Veritas NetBackup™ Plug-in for VMware vSphere Web Client ガイド
- 概要およびメモ
- vSphere Web Client 用 NetBackup プラグインのインストール
- NetBackup リカバリおよびインスタントリカバリウィザードの設定の概要 (vSphere Web クライアント用 NetBackup プラグイン内)
- バックアップからの仮想ディスクの除外
- バックアップ状態の監視
- 仮想マシンのリストア
- NetBackup リカバリウィザードの画面
- NetBackup インスタントリカバリウィザードの画面
- トラブルシューティング
- 付録 A. インスタントリカバリ操作
- 付録 B. NetBackup メディアサーバーおよびプラグインパッケージホストからの vSphere Web Client プラグインのインストール
[仮想マシンオプション (Virtual Machine Options)]画面 (vSphere Web Client 用 NetBackup リカバリウィザード)
チェックボックスをクリックして、仮想マシンのリカバリオプションを選択します。
表: [仮想マシンオプション (Virtual Machine Options)]画面のフィールド
フィールド | 説明 |
---|---|
新しい UUID を作成する代わりに BIOS UUID xxx をリストア (Restore BIOS UUID xxx instead of creating a new UUID) | 元の仮想マシンの UUID が保持されます (UUID はグローバルに一意な識別子です)。仮想マシンは、リストア前と同じ UUID でリストアされます。 次の点に注意してください。
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新しい UUID を作成する代わりにインスタンス UUID xxx をリストア (Restore Instance UUID xxx instead of creating a new UUID) | 元の仮想マシンのインスタンス UUID を維持します (インスタンス UUID は仮想マシンの vCenter 固有の一意の識別子です)。 仮想マシンはバックアップ時と同じインスタンス UUID でリストアされます。 スタンドアロン ESXi ホストに仮想マシンを復元する場合、このオプションは無効になります。 同じインスタンス UUID の仮想マシンが復元先に存在する場合、「UUID が既に使用されている」旨のメッセージが必要時されます。 その場合、元のインスタンス UUID は復元されず、新しい UUID は仮想マシンに対して割り当てられます。 |
既存のファイルの上書き (Overwrite existing files) | 同じ表示名を持つ仮想マシンが宛先にある場合、リストアが始まる前にその仮想マシンを削除する必要があります。それ以外の場合、リストアは失敗します。仮想マシンを削除する場合にこのオプションを選択します。 |
DVD/CD-ROM ドライブ、シリアルポートまたはパラレルポートなどのデバイスの補助情報を削除 (Remove backing information for devices like DVD/CD-ROM drives, serial or parallel ports) | 仮想マシンのバックアップ時に ISO ファイルが CD にマウントされていた場合、この ISO ファイルを仮想マシンのリストア時にターゲットの ESX Server に準備しておく必要があります。ESX Server で ISO ファイルが利用できない場合、リストアは失敗します。 このオプションを選択すると、仮想マシンのバックアップ時にマウントされた ISO ファイルをリストアせずに、仮想マシンのリストアを行います。 |
タグの関連付けを削除する (Remove tag associations) | このオプションが選択されている場合、NetBackup は仮想マシンのリストア時にタグ関連付けをリストアしません。このオプションが選択されていない場合、NetBackup はバックアップからのすべてのタグ関連付けのリストアを試みます。 1 つ以上のタグの関連付けをリストアできなかった場合、そのリストアは NetBackup 状態コード 1 で終了します。 |
リカバリ後に仮想マシンの電源をオン (Power on virtual machine after recovery) | リカバリ済みの仮想マシンは、リカバリが完了すると自動的に電源が入ります。 |
ハードウェアの元のバージョンを保持する (Retain original hardware version) | このオプションは、元のハードウェアバージョン (4 など) で仮想マシンをリストアします。ターゲット ESXi サーバーがデフォルトでより新しいハードウェアバージョン (7、8 など) を使用している場合でも、元のバージョンが保持されます。 このオプションが無効の場合、リストアされた仮想マシンは ESXi Server によって使われるデフォルトのハードウェアバージョンに変換されます。 |
[ネットワークの選択 (Destination Selection)]画面(vSphere Web Client 用 NetBackup リカバリウィザード)を参照してください。