Veritas ™ Appliance iSCSI ガイド

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Product(s): Appliances (5.0)
Platform: NetBackup Appliance OS

[トランスポートモード (Transport modes)]オプション (VMware)

トランスポートモードは、スナップショットデータを VMware データストアから VMware バックアップホストに送信する方法を決定します。適切なモードは、VMware データストアを VMware バックアップホストに接続するネットワーク形式によって異なります。

デフォルトでは、すべてのモードが選択されています。NetBackup は、上から下へ順番に各トランスポートモードを試します。最初に成功したモードを、仮想マシンのすべてのディスクに使います。

表: トランスポートモード (Transport Modes)

モード

説明

SAN

ファイバーチャネル (SAN) または iSCSI を介した、暗号化されていない転送の場合に指定します。

メモ:

NetBackup アプライアンスでは、ISCSI を使用する VMware のバックアップで san トランスポートモードを使います。

メモ:

このモードは VMware 仮想ボリューム (VVols) を使う仮想マシンではサポートされません。

???を参照してください。

hotadd

仮想マシンで VMware バックアップホストを実行できます。

???を参照してください。

メモ:

VVols を使用する仮想マシンの場合、仮想マシンとバックアップホスト(hotadd)の仮想マシンは同じ VVol データストアに存在する必要があります。

このトランスポートモードの手順と、バックアップホストの VMware 仮想マシンへのインストール手順に関しては、VMware のマニュアルを参照してください。

nbd

Network Block Device (NBD) ドライバプロトコルを使用する、ローカルネットワークを介した暗号化されていない転送の場合に指定します。この転送モードは、通常、ファイバーチャネルを介した転送よりも低速です。

nbdssl

Network Block Device (NBD) ドライバプロトコルを使用する、ローカルネットワークを介した暗号化転送 (SSL) の場合に指定します。この転送モードは、通常、ファイバーチャネルを介した転送よりも低速です。