Storage Foundation 7.3.1 設定およびアップグレードガイド- Linux
アップグレードについて
このリリースでは 6.1 以降バージョンからのアップグレードをサポートします。 既存のインストールが 6.1 より前のバージョンである場合、まずバージョン 6.1 にアップグレードしてから、このマニュアルで既に説明した手順に従って製品をアップグレードする必要があります。
インストーラは、次のタイプのアップグレードをサポートします。
完全アップグレード
応答ファイルを使った自動アップグレード
表: アップグレード後の Veritas InfoScale 製品のマッピング では、アップグレード後の製品のマッピングが記述されています。
表: アップグレード後の Veritas InfoScale 製品のマッピング
製品(6.2.x 以前) |
製品 (7.0 以降) |
コンポーネント (7.0 以降) |
---|---|---|
SF Basic |
サポートされるアップグレードはありません |
適用不可能 |
SF |
Veritas InfoScale Storage |
SF |
SF |
Veritas InfoScale Foundation |
SF |
SF |
Veritas InfoScale Enterprise |
SF |
メモ:
7.0 以降では、既存の Veritas InfoScale 製品は同じ製品の新しいバージョンにアップグレードします。たとえば、Veritas InfoScale Enterprise 7.1 はアップグレードして Veritas InfoScale Enterprise 7.2 になります。
アップグレード中に、インストールプログラムにより次のタスクが実行されます。
アップグレード前に製品を停止します。
インストールされたパッケージをアップグレードし、追加のパッケージをインストールします。
現在のインストールで恒久ライセンスキーを使用している場合は、ライセンスを 7.3.1 に更新することを促すメッセージが表示されます。更新を選択しない場合は引き続き古いライセンスを使用できますが、製品の機能が古いライセンスの対応コンポーネントに制限されます。たとえば、既存の SF のインストールの恒久ライセンスを更新しないことを選択した場合は、アップグレード後にインストーラによって SF コンポーネントが有効になります。 Veritas InfoScale Enterprise 製品の他のコンポーネントの機能は利用できなくなります。 インストールでキーレスライセンスが使用される場合、インストーラで全機能を備えた新製品に対する新しいキーが登録されます。
既存の設定をリストアします。
たとえば、設定に SF のインストールが含まれる場合、インストーラで設定が SF にアップグレードされ、復元されます。設定に複数のコンポーネントが含まれる場合、インストーラでコンポーネントの設定がアップグレードされ、復元されます。
設定されたコンポーネントを開始します。
メモ:
仮想マシン上で RHEL 7.4 OS をアップグレードする前に、まず Veritas InfoScale 7.3.1 をアップグレードする必要があります。その後で RHEL 7.4 OS をアップグレードしないと、仮想マシンの状態が不安定になることがあります。
RHEL 7.0、7.1、7.2 バージョンで -ignorechecks CPI オプションを使用して、Veritas InfoScale 製品を正常にアップグレードします。