Storage Foundation 7.3.1 設定およびアップグレードガイド- Linux
製品インストール前のセキュアシェルまたはリモートシェル通信モードの設定について
Veritas InfoScale ソフトウェアをリモートシステムからインストールしたり、システムをインストールして設定したりするには、ノード間で通信を確立する必要があります。 インストーラが実行されるシステムには、rsh(リモートシェル)ユーティリティまたは ssh(セキュアシェル)ユーティリティを実行する権限が必要となります。 インストーラは、Veritas InfoScale ソフトウェアをインストールするシステムでスーパーユーザー権限を使って実行する必要があります。
セキュアシェル(ssh)またはリモートシェル(rsh)を使って製品をリモートシステムにインストールできます。 ベリタスでは、rsh よりも安全な ssh を使うことをお勧めします。
メモ:
SELinux を有効にした RHEL5/OEL5 システム上にインストールするときは、RedHat の SELinux ポリシー制約のため、ssh のみがサポートされます。
様々な方法で ssh および rsh の接続を設定できます。
UNIX シェルコマンドを使って手動で SSH と RSH の接続を設定できます。
installer -comsetup コマンドを実行して SSH と RSH 接続を対話的に設定できます。
パスワードユーティリティ pwdutil.pl を実行できます。
この項では、パスワードを使用せずに ssh の通信を設定する方法を説明します。 この例では、インストールディレクトリのあるソースシステム(sys1)と、ターゲットシステム(sys2)の間に ssh を設定します。 この手順は、ターゲットシステムが複数ある場合にも当てはまります。
メモ:
製品のインストーラではパスワード不要の通信を確立できます。