NetBackup IT Analytics 認定構成ガイド
- はじめに
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon アレイのパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode のパフォーマンスメトリック
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
Veritas NetBackup 8.1 (以降) の集中型収集の必要条件
Veritas NetBackup 8.1 では、NetBackup ホスト (Data Collector など) が NetBackup プライマリサーバーと通信する方法に一連の変更が導入されています。これらの変更により、強化されたセキュアなチャネルを使用した通信とより高度なホスト ID の検証が可能になります。
変更するには、集中型 NetBackup Data Collector システムでインストール手順を実行する必要があります。バージョン 8.1 より前の NetBackup プライマリサーバーからの収集にはこの手順は必要ありません。
NetBackup 8.1 (以降) のシステムから正常に収集するための必要条件は次のとおりです。
NetBackup v7.7.3 以降のすべての集中型 NetBackup Data Collector と同様に、Data Collector 上の NetBackup ソフトウェアのバージョンは、精査対象のプライマリサーバーまたはメディアサーバーにインストールされている NetBackup ソフトウェアのメジャーバージョンおよびマイナーバージョンと一致する必要があります。
正しいベリタス製ソフトウェアのインストール後、データ収集の対象であるすべての NetBackup プライマリサーバーに、Data Collector サーバーを信頼できるサーバーとして追加する必要があります。これは通常、netbackup コマンド nbcertcmd を使用して行われます。Data Collector が信頼できるサーバーとして登録されていないと、収集は機能しません。
データ収集のためアクセスされる各プライマリサーバーの CA ルート証明書とホスト ID ベースのセキュリティ証明書を Data Collector サーバーにインストールする必要があります。CA およびホスト ID ベースの証明書の配備について詳しくは、『Veritas NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド、バージョン 8.1』を参照してください。
データ収集のためアクセスされる各 NetBackup プライマリサーバーで、NBDB とレジストリまたは bp.conf ファイルの両方で、Data Collector サーバーを NetBackup メディアサーバーとして追加する必要があります。『Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』の「メディアサーバーの管理」セクションを参照してください。
Data Collector サーバーで、NetBackup メディアサーバーソフトウェアのデーモンがアクティブである必要があります。