Veritas NetBackup™ インストールガイド
- インストールの準備
- NetBackup ライセンス
- UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- 管理インターフェースについて
- NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
- NetBackup の構成
- NetBackup ソフトウェアのアップグレード
- NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
- リファレンス
Windows サーバー、クラスタ、およびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
NetBackup ソフトウェアと NetBackup の構成情報とカタログ情報を削除するには、次の手順を使います。
NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアを削除する方法
- (該当する場合: クラスタのみ) グループを削除する場合は、クラスタのマニュアルの説明に従います。
複数のノードから NetBackup を一度に削除することはできません。
- (該当する場合: サーバーとクラスタのみ) NetBackup 管理コンソールが開いている場合は閉じます。
(該当する場合: クライアントのみ) NetBackup のバックアップ、アーカイブ、リストアインターフェースが開いている場合は閉じます。
NetBackup を削除しようとしたときにこれらのインターフェースのいずれかが開いていると、エラーが発生してこの手順を再開するよう強制される場合があります。
- スタートメニューで[設定]、[コントロールパネル]の順に選択します。
- [コントロールパネル]ウィンドウで、インストール済みのプログラムとアプリケーションの適切なユーティリティを選択します。
- [現在インストールされているプログラム (Currently Installed Programs)]のリストで、サーバーおよびクラスタの[Veritas NetBackup]をクリックします。クライアントの[Veritas NetBackup Client]を選択します。
- [削除]をクリックします。
Windows 2008/Vista 以降のシステムの場合、[はい]をクリックして続行した後、PBX がまだ動作していることを知らせる別のダイアログボックスが表示されます。
ベリタス社は[アプリケーションを終了しない]をクリックすることを推奨します。 (再起動が必要になります)]をクリックして NetBackup の削除を続行することを推奨します。PBX は削除のために必要に応じて自動的に停止し、再起動します。
- (該当する場合: サーバーとクラスタのみ) 次のとおり、NetBackup の重複排除ユーザーディレクトリを削除します。
Documents and Settings ディレクトリで、purediskdbuser ディレクトリを削除します。
仮想ホスト名のセキュリティ証明書は、NetBackup サーバーソフトウェアの削除の一環として、クラスタの共有ドライブから自動的に削除されます。
NetBackup サーバーソフトウェアを削除して NetBackup の構成情報とカタログ情報を保存するには、次の手順を使います。
NetBackup 構成とカタログ情報を削除したり保存したりする方法
- NetBackup 管理コンソールが開いている場合は、閉じます。
NetBackup を削除しようとしたときにコンソールセッションが開いていると、この手順の再開を強制するエラーが発生することがあります。
- スタートメニューで[設定]、[コントロールパネル]の順に選択します。
- [コントロールパネル]ウィンドウで、インストール済みのプログラムとアプリケーションの適切なユーティリティを選択します。
- [現在インストールされているプログラム (Currently Installed Programs)]のリストで、[Veritas NetBackup]をクリックします。
- [変更 (Change)]をクリックします。これによって、NetBackup の変更、修復および削除を実行できます。
- [Program Maintenance]ダイアログボックスで、[削除 (Remove)]を選択します。
- [NetBackup のすべての構成、カタログおよびログファイルを削除する (Remove all NetBackup Configuration, Catalog, and Log files)]の横にあるチェックボックスのチェックを外して、この機能を無効にします。(このチェックボックスには、デフォルトでチェックマークが付いています。)
- [次へ (Next)]をクリックします。
- NetBackup アクセス制御機能が有効になっている場合、クライアントおよびサーバーにいくつかのファイルが配置されます。これらのファイルは、次のカテゴリに分類されます。
NetBackup アプリケーションの一時ファイル
このファイルは、NetBackup とともに削除されます。
ユーザーのキャッシュファイルは、削除されずに次のようなホームディレクトリに残ります。
user\Local Settings\Application Data\VERITAS\NetBackup
ファイルは、NetBackup 管理コンソールでのシングルサインオン操作によってのみ、コンソールが実行されているホスト上の
\NetBackup
ディレクトリに生成されます。これらのファイルは、終了機能を実行すると、NetBackup 管理コンソールによって削除されるため、通常、このディレクトリには一時ファイルは格納されません。ただし、システムがクラッシュした場合には、このディレクトリのファイルが残ることがあります。データを損失せずにこれらのファイルを安全に削除するには、コンソールを停止してください。また、NetBackup では、クライアントとサーバーの NetBackup アプリケーションのキャッシュ済みの証明書も作成されます。これらのファイルは、
\NetBackup
ディレクトリ内に存在します。通常、これらのファイルには、ネットワークインターフェースの DNS エントリとの一貫性がある名前 (machine.company.com
など) が付けられます。次に、ディレクトリエントリの例を示します。user\Local Settings\Application Data\VERITAS\NetBackup\pc.comp.com
user\Local Settings\Application Data\VERITAS\NetBackup\dhcp
これらのファイルは、bpnbat -LoginMachine コマンドを実行すると、作成されます。このコンピュータに、後で NetBackup の再インストールを行う予定がある場合は、次のいずれかを実行します。
証明書を
\NetBackup
ディレクトリに保持します。証明書を保持しない場合は、Root+AB ブローカーで最初に設定されたコンピュータの ID パスワードを入力する必要があります。または、再インストール時に、Root+AB ブローカーでパスワードをリセットすることもできます。詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。
- 次のとおり NetBackup の重複排除ユーザーディレクトリを削除します。
メモ:
この手順は、NetBackup の以前のバージョンからバージョン 8.2 にアップグレードした場合にのみ必要です。
Documents and Settings ディレクトリで、
purediskdbuser
ディレクトリを削除します。