Veritas NetBackup™ Plug-in for VMware vSphere Web Client ガイド
- 概要およびメモ
- vSphere Web Client 用 NetBackup プラグインのインストール
- NetBackup リカバリおよびインスタントリカバリウィザードの設定の概要 (vSphere Web クライアント用 NetBackup プラグイン内)
- バックアップからの仮想ディスクの除外
- バックアップ状態の監視
- 仮想マシンのリストア
- NetBackup リカバリウィザードの画面
- NetBackup インスタントリカバリウィザードの画面
- トラブルシューティング
- 付録 A. インスタントリカバリ操作
- 付録 B. NetBackup メディアサーバーおよびプラグインパッケージホストからの vSphere Web Client プラグインのインストール
インスタントリカバリするバックアップイメージの選択
[イメージ選択 (Image Selection)]画面の上位ペインで、インスタントリカバリ (IR) 準備完了バックアップイメージを表示できます。画面には、IR 準備完了で、経過時間が 7 日を超えないイメージのみがリストされます。
次の表では、[イメージ選択 (Image Selection)]画面のフィールドについて説明します。
表: [イメージの選択 (Image Selection)]画面のフィールド
フィールド | 説明 |
---|---|
表示名 (Display Name) | 前回の画面で選択および追加された仮想マシンの名前。 |
バックアップ日時 (Date and Time of Backup) | IR 準備完了バックアップイメージの日付とタイムスタンプ。 |
経過時間 (Age) | バックアップイメージの経過時間 (日または時間)。 |
vCenter Server | vCenter Server の名前。 |
ポリシー名 (Policy Name) | NetBackup バックアップポリシーの名前。 |
過去 7 日間の IR 準備完了イメージが見つからない場合、または VM に対して表示されているバックアップイメージを変更する場合: [変更 (Change)]オプションをクリックして、異なるバックアップイメージを検索します。 過去 7 日間など、特定の日付範囲を選択し、その期間で作成したバックイメージを検索できます。 [日付範囲の選択 (Select Date Range)]オプションでは、結果を表示するポップアップで[イメージの検索 (Search Images)]をクリックします。 他のオプションでは、表示されている結果のイメージを選択してイメージの詳細を表示します。 次の画面には、過去 30 日の間にバックアップされた IR 準備完了のイメージのリストが表示されます。 続行するには[イメージの選択 (Select Image)]を選択します。
[イメージ選択 (Image Selection)]画面の下部ペインには、上面で選択した仮想マシンのバックアップイメージの詳細と属性が表示されます。
表: [バックアップイメージの選択 (Backup Image Selection)]画面のフィールド
フィールド | 説明 |
---|---|
バックアップイメージ詳細 (Backup Image details) | NetBackup マスターサーバーの名前と、使用されるストレージ形式。 メモ: イメージのリストアに必要な時間はストレージ形式によって異なります。 AdvancedDisk ストレージ形式または重複排除ストレージ形式を使用するリカバリについては、特にこの傾向が強くなります。 バックアップ ID とバックアップスケジュールの形式もイメージの詳細に表示されます。 |
仮想マシン属性 (Virtual Machine Attributes) | バックアップ時の仮想マシンの属性。 |
表示名 (Display Name) | 指定された VM の表示名。 |
ホスト名 (Host name) | VM のホスト名。 |
ESX Server | ESX サーバー名。 |
vCenter Server | vCenter サーバー名。 |
BIOS UUID | 仮想マシンが作成されたときに仮想マシンに割り当てられた ID。この ID は、仮想マシンが複製されたかどうかによって、一意ではない場合があります。このオプションは、より古い VM UUID の識別子を使うポリシーとの互換性のために含まれています。 |
インスタンス UUID (Instance UUID) | 仮想マシンが作成されたときに仮想マシンに割り当てられたグローバルに一意な ID。この ID は vCenter Server 内の仮想マシンを一意に識別します。仮想マシンが (vCloud 内などで) 複製されても、元の仮想マシンのみがこのインスタンス ID を保有します。 (複製された仮想マシンには、異なるインスタンス UUID が割り当てられます。) |
データセンター | データセンターの名前を表示します。 |
仮想マシンのバージョン (Virtual Machine Version) | VM のオリジナルのハードウェアバージョンを表示します。 |
VMDK | 選択した仮想マシンの vmdk ファイルを表示します。 |
[次へ (Next)]をクリックして、[宛先選択 (Destination Selection)]画面に進みます。変更がある場合、[戻る (Back)]をクリックして前の画面に戻ります。
メモ:
リカバリ先の選択を続行するには、少なくとも 1 つの IR 対応イメージを選択する必要があります。