Veritas NetBackup™ ログリファレンスガイド
- ログの使用
- バックアッププロセスおよびログ記録
- メディア、デバイスプロセスおよびログ記録
- リストアプロセスおよびログ記録
- 高度なバックアップおよびリストア機能
- ストレージのログ記録
- NetBackup 重複排除ログ
- OpenStorage Technology (OST) のログ記録
- SLP (Storage Lifecycle Policy) および自動イメージレプリケーション (A.I.R.) のログ記録
- スナップショット技術
- ログの場所
- Java ベースの管理コンソールのログ記録
UNIX システムログについて
NetBackup サーバーのデーモンおよびプログラムによって、syslogd を介して情報がログに書き込まれる場合があります。その後、syslogd によってメッセージが表示されるか、または情報が適切なシステムログやコンソールログに書き込まれます。
UNIX では、NetBackup で syslogd を使用して、ロボットおよびネットワークのエラーが自動的にシステムログに書き込まれます。 Windows では、NetBackup によって、ロボットおよびドライブのエラーがイベントビューアのアプリケーションログに記録されます。 どちらのオペレーティングシステムでも、ロボットによって制御されているドライブの状態 (起動状態および停止状態) が変化すると、ログのエントリも追加されます。
メモ:
HP-UX では、sysdiag ツールを使用して、ハードウェアのエラーに関する追加情報を入手できる場合があります。
システムログに NetBackup による追加のログ記録を有効にするには、次のいずれかのコマンド使用してください。
デバイス管理プロセスを起動する ltid コマンドを使用します。ltid コマンドに -v オプションを指定すると、このコマンドによって起動されるすべてのデーモンで -v オプションが有効になります。
特定のデーモンを起動するコマンド (acsd -v など) を使用します。
UNIX では、デーモンの起動に使用するコマンドに詳細オプション (-v) を指定して、システムログに対するデバッグログを有効にします。
ltid またはロボットソフトウェアのトラブルシューティングを行うには、システムのログを有効にしておく必要があります。 システムログの設定については、syslogd(8) のマニュアルページを参照してください。 エラーは LOG_ERR、警告のログは LOG_WARNING と記録されます。また、デバッグ情報は LOG_NOTICE と記録されます。facility の形式は[daemon]です。
システムログメッセージのシステム上の場所については、syslogd のマニュアルページを参照してください。