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NetBackup™ トラブルシューティングガイド

Last Published: 2022-05-05

Product(s): NetBackup (10.0)

信頼の追加または更新

問題

ソースマスターサーバーとターゲットマスターサーバー間の信頼の追加または更新に失敗しました。

原因

この問題は、次の原因で発生する場合があります。

原因 1: ターゲットマスターサーバーへのソースマスターサーバーの登録に失敗した。
原因 2: 信頼できるマスターサーバーデータベースおよび構成ファイルにターゲットマスターサーバーを TRUSTED_MASTER として追加することに失敗した。

原因 1 (ターゲットマスターサーバーへのソースマスターサーバーの外部証明書の登録に失敗した) の解決方法

Windows 証明書ストアの問題のトラブルシューティングを参照してください。

原因 2 (信頼できるマスターサーバーデータベースおよび構成ファイルにターゲットマスターサーバーを TRUSTED_MASTER として追加することに失敗した) の解決方法

エラーメッセージ (「終了状態 5630: リモートマスターサーバーのバージョンの取得に失敗しました。」) を確認します。
vnetd プロキシサービスが停止している場合、またはソースマスターサーバーで vnetd がプロキシへの接続に失敗した場合は、次の順序でログを確認します。
- リモートマスターサーバーの vnetd プロキシへの接続を確認します。
  リモートマスターサーバーの vnetd プロキシへの接続を確認するには、bptestbpcd -host remote_master_server_name コマンドを実行します。
- プロキシのログを確認します。
  Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\logs\nbpxyhelper\log_file
  Unix の場合: /usr/openv/logs/nbpxyhelper/log_file
エラーメッセージ (「終了状態 5616: ローカルマスターサーバーにアクセスできません。現在、信頼が単方向になっています。リモートマスターサーバーはローカルマスターサーバーを信頼していますが、ローカルマスターサーバーはリモートマスターサーバーを信頼していません。信頼を除去してください。」) を確認します。
ソースマスターサーバーで bprd プロキシサービスが停止している場合は、次の順序でログを確認します。
- bprd ログを確認します。
  Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\logs\bprd\log_file
  UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bprd/log_file
- プロキシのログを確認します。
  Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\logs\nbpxyhelper\log_file
  UNIX の場合: /usr/openv/logs/nbpxyhelper/log_file
- EMM データベースログを確認します。
  Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\logs\nbemm\log_file
  UNIX の場合: /usr/openv/logs/nbemm/log_file