Veritas ™ Appliance iSCSI ガイド

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Product(s): Appliances (5.0)
Platform: NetBackup Appliance OS

ターゲットへの接続

イニシエータとターゲットの接続が検出されたら、iSCSI イニシエータからターゲットにログオンし、接続を確立して iSCSI 上でデータを転送する必要があります。ログオンは固定され、サーバーが再起動すると(ユーザーがターゲットからログオフしない限り)接続は自動的に復元されます。

イニシエータを単一のターゲットに接続するには、ポータルの IP アドレスとターゲット IQN を指定します。

ターゲットに接続するには

  1. 管理者として Secure Shell(SSH)セッションを開きアプライアンスにログオンします。
  2. Main_Menu >[設定 (Settings)]>[iSCSI]メニューに移動します。
  3. Target Connect コマンドを入力します。
  4. 検出されたターゲットの IQN とポータルアドレスを入力します。ターゲットで認証が有効な場合は、ユーザー名を入力する必要があります。

    なお、IQN、ポータルアドレス、ユーザー名について、次の点に注意してください。

    • IQN には、数字 (0 から 9)、文字 (A から Z、a から z)、コロン (:)、ハイフン (-)、下線 (_)、ピリオド (.) のみを使用できます。

      例: iqn.1999-06.com.veritas:storage.lun1

    • ターゲットのポータルアドレスには <IP address/hostname>[:port] の形式を使用する必要があります。IPv4 アドレスのみがサポートされます。ホスト名には短いホスト名または完全修飾ドメイン名を使用できます。

      例: 192.116.116.50 または abc:3260

    • ユーザー名には、数字 (0 から 9)、文字 (A から Z、a から z)、ハイフン (-)、下線 (_)、ピリオド (.) のみを使用できます。最初の文字は数字(0 ~ 9)、文字(A ~ Z、a ~ z)、または下線(_)に限られます。

      例: john.smith

  5. コマンドを実行してターゲットに接続します。一度に 1 つの検出されたターゲットに接続できます。