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Veritas NetBackup™ Plug-in for VMware vSphere Web Client ガイド

Last Published: 2017-11-14

Product(s): NetBackup (8.1)

NetBackup メディアサーバーおよびプラグインパッケージホスト (Web サーバー) からの vSphere Web Client のインストール

このトピックでは、NetBackup メディアサーバーから vSphere Web Client の NetBackup プラグインをインストールする方法について説明します。

デフォルトでは、vSphere Web Client プラグインは、NetBackup マスターサーバーによる https 接続を介してインストールされます。マスターサーバーに vCenter Server へのネットワーク接続がない場合は、NetBackup メディアサーバーと独自のプラグインパッケージホストからプラグインをインストールできます。

表: NetBackup メディアサーバーから vSphere Web Client プラグインをインストールするための要件には、インストール要件の簡単なリストの後に、インストール手順が示されています。

表: NetBackup メディアサーバーから vSphere Web Client プラグインをインストールするための要件

要件	説明
プラグインパッケージホスト (Web サーバー)	プラグインパッケージホストは Web サーバーである必要があります。次のようにアクセス可能である必要があります。プラグインをインストールする vCenter Server に、このパッケージホストへのネットワークアクセスがあることが必要です。プラグインのインストールを実行する NetBackup メディアサーバーに、このパッケージホストへのネットワークアクセスがあることが必要です。メモ: プラグインのインストール中に、プラグインパッケージホストの URL を指定する必要があります。
プラグインインストールメディア	プラグインインストールメディアは、Web サーバー上でホストする必要がある zip ファイル (`netbackup-vwc-plugin.zip`) です。このファイルには、VMware vCenter がプラグインの配備用にダウンロードするプラグインソフトウェアが含まれています。メモ: `netbackup-vwc-plugin.zip` ファイルの名前は変更しないでください。
NetBackup メディアサーバー	プラグインのインストール元のメディアサーバーに、プラグインパッケージホスト Web サーバーおよび vCenter Server へのネットワークアクセスがあることが必要です。
プラグインパッケージホストの URL に HTTPS ではなく HTTP を使う場合は、追加の構成が必要です。	`http` URL を許可するように vCenter を構成するには、allowHttp=true を vCenter の `webclient.properties` ファイルに追加します。次のトピックの手順を使います。 NetBackup プラグインが登録後も vSphere Web Client に表示されないを参照してください。

NetBackup メディアサーバーから vSphere Web Client プラグインをインストールするには

NetBackup マスターサーバーから netbackup-vwc-plugin.zip ファイルをダウンロードし、プラグインパッケージホスト (Web サーバー) 上の適切なフォルダにコピーします。vCenter が後で Web サーバーからこのファイルをダウンロードします。
ブラウザでマスターサーバーからファイルをダウンロードできます。
```
https://master_server_host_name:8443/nbwebservice/plugins
/netbackup-vwc-plugin.zip
```
メモ:
この例では、ポート番号 8443 を使用します。ただし、マスターサーバーのポート番号は異なる場合があります。
セキュリティポップアップで、ダウンロードのためにマスターサーバーの証明書を確認するように求められる場合があります。ダウンロードを続行するには、セキュリティ例外を確認して証明書を確認する必要があります。
証明書がすでに信頼されている場合、または例外として追加されている場合は、セキュリティポップアップは表示されません。
vCenter およびプラグインパッケージホストへのネットワークアクセスがあるメディアサーバーから、vwcp_manage コマンドを開始します。
Windows の場合: install_path\NetBackup\bin\goodies\vwcp_manage.exe
UNIX または Linux の場合: /usr/openv/netbackup/bin/goodies/vwcp_manage
メモ:
vwcp_manage を管理者権限またはルート権限で実行すると、コマンドにより利用可能な vCenter が検出され、リストに表示されます (次の手順)。それ以外の場合は、vCenter の名前または IP アドレスを指定する必要があります。
登録はエンドユーザー使用許諾契約から始まります (［同意する (Accept)］をクリックします)。
次のダイアログで、プルダウンリストを使って vCenter Server を選択し、クレデンシャルを入力して、［検証 (Validate)］をクリックします。
vwcp_manage コマンドが管理者権限またはルート権限で実行されていない場合は、vCenter の名前または IP アドレスを手動で入力する必要があります。
登録ユーティリティは vCenter Server に接続し、プラグインが登録されるているかどうかを判断します。プラグインが登録されていなければ、［プラグインパッケージの場所 (Plug-in package location)］ダイアログボックスが表示されます。
［別のプラグインパッケージの場所を使用 (Use alternate plug-in package location)］を選択し、netbackup-vwc-plugin.zip ファイルがホストされているプラグインパッケージホストの完全な URL を入力します。このホストは、手順 1 でプラグイン zip ファイルがコピーされた Web サーバーです。Web ブラウザを使ってプラグインの zip ファイルをダウンロードすることで、URL をテストできます。
メモ:
URL フィールドには、プラグインパッケージホストの URL はあらかじめ入力されていません。URL を入力する必要があります。
［登録 (Register)］をクリックします。
- 手順 6 で入力した URL がセキュリティ保護された https プロトコルを使う場合は、セキュリティ警告が表示されます。
  このセキュリティ警告には、プラグインパッケージをホストする Web サーバーの ID が表示されます。vCenter が後でこのサーバーからプラグインをダウンロードします。このダイアログを使って、プラグインパッケージ Web サーバーの ID を確認します。
  ［続行 (Continue)］をクリックしてインストールを続行します。
- 手順 6 で入力した URL に https ではなく http を使っている場合は、vCenter を構成して http URL を許可するように求められます。
  
  http URL を許可するように vCenter を構成するには、次のトピックの手順を使います。
  NetBackup プラグインが登録後も vSphere Web Client に表示されないを参照してください。
  HTTP を介したプラグインのインストールを許可するための手順が完了したら、警告で［OK］をクリックします。
  メモ:
  vCenter の webclient.properties ファイルにすでに allowHttp=true が含まれている場合は、HTTP の手順を省略できます (警告で［OK］をクリックしてください)。
次のように表示されます。
［閉じる (Close)］をクリックします。
プラグインが正しくインストールされていることを確認するために、vSphere Web Client オブジェクトナビゲータに移動します。
たとえば、［ホーム (Home)］ > ［ホストとクラスタ (Hosts and Clusters)］ > ［監視 (Monitor)］の下で、［Veritas NetBackup］タブを確認します。
vSphere Web Client 用 NetBackup プラグインの機能にアクセスする方法を参照してください。
［Veritas NetBackup］タブが表示されない場合:
NetBackup プラグインが登録後も vSphere Web Client に表示されないを参照してください。
プラグインを別の vCenter に登録するには、この手順を手順 3 から繰り返します。