NetBackup™ Snapshot Manager for Data Center 管理者ガイド

資産の検出

NetBackup Snapshot Manager は、すべての NFS エクスポート、SMB 共有、およびそのスナップショットを、ユーザーがアクセスまたは表示する権限を持つすべてのアクセスゾーンに含まれるディレクトリメタデータの一部と共に検出します。デフォルトでは、DELL PowerScale クラスタにはシステムアクセスゾーンと呼ばれるシングルアクセスゾーンがあります。追加のアクセスゾーンがない限り、すべての NFS エクスポートと SMB 共有はこのデフォルトのアクセスゾーンにあります。複数のアクセスゾーンを、同じまたは異なるグループネット (［グループネット (Groupnet)］、［サブネット (Subnet)］、［プール (Pool)］) にマッピングできます。検出中に、Snapshot Manager はプールの関連する SmartConnect を NFS エクスポートまたは SMB 共有に関連付けます。

NetBackup Snapshot Manager は、作成された深さに関係なく、ネストされたすべての NFS エクスポートと SMB 共有も検出します。次に、Snapshot Manager によって検出されるネストされた共有の例を示します。["/ifs/test_fs1", "/ifs/test_fs1/test_fs2", "/ifs/test_fs1/test_data/test_fs3", "/ifs/smb_03/test_data/dir01"]

検出された NFS エクスポートと SMB 共有には、有効な基礎となるファイルシステムパスがあります。ファイルシステムのディレクトリパスは、NFS エクスポート、SMB 共有で共有する必要があります。

スナップショットの作成

スナップショットを作成するために、Snapshot Manager for Data Center は必要な情報とスナップショット名を使用して、nfs_export で POST REST API 呼び出しをトリガします。API によって、スナップショットの詳細が戻されます。

Snapshot Manager for Data Center によって作成される一般的なスナップショットには、次の命名規則があります。

SnapNB-NB<unique_21digit_number>

スナップショットの削除

スナップショットを削除するために、NetBackup Snapshot Manager for Data Center は、必要なスナップショットの詳細を使用して、DELETE REST API 呼び出しを実行します。アレイでスナップショットが正常に削除されたら確認が表示されます。

スナップショットのリストア

Snapshot Manager for Data Center は、JobAPI を使用してスナップショットを元に戻します。

ディレクトリを含むスナップショットを元に戻すには、ディレクトリ用に SnapRevert ドメインを作成することをお勧めします。

スナップショットを元に戻すには、次の手順を実行します。

スナップショットのエクスポート

スナップショットのデポート

スナップショットのデポート操作がトリガされると、NetBackup Snapshot Manager for Data Center はエクスポート操作時にスナップショットパスに作成された NFS のエクスポートまたは SMB 共有を削除します。

スナップショットの差分の作成

Snapshot Manager for Data Center は、JobAPI を使用してスナップショット間の変更リストを作成します。

変更リストを作成するには、次の手順を実行します。