NetBackup™ Web UI 管理者ガイド

カタログバックアップには次の前提条件があります。

• ディザスタリカバリパッケージのパスフレーズを設定します。

  ディザスタリカバリパッケージを参照してください。

  ディザスタリカバリパッケージを暗号化するパスフレーズの設定を参照してください。

  パスフレーズが設定されていない場合、カタログバックアップは失敗します。

• プライマリサーバーとメディアサーバーの両方が同じ NetBackup バージョンである必要があります。

  バージョン混在のサポートについて詳しくは、『NetBackup インストールガイド』を参照してください。

• カタログバックアップは CatalogBackup ボリュームプールのメディアにのみ書き込みます。ストレージデバイスを構成済みで、CatalogBackup ボリュームプールに利用可能なメディアが存在している必要があります。

• 特権のないユーザー (またはサービスユーザー) アカウントを使用するようにプライマリサーバーが構成されている場合は、次の要件があります。この種類のアカウントについて詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。

  • サービスユーザーアカウントには、DR (ディザスタリカバリ) パスに対する書き込みアクセス権限が必要です。

  • サービスアカウントのクレデンシャルを使用してカタログポリシーを構成します。(これは［ディザスタリカバリ (Disaster recovery)］タブで設定できます。)

  • DR パスへのアクセス権を持つアカウントであっても、別のユーザーアカウントを使うことはできません。NetBackup 管理者は、コンテキストを別のユーザーに切り替えることなく、サービスユーザーが任意のネットワーク共有に書き込みを行えることを確認する必要があります。

    Windows では、DR パスがネットワーク共有の場合、この要件は適用されません。