NetBackup cloudstore.conf 設定ファイル
表: cloudstore.conf 設定ファイルのパラメータと説明で、cloudstore.conf
設定ファイルのパラメータについて説明しています。
cloudstore.conf
ファイルは、NetBackup クラウドがサポートするプラットフォームにインストールされるマスターサーバーとすべてのメディアサーバーで利用可能です。
cloudstore.conf
ファイルでパラメータを変更する前に、nbcssc サービスを停止する必要があります。 パラメータを変更したら、nbcssc サービスを再起動してください。
cloudstore.conf
ファイルは、次のディレクトリに存在します。
表: cloudstore.conf
設定ファイルのパラメータと説明
パラメータ | 説明 |
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CSSC_VERSION | この値は変更しないことをお勧めします。 cloudstore.conf ファイルのバージョンを指定します。 デフォルトは 2 です。
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CSSC_PLUGIN_PATH | この値は変更しないことをお勧めします。 NetBackup クラウドストレージプラグインのインストールパスを指定します。 デフォルトのパスは次のとおりです。 Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\bin\ost-plugins UNIX の場合: /usr/openv/lib/ost-plugins |
CSSC_PORT | CloudStore サービスコンテナ (nbcssc) のポート番号を指定します。 デフォルトの値は 5637 です。 |
CSSC_LOG_DIR | nbcssc がログファイルを生成するディレクトリパスを指定します。 デフォルトのパスは次のとおりです。 Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\nbcssc UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/nbcssc |
CSSC_LOG_FILE | nbcssc サービスがログに書き込むのに使うファイル名を指定します。 デフォルト値は空です。これは、NetBackup のログ記録機構によってログのファイル名が決められることを意味します。 |
CSSC_IS_SECURE | nbcssc サービスを、セキュアモード (値 64) または非セキュアモード (値 0) のどちらで実行するかを指定します。 デフォルトの値は 64 です。 |
CSSC_CIPHER_LIST | NetBackup が次の目的で使用する暗号リストを指定します。 この値は変更しないことをお勧めします。ただし、暗号リストを目的に応じてカスタマイズする場合は、マスターサーバーとメディアサーバーの cloudstore.conf の暗号リストを変更する必要があります。 暗号リストが無効な場合、カスタマイズされた暗号リストはデフォルトの暗号リストに置き換えられます。 デフォルト値は AES:!aNULL:@STRENGTH です。 |
CSSC_LOG_LEVEL | nbcssc ログ記録のログレベルを指定します。 値 0 はログ記録が無効になることを示し、0 以外の値はログ記録が有効になることを示します。 デフォルトの値は 0 です。 |
CSSC_MASTER_PORT | nbcssc サービスが動作する NetBackup マスターサーバーのホストのポート番号を指定します。 デフォルトの値は 5637 です。 |
CSSC_MASTER_NAME | NetBackup マスターサーバー名を指定します。 このエントリは nbcssc サービスがこのホストで動作することを示します。 ここでは、次の場所に存在する CloudProvider.xml ファイルと CloudInstance.xml ファイルに基づいて、クラウドプロバイダ固有のすべての要求が処理されます。 Windows の場合: install_path\Netbackup\db\cloud UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/db/cloud |
CSSC_MASTER_IS_SECURE | nbcssc サービスを、NetBackup マスターサーバーで、セキュアモード (値 64) または非セキュアモード (値 0) のどちらで実行するかを指定します。デフォルトの値は 64 です。 |
CSSC_LEGACY_AUTH_ENABLED | nbcssc サービスでレガシー認証が有効であるか (値 1) 無効であるか (値 0) を指定します。デフォルトの値は 0 です。 NetBackup 8.1 以降では、CSSC_LEGACY_AUTH_ENABLED オプションは推奨されません。レガシーのメディアサーバーと通信するには、NetBackup マスターサーバーで[8.0 以前のホストとの安全でない通信を有効にする (Enable insecure communication with 8.0 and earlier hosts)]オプションを使用します。このオプションは、NetBackup 管理コンソールの[セキュリティ管理 (Security Management)]>[グローバルセキュリティ設定 (Global Security Settings)]>[安全な通信 (Secure Communication)]タブで利用できます。 |