Enterprise Vault™ Discovery Accelerator インストールガイド
- Discovery Accelerator の概要
- Discovery Accelerator のインストール準備
- Discovery Accelerator の設定オプション
- Discovery Accelerator の前提条件
- 一時フォルダのセキュリティの必要条件
- Discovery Accelerator のインストール
- Discovery Accelerator サーバーソフトウェアのインストール
- Discovery Accelerator クライアントソフトウェアのインストール
- 付録 A. Discovery Accelerator が使用するポート
- 付録 B. トラブルシューティング
Discovery Accelerator が使用するポートの変更
別のアプリケーションがデフォルトのポートを必要とする場合、Discovery Accelerator が異なるポートを使用するように設定できます。
SQL Always On を使用しない場合に SQL Server との通信に使うポートを変更する方法
- Discovery Accelerator サーバーで、Accelerator マネージャ Web サイトを開きます。
- 左ペインでサーバー名を右クリックし、次に[プロパティ]をクリックします。
- [名前]フィールドで、server_name、port_number として SQL Server のコンピュータを指定します。
- [OK]をクリックして変更内容を保存します。
それぞれのカスタマーデータベースで、次の操作を行ってください。
左ペインでデータベース名を右クリックし、次に[プロパティ]をクリックします。
[SQL Server]フィールドで、server_name、port_number として SQL Server のコンピュータを指定します。
[OK]をクリックして変更内容を保存します。
SQL Always On を使用する場合に、SQL Server との通信に使うポートを変更する方法
- Enterprise Vault Accelerator マネージャサービスを Discovery Accelerator サーバーで実行している場合は、停止させます。
- Accelerator マネージャの Web サイトを開いて次のページが表示されるまで待ちます (数分かかる場合があります)。
- [SQL Server]フィールドに必要な詳細を入力して[設定の更新]をクリックします。たとえば、前の図ではこのフィールドに可用性グループリスナー (SQL-L)、カンマ、ポート番号 5053 のように指定しています。
- Enterprise Vault Accelerator マネージャサービスを起動します。
Discovery Accelerator サーバーと Discovery Accelerator Web サイト間の通信に使われるポートを変更する方法
- Discovery Accelerator サーバーで、Discovery Accelerator インストールフォルダの
AcceleratorAdminWeb
サブフォルダとCustodianManagerWeb
サブフォルダでWeb.config
ファイルのコピーを検索します。 - Windows のメモ帳などのテキストエディタで各ファイルを開きます。
- 次の行を見つけ、ポート番号を適切な番号に変更します。
<add key="RemotePort" value="8085"/>
- ファイルを保存して閉じます。
- Enterprise Vault Accelerator マネージャサービスを再起動します。
Discovery Accelerator サーバーと Discovery Accelerator クライアント間の通信に使われるポートを変更する方法
- それぞれの Discovery Accelerator クライアントコンピュータのインストールフォルダで、
AcceleratorClient.Exe.Config
ファイルを検索します。このフォルダは通常
%HOMEPATH%\Local Settings\Application Data\Enterprise Vault Discovery Accelerator\Client
です。 - Windows のメモ帳などのテキストエディタでファイルを開きます。
- 次の行を見つけ、ポート番号を適切な番号に変更します。
<add key="AcceleratorServerPort" value="8086" />
- ファイルを保存して閉じます。
- ポート 8086 を別のポートに変更する必要があり、オープンデータ (OData) Web サービスを使用してレポートを作成する場合は、OData 設定を更新して同じポートを使用してください。ポート番号を更新するには、次の操作を行います。
各 Discovery Accelerator サーバーコンピュータで、インストールフォルダ内の
AcceleratorService.Exe.Config
ファイルとAcceleratorManager.Exe.Config
ファイルを探します。Windows のメモ帳などのテキストエディタで各ファイルを開きます。
次の行を検索し、AcceleratorClient.Exe.Config ファイルの設定に一致するようにポート番号を変更します。
<add key="Windows Client Remoting Channel Configuration" value="8086" /> <add key="Windows Client Remoting Channel Configuration IPv6" value="8086" />
ファイルを保存して閉じます。
SQL レポートサーバーとの通信に使われるポートを変更する方法
- Discovery Accelerator サーバーで、Accelerator マネージャ Web サイトを開きます。
- ページの下部にある[レポートサーバー]をクリックします。
[レポートサーバーのテンプレートのアップロード]ページが表示されます。
- [レポートサーバーの URL]フィールドに、SQL レポートサーバーにアクセスするための URL を、次の形式で入力します。
http://server_name:port_number/virtual_directory