NetBackup™ Web UI Kubernetes 管理者ガイド
- NetBackup for Kubernetes の概要
- NetBackup Kubernetes Operator の配備と構成
- イメージグループの管理
- NetBackup Kubernetes Operator での証明書の配備
- Kubernetes 資産の管理
- Kubernetes インテリジェントグループの管理
- Kubernetes 資産の保護
- Kubernetes 資産のリカバリ
- Kubernetes の問題のトラブルシューティング
Kubernetes クラスタの追加
NetBackup に Kubernetes クラスタを追加する前に、クラスタに Kubernetes Operator をインストールして構成する必要があります。そうしないと、クラスタの検証が失敗し、さらにクラスタの追加操作が失敗します。
Kubernetes Operator を構成すると、NetBackup に Kubernetes クラスタを追加し、クラスタ内のすべての資産を自動的に検出できます。
クラスタを追加するには
- 左側の[作業負荷 (Workloads)]で、[Kubernetes]をクリックします。
- [Kubernetes クラスタ (Kubernetes clusters)]タブをクリックし、[追加 (Add)]をクリックします。
- [Kubernetes クラスタの追加 (Add Kubernetes cluster)]ページで、次を入力します。
[クラスタ名 (Cluster name)]: クラスタの名前を入力します。この名前は DNS の解決可能な値または IP アドレスである必要があります。例: cluster.sample.domain.com。
[ポート (Port)]: Kubernetes API サーバーのポート番号を入力します。
[コントローラの名前空間 (Controller namespace)]: Kubernetes クラスタ内で NetBackup Kubernetes Operator が配備されている名前空間を入力します。例: kops-ns。
- [次へ (Next)]をクリックします。[クレデンシャルの管理 (Manage credentials)]ページで、クラスタにクレデンシャルを追加できます。
既存のクレデンシャルを使用するには、[既存のクレデンシャルから選択してください (Select from existing credentials)]を選択し、[次へ (Next)]をクリックします次のページで、必要なクレデンシャルを選択し、[次へ (Next)]をクリックします。
新しいクレデンシャルを作成するには、[クレデンシャルの追加 (Add credential)]をクリックし、[次へ (Next)]をクリックします。[クレデンシャルの管理 (Manage credentials)]ページで、次を入力します。
[クレデンシャル名 (Credential name)]: クレデンシャルの名前を入力します。
[タグ (Tag)]: クレデンシャルに関連付けるタグを入力します。
[説明 (Description)]: クレデンシャルの説明を入力します。
NetBackup に Kubernetes クラスタを追加するには、認証局 (CA) 証明書とトークンが必要です。Kubernetes クラスタの認証と認可には、CA 証明書とバックアップサービスアカウントのトークンが必要です。CA 証明書とトークンを取得するには、Kubernetes クラスタでコマンド kubectl get secret <[namespace-name]-backup-server-secret> -n <namespace name> -o yaml. を実行します。
[トークン (Token)]: 認証トークンの値を Base64 エンコード形式で入力します。
[CA 証明書 (CA certificate)]: CA 証明書ファイルの内容を指定します。
- [次へ (Next)]をクリックします。
クレデンシャルが検証され、検証に成功すると、クラスタが追加されます。クラスタが追加されると、自動検出が実行され、クラスタ内の利用可能な資産が検出されます。
メモ:
NetBackup Kubernetes バージョン 10.1 で、クラスタの編集操作が失敗し、エラーメッセージが表示されます。この問題を解決するには、最初にクラスタを削除し、クラスタを再び追加することをお勧めします。