイブ設定時のメールボックスポリシー設定
- Exchange Server アーカイブ設定時のメールボックスポリシー設定
- Exchange Server アーカイブのデスクトップポリシーの定義
- Exchange サーバーアーカイブのデスクトップポリシー設定
- Exchange Server アーカイブ対象の追加
- Exchange Server アーカイブでのカスタマイズされたショートカットの使用
- Exchange Server アーカイブの自動メッセージの編集について
- メールボックスの Exchange Server アーカイブの有効化
- ユーザーのデスクトップの設定
- ボルトキャッシュと仮想ボルトの設定
- ボルトキャッシュの同期
- ボルトキャッシュの詳細設定
- 仮想ボルトの詳細設定
- パブリックフォルダのアーカイブ設定
- パブリックフォルダポリシー設定について
- Exchange パブリックフォルダポリシー設定
- Exchange パブリックフォルダポリシー設定
- パブリックフォルダのアーカイブ対象の追加
- ジャーナルメッセージのアーカイブの設定
- エンベロープジャーナリング
- Exchange Server 2013 以降用の Enterprise Vault Office Mail App の設定
- Enterprise Vault について Office Mail App
- Enterprise Vault Office Mail App の配備
- Enterprise Vault Office Mail App のトラブルシューティング
- Outlook RPC over HTTP クライアントから Enterprise Vault へのアクセスの設定
- OWA および Outlook への外部アクセスのためのファイアウォールソフトウェアの使用
- フィルタ処理の設定
- フィルタについて
- ジャーナルの選択の設定
- ジャーナルのグループ化の設定
- カスタムフィルタの設定
- カスタムフィルタルールセットの概要
- デフォルトのカスタムフィルタの動作の制御について
- カスタムフィルタのルールセットファイルの一般的な形式について
- カスタムフィルタのルール処理について
- カスタムフィルタのメッセージ属性フィルタについて
- Custom Properties.xml の一般的な形式について
- 内容のカテゴリについて
- サードパーティのアプリケーションでのカスタムプロパティの表示方法の定義
- カスタムプロパティの例
デフォルトの内容のカテゴリ設定の上書き
ルールでは、内容のカテゴリを割り当て、デフォルトの内容のカテゴリ設定の一部を上書きできます。たとえば、インデックス付けするすべてのカスタムプロパティ、保持カテゴリ、アーカイブ先を定義する内容のカテゴリが存在する場合、必要に応じて、異なるルールで内容のカテゴリを割り当て、アーカイブまたは保持カテゴリの値を上書きできます。
たとえば、Litigation という内容のカテゴリが Custom Properties.xml で次のように定義されているとします。
<CONTENTCATEGORY NAME="Litigation" RETENTIONCATEGORY="Litigation" ARCHIVEID="15165263832890493848568161647.server1.local"> <INDEXEDPROPERTIES RETRIEVE="Y"> <PROPERTY TAG="AUTHOR01"/> <PROPERTY TAG="CASESTATUS"/> </INDEXEDPROPERTIES> </CONTENTCATEGORY>
これはルールセットファイルで次のように参照できます。
<RULE NAME="Example rule1" ACTION="ARCHIVE_ITEM" CONTENTCATEGORY="Litigation"> <message attribute filters> </RULE> <RULE NAME="Example rule2" ACTION="ARCHIVE_ITEM" CONTENTCATEGORY="Litigation" ARCHIVEID="1516526383289049384890493848.server2.local"> <message attribute filters> </RULE>
この内容のカテゴリで定義された追加プロパティは、両方のルールでインデックス付けされます。2 つ目のルールでは同じ内容のカテゴリが使われていますが、このルールに一致するアイテムは異なるアーカイブに格納されます。
メモ:
既存の設定を変更する前に、各種類のアーカイブに対して設定されているデフォルトの動作を理解しておく必要があります。Custom Properties.xml
の内容のカテゴリの DEFAULT 属性と IGNORENODEFAULT レジストリ設定を確認してください。