NetBackup™ Web UI Nutanix AHV 管理者ガイド

Nutanix AHV エージェントレスリストアでファイルとフォルダをリカバリするには

1. ターゲットホストの電源がオンで、リストア処理で使用するリカバリホストへのネットワーク接続が確立されていることを確認します。
2. 左ペインで［Nutanix AHV］をクリックします。
3. リストアするファイルとフォルダが含まれている AHV VM を特定して選択します。

   この VM は、ソース VM とも呼ばれます。

4. ［リカバリポイント (Recovery points)］タブをクリックします。カレンダービューで、バックアップが発生した日付を選択します。
5. 利用可能なイメージが、それぞれのバックアップタイムスタンプと一緒に一覧表示されます。
6. リカバリするイメージで、［リカバリ (Recover)］、［ファイルとフォルダをリストアする (Restore files and folders)］をクリックします。
7. ［ファイルを選択する (Select files)］ペインで、リカバリするファイルとフォルダを指定し、［次へ (Next)］をクリックします。これらのファイルまたはフォルダは、ソースファイルまたはソースフォルダとも呼ばれます。
8. ［次へ (Next)］をクリックします。
9. ［リカバリターゲット (Recovery target)］ページで、次の操作を行います。

   • IP/ホスト名を手動で入力します。

   • 必要に応じて、ターゲットホストのステージング場所を入力します。

   • 適切なファイルリストアオプションを選択します。

   • 適切なリカバリホストを選択します。

   • OS の種類に基づいて正しいクレデンシャルを追加します。

   リカバリターゲットのオプションを参照してください。

10. ［リカバリオプション (Recovery options)］ページで、次のいずれかを選択します。

    • ［ファイル名に文字列を追加 (Append string to file names)］: 宛先ファイル名のファイル拡張子の前に指定した文字列を追加します。この値はファイルにのみ適用されます。

    • ［既存のファイルの上書き (Overwrite existing files)］: ファイルまたはフォルダが宛先の場所に同じ名前で存在する場合は上書きします。

    • ［クロスマウントポイントなしで、ディレクトリをリストア (Restore directories without crossing mount points)］

    • ［ハードリンクの新しいファイルを作成 (Create new files for hard links)］

    • ［ソフトリンクのターゲット名を変更 (Rename targets for soft links)］

      メモ:

      ［ハードリンクの新しいファイルを作成 (Create new files for hard links)］および［ソフトリンクのターゲット名を変更 (Rename targets for soft links)］オプションは、すべてを異なるディレクトリにリストアする場合にのみ有効になります。

11. ［次へ (Next)］をクリックします。
12. ［確認 (Review)］ページ: ［確認 (Review)］ページにリカバリ前チェックの状態が表示されます。NetBackup はリカバリ前の検証を実行し、指定された入力を使用してリストアジョブが正常に実行されるかどうかを確認します。

    Nutanix AHV のリカバリ前チェックを参照してください。

    • リカバリ前チェックでエラーが発生した場合は、考えられるエラーの原因が表示されます。修正する必要がある特定の入力の［変更 (Change)］ボタンをクリックします。

    • リカバリ前チェックが正常に完了した場合は、［リカバリの開始 (Start recovery)］をクリックします。