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NetBackup™ トラブルシューティングガイド

Last Published: 2023-12-28

Product(s): NetBackup (10.3)

NetBackup ホストの通信に nbsmartdiag ユーティリティを使用するワークフロー

トラブルシューティング中に問題を検出するように nbsmartdiag を構成するには、次の手順を指定された順序で実行します。

表: nbsmartdiag を使用して問題をトラブルシューティングするワークフロー:

手順	説明
手順 1	次の項目について確認します。ご使用のプラットフォームで nbsmartdiag サービスがサポートされている必要があります。次のオペレーティングシステムで nbsmartdiag がサポートされています。 Windows RHEL SUSE メモ: Windows の場合、Windows Server 2012 R2 以降のバージョンに nbsmartdiag サービスをインストールする必要があります。古いバージョンの Windows Server に nbsmartdiag サービスをインストールすると、エラーメッセージが表示されインストールが失敗します。 Linux の場合、サポート対象の証拠をすべて収集するには、次のコマンドがシステムに存在する必要があります。 gcore gstack iostat mpstat netstat pmap top vmstat コマンドについて詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。 http://www.veritas.com/docs/DOC5332
手順 2	プライマリサーバー、メディアサーバー、またはクライアントに nbsmartdiag nbsmartdiag -installをインストールします。 nbsmartdiag demo $ /usr/openv/netbackup/bin/nbsmartdiag -install. Performing the install operation. Performed the install operation successfully.
手順 3	nbsmartdiag サービスを開始します。nbsmartdiag -start Windows では、nbsamartdiag サービスはサービスコントロールマネージャーから起動します。 Nbsmartdiag demo $ /usr/openv/netbackup/bin/nbsmartdiag -start Performing the start operation. Info:Daemon is running. Performed the start operation successfully.
手順 4	bp.conf の NBSD_EVIDENCE_PATH 値で指定された場所にある nbsmartdiag フォルダから証拠を収集します。プロセスのフォルダ内には、プロセスのインスタンスごとにサブフォルダが作成されます。そのプロセス ID フォルダには、イベントが発生するたびに証拠が集められます。 bp.configuration オプションについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。 http://www.veritas.com/docs/DOC5332
手順 5	証拠の収集が完了したら、nbsmartdiag サービスを停止します。次のコマンドを実行します。nbsmartdiag -terminate

nbsmartdiag ユーティリティのアンインストール

次のコマンドを使用して NetBackup Smart Diagnosis サービスをアンインストールできます。

nbsmartdiag -uninstall を実行し、Windows のサービスと Linux のデーモンをアンインストールします。