NetBackup IT Analytics 認定構成ガイド
- はじめに
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon アレイのパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode のパフォーマンスメトリック
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
NetBackup Centralized Data Collector の要件
最小必要条件: 64 ビット OS、2 つの CPU または vCPU、32 GiB の RAM。
NetBackup プライマリサーバーと Data Collector サーバーの間にファイアウォールがある場合は、ポート通信が NetBackup プライマリサーバーのポート 443、1556、13724 で開かれていることを確認します。
メモ:
接続に基づき、ssh には TCP/22 が必要で、API には 80 / 443 / 1556 が必要です。NetBackup での収集方法が NetBackup プライマリサーバーへの SSH または WMI プロトコルである場合、NBU バイナリは不要です。
集中型 NetBackup Data Collector (Linux または Windows OS) の場合、Data Collector は管理コマンド (CLI) にアクセスする必要があります。このためには通常、NetBackup プライマリサーバーのバイナリが Data Collector サーバーにインストールされている必要があります。CLI は、プライマリサーバーのバイナリでのみ利用可能です。これらのバイナリをインストールするにはベリタスから NetBackup プライマリサーバーのライセンスを取得する必要がある点に注意してください。
Veritas NetBackup 8.1 (以降) の集中型収集の必要条件を参照してください。
Data Collector 上の NetBackup ソフトウェアのバージョンは、精査対象のプライマリサーバーまたはメディアサーバーにインストールされている NetBackup ソフトウェアのメジャーバージョンおよびマイナーバージョンと一致する必要があります。Data Collector が開始されると、Data Collector はバージョンを確認し、不一致が検出されたプライマリサーバーの収集を停止します。メジャーバージョンとマイナーバージョンの必要条件について詳しくは、ベリタスのマニュアルを参照してください。
SLP 収集の場合、WMI プロキシサーバーが必要です。WMI はネットワーク通信に DCOM を使用します。DCOM によって、クライアントのポート番号が動的に割り当てられます。DCOM のサービスはポート 135 (静的ポート) で動作し、ホストと通信するすべてのクライアントはこのポートで接続します。DCOM サービスによって、WMI サービス用の特定のポートが割り当てられます。WMI 用に固定ポートを設定するには、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb219447%28VS.85%29.aspx を参照してください。
必要なソフトウェアを参照してください。
メモ:
収集ポリシーで構成されているすべての NetBackup プライマリが Linux オペレーティングシステムを使用している場合、WMI プロキシは必要ありません。