NetBackup™ Self Service インストールガイド
アップグレードの準備
アップグレードの準備にはいくつかの手順を実行する必要があります。
アップグレードを準備するには
- データベースのバックアップを作成します。
アップグレードを開始する前に、両方の Self Service データベースをバックアップする必要があります。データベースのデフォルト名は NetBackupSelfService と NetBackupSelfServiceNetBackupAdapter です。SQL Server Management Studio で次の手順を実行します。
NetBackupSelfService データベースの復旧モデルをメモします。
データベースの復旧モデルを[単純]に設定します。
データベースのバックアップを作成します。
NetBackupSelfServiceNetBackupAdapter データベースの復旧モデルをメモします。
データベースの復旧モデルを[単純 (Simple)]に設定します。
データベースのバックアップを作成します。
- ポータルをオフラインにします。
Veritas は、アップグレードの実行中はユーザーのログオンとアクティビティを防ぐことをお勧めします。ユーザーのログオンとアクティビティを防ぐ最も良い方法は、IIS (インターネットインフォメーションサービス) マネージャを使用してポータル Web サイトのアプリケーションプールを停止することです。
アプリケーションプールの停止中にユーザーが Web サイトに接続しようとすると、Web ブラウザに「HTTP Error 503. The service is unavailable」エラーが表示されます。
アップグレード中に他のアプリケーションプールは停止しないでください。接尾辞 PublicWebServiceAppPool を含むアプリケーションプールを停止すると、アップグレードは失敗します。パブリック Web サービスはアップグレードに使用されます。