Veritas NetBackup™ ログリファレンスガイド
- ログの使用
- バックアッププロセスおよびログ記録
- メディア、デバイスプロセスおよびログ記録
- リストアプロセスおよびログ記録
- 高度なバックアップおよびリストア機能
- ストレージのログ記録
- NetBackup 重複排除ログ
- OpenStorage Technology (OST) のログ記録
- SLP (Storage Lifecycle Policy) および自動イメージレプリケーション (A.I.R.) のログ記録
- スナップショット技術
- ログの場所
- Java ベースの管理コンソールのログ記録
レガシーログのサイズと保持の制限について
特定の NetBackup プロセスはレガシーデバッグログを書き込みます。 レガシーデバッグログは非常に大きくなる可能性があるので、解決できない問題が存在するときのみ有効にします。ログが不要になったら、ログおよび関連するディレクトリを削除します。
NetBackup でのログの保持についてを参照してください。
NetBackup でログを保持する期間を制限するには、[ログの保持(日) (Keep logs for days)]フィールドで日数を指定します。 デフォルトは 28 日です。[ログ (Logging)]ダイアログボックスの[ホストプロパティ (Host Properties)]で日数を指定できます。
メモ:
プロパティ [ログの保持 (Keep logs )]および[Vault ログの保持 (Keep vault logs )]は、[クリーンアップ (Clean-up)]ホストプロパティから[ログ (Logging)]ホストプロパティに移動されました。[ログ (Logging)]のプロパティ画面で、これらのプロパティはそれぞれ[ログの保持(日) (Keep logs for days)]および[Vault ログの保持 (Keep Vault logs for)]と表示されます。
ログのプロパティについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。
ログが消費するディスク領域を制限するには、デバッグログ制限機能を使用します。デバッグログ制限機能には、統合ログで使われるのと同様のファイルローテーション機能が含まれています。デバッグログ制限機能はメディアおよびデバイス管理ログに適用されません。
統合ログファイルのロールオーバーについてを参照してください。
ログファイルの最大サイズおよびログディレクトリに保存するログファイルの最大数を指定します。ログファイルが最大サイズに達すると、そのファイルは閉じられ、新しいファイルが開かれます。ログファイル数がディレクトリに許可されている数を超える場合は、最も古いファイルが削除されます。
次の NetBackup プロセスによって作成されるログでは、ログのローテーション (デバッグログ制限機能) を使用できます。
bpbkar (UNIX/Linux クライアントのみ)
bpbrm
bpcd
bpdbm
bpdm
bprd
bptm
nbproxy
他の NetBackup プロセスによって作成されるログには(メディアおよびデバイス管理ログを除いて)、[ログの保持(日) (Keep logs for days)]プロパティを使用します。[ログの保持(日) (Keep logs for days)]プロパティはデバッグログ制限機能の設定を上書きする場合があります。[ログの保持(日) (Keep logs for days)]が 10 日に設定され、デバッグログ制限機能の設定で 10 日以上が許可されている場合、ログは 11 日目に削除されます。
メディアおよびデバイスの管理のレガシーログで、ログファイルのローテーションを管理するには、vm.conf ファイルの DAYS_TO_KEEP_LOGS
設定を使用します。デフォルトは 30 日です。vm.conf ファイルは、次のディレクトリに存在します。
Windows の場合 | install_path\Volmgr\ |
UNIX の場合 | /usr/openv/volmgr/ |
ログを 3 日間保有するには、vm.conf
ファイルに次を入力します。
DAYS_TO_KEEP_LOGS = 3
このエントリを使う方法について詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 2』を参照してください。