Veritas NetBackup™ Appliance トラブルシューティングガイド
NetBackup-Java アプリケーションの情報収集について
NetBackup-Java アプリケーションに問題が発生した場合、テクニカルサポートが必要とするデータを次のようにして収集します。
次のスクリプトおよびアプリケーションを使用して情報を収集できます。
jnbSA (NetBackup-Java 管理アプリケーションの起動スクリプト) | /usr/openv/netbackup/logs/user_ops/nbjlogs のログファイルにデータを書き込みます。スクリプトを開始すると、このディレクトリ内のログを記録するファイルが示されます。通常、このファイルサイズは大きくなりません (通常は 2 KB 未満)。/usr/openv/java/Debug.properties ファイルを参照して、このログファイルの内容に影響するオプションを調べます。 |
Windows の NetBackup-Java 管理アプリケーション | アプリケーションが起動されているコンピュータ上に NetBackup がインストールされている場合、スクリプトは install_path\NetBackup\logs\user_ops\nbjlogs でログファイルにデータを書き込みます。 NetBackup がこのコンピュータ上にインストールされていない場合、ログファイルは作成されません。ログファイルを作成するには、install_path\java\nbjava.bat の最後の "java.exe" の行を変更し、ファイルへの出力を指定します。 NetBackup がこのコンピュータ上にインストールされていない場合、スクリプトはinstall_path\Veritas\Java\logs でログファイルにデータを書き込みます。 メモ: アプリケーションが起動されているコンピュータ上に NetBackup がインストールされていて、install_path が |
/usr/openv/java/get_trace | UNIX/Linux のみ。 テクニカルサポートが分析するための Java Virtual Machine のスタックトレースを提供します。このスタックトレースは、実行インスタンスに関連付けられたログファイルに書き込まれます。 |
UNIX または Linux の場合: /usr/openv/netbackup/bin/support/nbsu Windows の場合: install_path\NetBackup\bin\support\ nbsu.exe | ホストに問い合わせて、NetBackup とオペレーティングシステムに関する適切な診断情報を収集します。 ???を参照してください。 |
次の例では、Veritas 社のテクニカルサポートが分析するトラブルシューティングデータを集める方法を示します。
アプリケーションが応答しません。 | 操作がハングアップしているかどうかは、数分間様子を見てから判断します。操作によっては、完了するまで時間のかかるものもあります。特に、アクティビティモニターおよびレポートアプリケーションでは時間がかかります。 |
UNIX/Linux のみ: 数分後にもまだ応答がありません。 | Javaアプリケーションを開始したアカウントで /usr/openv/java/get_trace を実行します。このスクリプトによって、ログファイルにスタックトレースが書き込まれます。 具体的には、root ユーザーアカウントで jnbSA を起動した場合、root ユーザーアカウントで /usr/openv/java/get_trace を実行します。これ以外のアカウントの場合、コマンドを実行してもエラーは発生しませんが、スタックトレースはデバッグログに追加されません。これは、root ユーザーアカウントだけが、スタックトレースを出力するコマンドの実行権限を所有しているためです。 |
構成についてのデータを取得します。 | このトピックのリストに含まれる nbsu コマンドを実行します。 NetBackup のインストールが完了した後と、NetBackup の構成を変更するたびに、このコマンドを実行します。 |
Veritas 社のテクニカルサポートへの連絡 | 分析用にログファイルと nbsu コマンドの出力を提供します。 |