NetBackup IT Analytics Exporter インストール/設定ガイド

Last Published:
Product(s): NetBackup IT Analytics (11.0)

応答ファイルを使用した Linux ホストでのエクスポータのインストール

応答ファイルを使用して、Linux ホストでエクスポータをインストールすることもできます。エクスポータのインストールを続行する前に、すべての前提条件に対処したことを確認します。Linux ホストの Veritas ダウンロードセンターからダウンロードした ISO から、応答ファイルテンプレートを取得できます。応答ファイルで設定する必要がある値を、次の表で説明します。

エクスポータのインストールの前提条件を参照してください。

表: 応答ファイルの入力

応答ファイルのパラメータ

説明

COLLECTOR_HOST

Data Collector の完全修飾ドメイン名 (FQDN)。

PROBE_ID

精査の選択の値として、1 または 2 を受け入れます。

1 を入力すると、NetBackup と計算リソースの精査が有効になります。設定値が 2 の場合、計算リソースの精査が有効になります。

DATASENDER_CERT

NetBackup IT Analytics ポータルからダウンロードしたデータセンダーの証明書ファイルの絶対パス。

COMPUTE_RES_SENDER_ID

NetBackup IT Analytics ポータルからコピーした送信者 ID。ID は、Compute Resources Data Collector ポリシーの計算リソースの精査から利用可能です。PROBE_ID が 1 または 2 に設定されている場合に必要です。

NBU_SENDER_ID

NetBackup IT Analytics ポータルからコピーした送信者 ID。ID は、NetBackup ポリシーの NetBackup リソースの監視の精査から利用可能です。PROBE_ID が 1 に設定されている場合に必要です。

応答ファイルの準備が完了したら、インストールを続行できます。

応答ファイルを使用してエクスポータをインストールするには:

  1. Linux ホストにインストーラをマウントします。
    # mount -o loop itanalytics_exporter_installer_linux_<version>.iso /mnt

    メモ:

    <version> を適切なポータルバージョンに置き換えます。

  2. 応答ファイルへのパスを指定してインストーラスクリプトを実行します。
    # /mnt/exporter_installer.sh -r <responsefile path>

    応答ファイルの構成に従ってエクスポータがインストールされます。

上記の手順で説明した必要な詳細を指定すると、エクスポータが /opt/itanalytics ディレクトリ内にインストールされます。systemd サービスプロファイルは /etc/systemd/system ディレクトリに作成され、ログファイルは /opt/itanalytics/logs に生成されます。