NetBackup IT Analytics Exporter インストール/設定ガイド
応答ファイルを使用した Linux ホストでのエクスポータのインストール
応答ファイルを使用して、Linux ホストでエクスポータをインストールすることもできます。エクスポータのインストールを続行する前に、すべての前提条件に対処したことを確認します。Linux ホストの Veritas ダウンロードセンターからダウンロードした ISO から、応答ファイルテンプレートを取得できます。応答ファイルで設定する必要がある値を、次の表で説明します。
エクスポータのインストールの前提条件を参照してください。
表: 応答ファイルの入力
応答ファイルのパラメータ |
説明 |
---|---|
COLLECTOR_HOST |
Data Collector の完全修飾ドメイン名 (FQDN)。 |
PROBE_ID |
精査の選択の値として、1 または 2 を受け入れます。 1 を入力すると、NetBackup と計算リソースの精査が有効になります。設定値が 2 の場合、計算リソースの精査が有効になります。 |
DATASENDER_CERT |
NetBackup IT Analytics ポータルからダウンロードしたデータセンダーの証明書ファイルの絶対パス。 |
COMPUTE_RES_SENDER_ID |
NetBackup IT Analytics ポータルからコピーした送信者 ID。ID は、Compute Resources Data Collector ポリシーの計算リソースの精査から利用可能です。PROBE_ID が 1 または 2 に設定されている場合に必要です。 |
NBU_SENDER_ID |
NetBackup IT Analytics ポータルからコピーした送信者 ID。ID は、NetBackup ポリシーの NetBackup リソースの監視の精査から利用可能です。PROBE_ID が 1 に設定されている場合に必要です。 |
応答ファイルの準備が完了したら、インストールを続行できます。
応答ファイルを使用してエクスポータをインストールするには:
- Linux ホストにインストーラをマウントします。
# mount -o loop itanalytics_exporter_installer_linux_<version>.iso /mnt
メモ:
<version> を適切なポータルバージョンに置き換えます。
- 応答ファイルへのパスを指定してインストーラスクリプトを実行します。
# /mnt/exporter_installer.sh -r <responsefile path>
応答ファイルの構成に従ってエクスポータがインストールされます。
上記の手順で説明した必要な詳細を指定すると、エクスポータが /opt/itanalytics
ディレクトリ内にインストールされます。systemd サービスプロファイルは /etc/systemd/system
ディレクトリに作成され、ログファイルは /opt/itanalytics/logs
に生成されます。