Veritas Access 7.3 インストールガイド
- Veritas Access の概要
- Veritas Access のライセンス
- システム要件
- システム要件
- Linux の必要条件
- Linux の必要条件
- ネットワークとファイアウォールの要件
- Veritas Access をインストールする準備
- VMware ESXi での Veritas Access インストール用の仮想マシンの配備
- クラスタのインストールと設定
- 応答ファイルを使用した Veritas Access のインストールと設定の自動化
- クラスタのノードの表示と追加
- Veritas Access のアップグレード
- ローリングアップグレードを使用した Veritas Access のアップグレード
- Veritas Access のアンインストール
- 付録 A. インストールの参考情報
- 付録 B. 通信用のセキュアシェルの設定
Veritas Access の RDMA 上の LLT を設定する
Veritas Access のインストール中、クラスタノード上に InfiniBand NIC がある場合、InfiniBand NIC が除外されない限り、インストーラは RDMA 上の LLT を自動的に設定します。
ここでは、LLT で Veritas Access の RDMA 機能のサポートに必要なハードウェアと設定について説明します。RDMA 上の LLT を設定する詳細な手順は次のとおりです。
1.RDMA をサポートする NIC、ネットワークスイッチ、ケーブルを選択します。
表: RDMA 対応ハードウェア
ハードウェア | サポート対象の形式 | 参照 |
---|---|---|
ネットワークカード | Mellanox-based Host Channel Adapters (HCA) (VPI、ConnectX、ConnectX-2 および 3) | インストールについて詳しくは、ハードウェア製造元のマニュアルを参照してください。 |
ネットワークスイッチ | Mellanox、InfiniBand スイッチ イーサネットスイッチは、データセンターブリッジング (DCB) 対応である必要があります。 | インストールについて詳しくは、ハードウェア製造元のマニュアルを参照してください。 |
ケーブル | 銅ケーブル、光ケーブル、InfiniBand ケーブル | インストールについて詳しくは、ハードウェア製造元のマニュアルを参照してください。 |
2.最初の 2 つの非除外 InfiniBand NIC をプライベート NIC として接続します。
メモ:
クロスリンク接続は、RDMA 環境のプライベート NIC ではサポートされていません。
3.RDMA、InfiniBand ドライバ、ユーティリティの有効化に必要なパッケージは、基本オペレーティングシステムでインストールされるようにします。または、YUM リポジトリからインストールできます。
表: RDMA、InfiniBand、またはイーサネットネットワークに必要なドライバとユーティリティ
パッケージ | ドライバとユーティリティ |
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RDMA 操作に必要なデバイスドライバ |
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OpenSM 関連パッケージ |
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InfiniBand のトラブルシューティングとパフォーマンステスト |
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InfiniBand 操作に必要な libibverbs パッケージ |
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