Veritas NetBackup™ Appliance トラブルシューティングガイド

アプライアンスで適切に行われなかった処理を確認するため、次のオプションを使用することができます。

• 通常、エラーメッセージは、適切に行われなかった処理を示しています。

  アプライアンスエラーメッセージのドキュメントを参照して推奨処置を確認します。

  初期構成時に表示されるエラーメッセージを参照してください。

  NetBackup Appliance Web コンソールに表示されるエラーメッセージを参照してください。

  NetBackup Appliance シェルメニューに表示されるエラーメッセージを参照してください。

• インターフェースにエラーメッセージが表示されていなくても問題が発生している可能性がある場合、次を行うことができます。

  • NetBackup Appliance Web コンソールの［監視 (Monitor)］>［ハードウェア (Hardware)］タブを使用して、ハードウェア、ストレージデバイス、それらに関連付けられているすべてのコンポーネントを監視できます。

  • Support > Test コマンドを使用して、NetBackup Appliance シェルメニューからのハードウェアセルフテストを実行します。ハードウェアセルフテストが完了すると、アプライアンスの問題を的確に識別するのに役立つ詳細なハードウェア監視レポートが NetBackup Appliance シェルメニューに表示されます。

  • NetBackup Appliance レポートとログを確認します。ログは、適切に行われなかった処理と、問題が発生したときに進行中だった操作を示します。

    NetBackup Appliance のログファイルについてを参照してください。

• アプライアンスハードウェアに簡単にアクセスできる場合は、LED を使用して問題を識別できます。LED の場所とその解釈について詳しくは、『NetBackup アプライアンスハードウェアの取り付けガイド』を参照してください。

次について質問します。

• 試行された操作

• 使った方法

  たとえば、クライアントにソフトウェアをインストールするには複数の方法があります。また、多くの操作において使用可能なインターフェースは複数存在します。操作によっては、スクリプトを使って実行することもできます。

• 使っていたサーバープラットフォームとオペレーティングシステムの種類

• マスターサーバーとメディアサーバーのどちらで問題が発生したか (サイトでマスターサーバーとメディアサーバーの両方が使われている場合)

• クライアントの種類（クライアントが関連する場合）

• 過去にその操作が正常に実行されたことがあるかどうか。正常に実行されたことがある場合、現在との相違点

• ソフトウェアバージョンレベル

• 最新の修正プログラムが適用されているオペレーティングシステムソフトウェアを使っているか

• デバイスのファームウェアのレベル。掲載されているデバイス互換性リストに従ってテストされたレベル以上かどうか

重要になる可能性がある情報を入手します。

• 進捗ログ

• レポート

• ユーティリティレポート

• デバッグログ

• システムログとイベントビューアアプリケーションでのエラーメッセージまたは状態メッセージの確認（Windows コンピュータの場合）

  メモ:

  イベントビューアを起動するには、［スタート］メニューから［すべてのプログラム］>［管理ツール］>［イベントビューア］をクリックします。

• ダイアログボックス内のエラーメッセージまたは状態メッセージ

NetBackup の問題として問題を定義する場合、次の情報を使って問題を修正できます。

• 状態コードまたはメッセージによって推奨される訂正処理を適用します。

  NetBackup Appliance に適用可能な NetBackup の状態コードを参照してください。

  詳しくは、『NetBackup 状態コードリファレンスガイド』を参照してください。

• 状態コードまたはメッセージが存在しないか、または状態コードの処理で問題が解決しない場合は、追加のトラブルシューティング手順を使って一般的な問題を特定します。

  NetBackup サポートユーティリティについてを参照してください。

  NetBackup 固有の追加情報については、『NetBackup トラブルシューティングガイド』を参照してください。