NetBackup™ Self Service インストールガイド
構成のチェック
インストール後に、[構成のチェック (Configuration Check)]画面 ([管理 (Admin)]、[サポート (Support)]、[構成のチェック (Configuration Check)]の順に移動) を使用して、システムが正しく構成されていることを確認します。
[Windows サービス (Windows Service)]: Self Service データベースに接続されている Windows サービスの状態を表示します。各 Windows サービスは、5 分ごとにハートビート情報をデータベースに書き込みます。データベースが 7 分以内にハートビートを受信していない場合、サービスは赤で強調表示されます。
環境がアップグレードの場合は、[Windows サービスレコードのクリア (Clear Windows Service Records)]ハイパーリンクをクリックする必要がある場合があります。赤色のテキストで、[停止 (Stopped)]状態の以前のインストールへの参照が表示される場合があります。
1 つのデータベースに複数の Windows サービスを接続してシステムを構成できます。これは、冗長性を持たせるために便利な構成です。各 Windows サービスは、Windows サービステーブルに 3 つのレコードを書き込みます。たとえば 2 つの Windows サービスがある場合、6 つのレコードが表示されます。
[ユーザー定義のタスクプラグイン (Custom Task Plugins)]: タスクエンジンに接続されているユーザー定義のタスクを表示します。テーブルには NetBackup Self Service タスク用の行が 1 つあります。タスクの状態は[ロード済み (Loaded)]です。
[データベース (Database)]: データベースのバージョンとデータベースの最新の変更を表示します。これらのフィールドは、サポートシナリオで役立ちます。
[Web サーバー (Web server)]: 重要なフィールドは[Web ルートアドレス (Web Root Address)]です。このフィールドは、システムのユーザーから見た Self Service のホームページの URL である必要があります。この設定は、NetBackup Self Service へのハイパーリンクを記載する電子メールを構築するときに使用されます。
[パブリック Web サービス (Public web service)]: パブリック Web サービスの URL が正しくない場合、Web ページにエラーメッセージが表示されます。
[テーブル (Table)]: ページの下部に表示されるテーブルには、システム内のすべてのコンポーネントのバージョン番号、接続文字列、アプリケーションの暗号化の状態が表示されます。すべてのバージョン番号と接続文字列が一致する必要があります。一致しない場合は、エラーメッセージが表示されます。アプリケーションキーが正しくない場合、アプリケーションの暗号化の状態にこの問題が示され、エラーが表示されます。
Self Service の基本設定が適切であることを確認します。
[システム言語 (System Language)] - サポートされている言語オプションは英語 (US-English) のみです。
[システムタイムゾーン (System Time Zone)] - 大多数のユーザーが許容できるデフォルトのタイムゾーンを選択します。
[イメージのアップロード (Image Upload)] - イメージアイコンをクリックしてイメージマネージャを開きます。イメージマネージャに
UploadedImages
フォルダが一覧表示されます。UploadedImages
フォルダを選択し、[アップロード (upload)]をクリックします。イメージファイルを参照してファイルをアップロードします。ファイルが正常にアップロードされると、[イメージマネージャ (Image Manager)]ダイアログの右側にイメージが表示されます。
送信メールの SMTP 設定を構成するには、[SMTP 設定の編集 (Edit SMTP Settings)]をクリックします。
システム用の主要な電子メールアドレスを確認します。
テスト電子メールを送信します。Self Service システムからテスト電子メールを送信するには[テスト電子メールの送信 (Send Test Email)]をクリックします。電子メールを送信するには、Windows サービスがアクティブで、電子メールタスクが有効で、SMTP 設定が正しい必要があります。
電子メールキューを確認します。キューに登録された電子メールを表示するには、[電子メールキュー (Email Queue)]をクリックします。電子メールキューには、電子メールの送信で発生したエラーが表示されます。メールが正常に送信されるとキューから削除されます。
インストールの完了後に統合設定を検証します。
[管理 (Admin)]、[統合設定 (Integration Settings)]の順に選択します。
パネル URL とサービス URL に同じホスト名が使用されていることを確認します。
URL が HTTPS で始まっていることを確認します。
例:
https://example.com/NetBackupSelfServiceNetBackupPanels https://example.com/NetBackupSelfServiceNetBackupServices