Enterprise Vault™ レポート
- 本書について
- Enterprise Vault Reporting の概要
- Enterprise Vault Reporting の実装の概要
- Enterprise Vault Reporting のインストール
- Enterprise Vault Reporting の設定
- FSA Reporting の設定
- FSA Reporting 用プロキシサーバーの準備
- レポートへのアクセス
- FSA Reporting の管理
- FSA Reporting 用データベースの保守
- Enterprise Vault Reporting のトラブルシューティング
- 付録 A. レポートの概要
- Enterprise Vault Reporting の処理レポート
- [アーカイブ済みアイテムのアクセス傾向]レポート
- FSA Reporting のデータ分析レポート
- Enterprise Vault Reporting の処理レポート
FSA Reporting の設定
FSA Reporting からファイルサーバーに関するレポートを入手するには、そのファイルサーバーに対して FSA Reporting を設定する必要があります。
メモ:
レポートにアクセスする前に、Enterprise Vault Reporting を実装するためのすべての手順も実行する必要があります。
Enterprise Vault Reporting の実装を参照してください。
表: ファイルサーバー用に FSA Reporting を設定する手順
手順 | 処理 | 説明 |
---|---|---|
手順 1 | ファイルサーバーがまだファイルシステムアーカイブの対象でない場合、ファイルシステムアーカイブ用にファイルサーバーを設定する準備をします。 | 詳しくは、『ファイルシステムのアーカイブの設定』の該当するセクションを参照してください。
|
手順 2 | Windows 以外のファイルサーバーの場合は、FSA Reporting 用プロキシサーバーの準備をします。 | FSA Reporting 用プロキシサーバーの準備を参照してください。 |
手順 3 | ファイルサーバーの FSA Reporting のデータコレクションを有効にします。 | 次のいずれかの操作を行います。
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手順 4 | 個々のボリュームについてデータを収集するかどうかを指定します。 | |
手順 5 | FSA Reporting のデフォルトのデータコレクション設定をまだ設定していない場合は、設定します。 | FSA レポートのデータコレクションのデフォルト設定を参照してください。 |
手順 6 | ファイルサーバーに FSA Reporting の一時ファイル用の領域が十分にあることを確認します。 | FSA Reporting の一時ファイルの格納場所の設定を参照してください。 |
手順 7 | Celerra/VNX デバイスの場合は、どのファイルが対象のプレースホルダなのかを検証するかどうか決定します。 | Enterprise Vault 以外のプログラムで Celerra/VNX ファイルのオフライン属性を設定した場合は、一部のレポートに示される Celerra/VNX の領域の節約情報が不正確になることがあります。この問題を避けるためには、プレースホルダであるファイルを検証する拡張スキャンを実行するように FSA Reporting を設定できます。 Dell EMC Celerra/VNX デバイスのプレースホルダの検証を参照してください。 |
手順 8 | FSA Reporting のデータスキャンがファイルサーバーで 1 回以上正常に完了するまで待ちます。その後、データ分析レポートにアクセスできることを確認します。 | FSA レポートの設定が正しく行われたことの確認を参照してください。 |