Enterprise Vault™ バックアップとリカバリ

クラスタ内のすべてのノードを修復する方法

1. すべてのコンピュータを再構築し、 データベースを復元します。

   回復手順 2: Enterprise Vault システムデータベースの復元を参照してください。

2. フェールオーバークラスタマネージャーを使って、クラスタを再作成します。以前と同じディスク数を使い、以前と同じドライブ文字で共有ディスクをマウントします。
3. 以前と同じドライブ文字を使って、インデックスと Enterprise Vault ストアデータをディスクに復元します。

   回復手順 4: Enterprise Vault データファイルのコピーまたは移動を参照してください。

4. もとの仮想サーバー名を使って、前提条件リソースを含むリソースグループを再作成します。
5. クラスタ内のすべてのノードに Enterprise Vault をインストールします。
6. 各プライマリノードで Enterprise Vault 設定ウィザードを実行します。クラスタをサポートする新しい Enterprise Vault サーバーを設定することを選択します。ウィザードにより、Enterprise Vault ディレクトリデータベースの ComputerEntry テーブルで、既存の仮想サーバー名が検出され、修復が実行されます。

   修復が完了すると、ウィザードページが表示され、Enterprise Vault サービスリソースとサーバーインスタンスリソースを再作成できます。オプションでリソースをオンラインにするように設定されている場合は、手動では行わないでください。

7. 各フェールオーバーノードで Enterprise Vault 設定ウィザードを実行します。既存のクラスタサーバーのフェールオーバーノードとしてノードを追加することを選択します。
8. ディレクトリデータベースエントリを消去します。

   回復手順 5: ディレクトリデータベースエントリの消去を参照してください。

9. Web Access アプリケーションの URL をチェックします。

   回復手順 8 : Web Access アプリケーション設定のチェックを参照してください。

10. クラスタリソースをオンラインにして、フェールオーバーが計画どおりに機能することをテストします。