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NetBackup™ Web UI Kubernetes 管理者ガイド

Last Published: 2023-01-29

Product(s): NetBackup (10.1.1)

NetBackup Kubernetes Operator でのサービスパッケージの配備

NetBackup Kubernetes Operator を配備する前に、Helm Chart をインストールし、永続ボリューム用の領域を用意する必要があります。

Helm の最新バージョンをインストールするには、次のコマンドを実行します。

#curl -k -fsSL -o get_helm.sh https://raw.githubusercontent.com/helm
#chmod +x get_helm.sh
#./get_helm.sh

NetBackup を配備する各クラスタにオペレータを配備する必要があります。

Helm Chart の構成

Helm Chart を使用して、NetBackup Kubernetes Operator を配備できます。

NetBackup Kubernetes Operator をアップグレードするには、Helm Chart をアップグレードする必要があります。

Helm Chart をアップグレードするには

Helm Chart をアップグレードするには、次のコマンドを実行します。
- helm upgrade <plugin-name> -n <namespace>

メモ:

新しいプラグインをインストールする前に、古いプラグインをアンインストールする必要があります。

新しい Helm Chart をインストールするには

古いプラグインをアンインストールするには、次のコマンドを実行します。
- helm uninstall <plugin-name> -n <namespace>
新しいプラグインをインストールするには、次のコマンドを実行します。
- helm install <plugin-name> <chart-path> -n <namespace>

Helm Chart とツリー構造のレイアウトを次に示します。

netbackupkops-helm-chart

   ├── charts
   ├── Chart.yaml
   ├── templates
   │   └── deployment.yaml
   └── values.yaml

ディレクトリ構造:

tar --list -f netbackupkops-10.1.1.tar.gz
veritas_license.txt
netbackupkops-helm-chart/
netbackupkops-helm-chart/Chart.yaml
netbackupkops-helm-chart/Values.yaml
netbackupkops-helm-chart/.helmignore
netbackupkops-helm-chart/templates
netbackupkops-helm-chart/templates/development.yaml
netbackupkops-helm-chart/Charts/

NetBackup Kubernetes Operator を配備するには:

ベリタスのサポート Web サイト (https://www.veritas.com/content/support) から tar パッケージをダウンロードします。
ホームディレクトリにパッケージを抽出します。netbackupkops-helm-chart フォルダは、ホームディレクトリに存在する必要があります。
すべてのクラスタコンテキストを一覧表示するには、コマンド kubectl config get-contexts を実行します。
オペレータサービスを配備するクラスタに切り替えるには、次のコマンドを実行します。
kubectl config use-context <cluster-context-name>
現在のディレクトリをホームディレクトリに変更するには、コマンド cd ~ を実行します。
NetBackup は、OCI 標準にコンパイルされたコンテナイメージリポジトリをサポートしています。オペレータと datamover イメージをプッシュする任意のツールを使用できます。
プライベート Docker レジストリを使用している場合は、この手順の指示に従って、NetBackup 名前空間に Secret nb-docker-cred を作成します。それ以外の場合は、次の手順にスキップします。
- プライベート Docker レジストリにログオンするには、コマンド docker login -u <user name><repo-name> を実行します。
  ログイン後、認証トークンを含む config.json ファイルが作成または更新されます。config.json ファイルを表示するには、コマンド cat ~/.docker/config.json を実行します。
  出力は次のようになります。
```
{
   "auths": {
       "https://index.docker.io/v1/": {
           "auth": "c3R...zE2"
      }
   }
}
```
- NetBackup 名前空間で netbackupkops-docker-cred という名前の Secret を作成するには、次のコマンドを実行します。
  kubectl create secret generic netbackupkops-docker-cred \
  --from-file=.dockerconfigjson=.docker/config.json \
  --type=kubernetes.io/dockerconfigjson -n netbackup
  Secret を作成する名前空間は任意に指定できます。
- NetBackup 名前空間で Secret netbackupkops-docker-cred が作成されたかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。
  kubectl get secrets -n netbackup
- Docker キャッシュにイメージをロードして Docker イメージリポジトリにイメージをプッシュするには、次のコマンドを実行します。
  docker load -i <name of the tar file>./
  docker tag <image name:tag of the loaded image>
  <repo-name/image-name:tag-name>
  docker push <repo-name/image-name:tag-name>
テキストエディタで netbackupkops-helm-chart/values.yaml ファイルを開き、manager セクションの image の値を、イメージ名とタグ repo-name/image-name:tag-name に置き換えて、ファイルを保存します。
NetBackup Kubernetes Operator サービスを配備するには、次のコマンドを実行します。
helm install <release name of the deployment> ./netbackupkops-helm-chart -n <namespace which runs NetBackup operator service>
例: helm install veritas-netbackupkops ./netbackupkops-helm-chart -n netbackup
- 必要に応じて配備のリリース名を変更できます。
- NetBackup オペレータサービスと NetBackup を実行する名前空間を指定するには、-n オプションが必要です。
配備の状態を確認するには、次のコマンドを実行します。
helm list -n <namespace which runs NetBackup operator service >
例:
helm list -n netbackup
リリース履歴を確認するには、次のコマンドを実行します。
helm history veritas-netbackupkops -n
<namespace which runs NetBackup operator service>。
例:
helm history veritas-netbackupkops -n netbackup