Capacity Manager 向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド

アプリケーションログおよびサービスログからの収集

デフォルトでは、Windows イベントログの精査によって、Windows ログからイベントメッセージが収集されます。タイプが［情報］と［成功の監査］のすべてのイベントは収集から除外されます。

最初の収集では、Windows イベントログの精査によって、過去 1 時間に発生したすべてのイベントが収集されます。それ以降の収集では、最新のイベントの開始時点から収集が開始されます。

リリース 10.2.01 P10 以降、Windows イベントログは、アプリケーションログとサービスログからイベントを収集できるように拡張されています。

この収集を有効にするには、次の 2 つの詳細パラメータを設定します。

パラメータ WINDOWS_EVENTLOGS_NAME_FILTER は、収集元のログの名前またはログのグループに設定されます。ワイルドカード文字がサポートされています。たとえば、Windows SMB ログ (Applications and Services Logs/Microsoft/Windows/SMBClient and Applications and Services Logs/Microsoft/Windows/SMBServer などのフォルダ構造で Windows イベントビューアにより表示) から収集する場合は、パラメータ値として「Microsoft-Windows-SMB*」と入力します。

https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/microsoft.powershell.diagnostics/get-winevent の LogName セクションで、サポートされている値のタイプを参照してください。

デフォルトでは、重大、エラー、警告のイベントのみが収集されます。情報イベントも収集するには、WINDOWS_EVENTLOGS_INFO_EVENTID_FILTER パラメータを設定します。値を「*」に設定すると、すべての情報イベントを収集できます。特定のイベント ID を指定するには、「EventID = 30811」や「EventID = 1012」などの値を入力し、これらの EventID と一致する情報イベントのみを収集します。