NetBackup IT Analytics Exporter インストール/設定ガイド
NetBackup Exporter の問題の解決
理想的には、エクスポータを単純に再起動すると、操作中に発生した問題を解決できる必要があります。ただし、それぞれのホストでの NetBackup Exporter の操作で見られる問題のトラブルシューティングには、次の一般的な手順が役立ちます。
- NetBackup Exporter Service が実行中であることを確認します。itanalytics_netbackup_exporter.service サービスは
/etc/systemd/system
ディレクトリで利用可能です。端末で systemctl status itanalytics_netbackup_exporter.service を使用して、サービスの状態を確認します。
サービスが停止している場合は、systemctl start itanalytics_netbackup_exporter.service を使用して開始します。
- curl http://127.0.0.1:9099/metrics コマンドを使用して、エクスポータが 9099 ポートとパス
/metrics
を公開しているかどうかを確認します。応答として Prometheus の出力が表示された場合、NetBackup Exporter は正常に動作しています。表示されない場合は、サービスを再起動してもう一度確認します。
- 構成ファイルですべてのコレクタが有効になっているかどうかを確認します。有効になっていない場合はコレクタを有効にして、NetBackup Exporter Service を再起動します。
<INSTALLATION_PATH>/itanalytics/logs/netbackup_exporter.log
で詳細なログを確認します。
- Windows サービスコンソールから、NetBackup Exporter Service が実行されていることを確認します。サービスは NetBackup IT Analytics NetBackup Exporter Service の名前で確認できます。必要に応じて、サービスを再起動します。
- 指定されたパスで NetBackup Exporter が公開したメトリックにアクセスできることを確認します。実行中のホストのポート 9099 およびパス
/metrics
で、すべてのメトリックが公開されます。確認するには:
同じホストでインストール済みの任意のブラウザを開きます。
URL http://127.0.0.1:9099/metrics の応答を確認します。
応答として Prometheus メトリックの出力が表示された場合、NetBackup Exporter は正常に動作しています。表示されない場合は、サービスを再起動してもう一度確認します。
- 構成ファイルですべてのコレクタ (physical_device_stats を除く) が有効になっているかどうかを確認します。有効になっていない場合はコレクタを有効にして、NetBackup Exporter Service を再起動します。
- Windows ホストで次の NetBackup Exporter のログを利用できることを確認します。
詳細なログは
<INSTALLATION_PATH>/ITAnalytics/logs/
で確認できます。Windows ホストの
ITAnalyticsNetBackupExporterService.<TIME_STAMP>.log
Windows ホストの
itanalyticsnetbackupexporterservice-stderr.<TIME_STAMP>.log
Windows ホストの
itanalyticsnetbackupexporterservice-stdout.<TIME_STAMP>.log