Veritas NetBackup™ クラウド管理者ガイド
- NetBackup クラウドストレージについて
- クラウドストレージについて
- NetBackup のクラウドストレージの構成
- NetBackup CloudStore サービスコンテナについて
- クラウドストレージの NetBackup メディアサーバーについて
- クラウドストレージのストレージサーバーの構成
- NetBackup クラウドストレージサーバーのプロパティ
- クラウドストレージ用のストレージユニットの構成
- クラウドストレージディスクプールプロパティの変更
- 監視とレポート
- 操作上の注意事項
- トラブルシューティング
- 統合ログについて
- レガシーログについて
- クラウドストレージの構成上の問題のトラブルシューティング
- クラウドストレージの操作上の問題のトラブルシューティング
クラウドストレージを作成できません
NetBackup でクラウドストレージを作成できない場合は、次の点を確認してください。
cacert.pem
ファイルが、次の場所において NetBackup のマスターサーバー、メディアサーバーの両方に存在する。UNIX/Linux の場合:
/usr/openv/var/webtruststore
Windows の場合:
<install_path>/var/webtruststore
cacert.pem
ファイルが存在しない場合は、マスターサーバーで nbcertcmd -getCACertificate を実行してください。このコマンドを実行した後、NetBackup CloudStore サービスコンテナを再起動してください。コマンドの詳細については、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
メモ:
この cacert.pem ファイルは NetBackup 固有のファイルです。 このファイルには、NetBackup 認可サービスによって生成された CA 証明書が含まれています。
cacert.pem
ファイルが NetBackup のマスターサーバーおよびメディアサーバーで同一のものである。マシンの証明書が次の場所に存在する。
UNIX/Linux の場合:
/usr/openv/var/vxss/credentials
Windows の場合:
<install_path>/var/vxss/credentials
セキュリティ証明書が存在しない場合は、マスターサーバーで bpnbaz -ProvisionCert を実行してください。このコマンドを実行した後、マスターサーバーおよびメディアサーバーで NetBackup CloudStore サービスコンテナを再起動してください。
ホスト名ベースの証明書の配備を参照してください。
NetBackup CloudStore サービスがアクティブである。
NetBackup CloudStore サービスコンテナの停止と起動を参照してください。
メディアサーバーがバージョン 8.0 以前の場合、NetBackup マスターサーバーで[8.0 以前のホストとの安全でない通信を有効にする (Enable insecure communication with 8.0 and earlier hosts)]オプションが選択されている。このオプションは、NetBackup 管理コンソールの[セキュリティ管理 (Security Management)]、[グローバルセキュリティ設定 (Global Security Settings)]、[安全な通信 (Secure Communication)]の順に選択したタブで利用できます。
メディアサーバーでは、証明書配備のセキュリティレベルが[最高 (Very High)]に設定されている場合、自動証明書配備が無効になります。 すべての新しい証明書要求に認証トークンが必要になります。したがって、証明書を配備する前に認証トークンを作成する必要があります。
詳しい手順については、『NetBackup™ セキュリティおよび暗号化ガイド』の「認証トークンの作成」の項を参照してください。