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Veritas Access 7.3 インストールガイド
Last Published:
2017-09-18
Product(s):
Access (7.3)
- Veritas Access の概要
- Veritas Access のライセンス
- システム要件
- システム要件
- Linux の必要条件
- Linux の必要条件
- ネットワークとファイアウォールの要件
- Veritas Access をインストールする準備
- VMware ESXi での Veritas Access インストール用の仮想マシンの配備
- クラスタのインストールと設定
- 応答ファイルを使用した Veritas Access のインストールと設定の自動化
- クラスタのノードの表示と追加
- Veritas Access のアップグレード
- ローリングアップグレードを使用した Veritas Access のアップグレード
- Veritas Access のアンインストール
- 付録 A. インストールの参考情報
- 付録 B. 通信用のセキュアシェルの設定
アップグレードの前後にカスタマイズしたスクリプトを自動的に実行する
アップグレードの前後にカスタマイズしたスクリプトを自動的に実行するためにインターフェースが提供されています。自動的に実行する実行可能スクリプトを指定したフォルダに配置します。
アップグレードの前にスクリプトを実行する場合
- マスターノードでフォルダ
/var/tmp/prestop
を作成します。 - このフォルダにスクリプトをコピーします。
- スクリプトにエラーがある場合 (実行中のスクリプトの終了コードが 0 でない場合)、アップグレードを続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
CPI WARNING V-9-0-0 Prestop script /var/tmp/prestop/test.sh failed \ to be executed on test_02, the return code is 2. Do you want to continue? [y,n,q]
アップグレードの後にスクリプトを実行する場合
- マスターノードでフォルダ
/var/tmp/poststart
を作成します。 - このフォルダにスクリプトをコピーします。
- スクリプトにエラーがある場合 (実行中のスクリプトの終了コードが 0 でない場合)、次のような警告メッセージが表示されます。
CPI WARNING V-9-0-0 Poststart script /var/tmp/poststart/test.sh \ failed to be executed on test_02, the return code is 2.
スクリプトは他のノードにコピーされ、各ノード上で自動的に実行されます。
/var/tmp/prestop
または /var/tmp/poststart
フォルダに格納する実行可能スクリプトは 1 つだけにする必要があり、それ以外の場合は、アップグレードに失敗して、次のようなエラーメッセージが表示されます。
CPI ERROR V-9-0-0 Don't know how to execute prestop or poststart \ script, please check the scripts. Only 1 script is supported and it should be executable.
メモ:
Veritas Access はアップグレード中のノードの再起動をサポートしていないため、カスタマイズしたスクリプトでノードの再起動処理を指定していないことを確認します。