Veritas NetBackup™ インストールガイド

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Product(s): NetBackup (9.0)
  1. インストールの準備
    1. 一般的なインストールの情報
      1.  
        利用可能な NetBackup のインストール方法
      2.  
        NetBackup のバージョン間の互換性について
      3.  
        NetBackup ソフトウェアの入手について
      4. NetBackup をインストールする方法
        1.  
          NetBackup インストール前チェッカーについて
        2.  
          NetBackup Product Improvement Program について
      5.  
        NetBackup Web サーバーをサポートするユーザーアカウントの作成、
      6. ストレージデバイスの構成について
        1.  
          サポートされているロボット形式の検索
      7.  
        NetBackup ホスト用のセキュリティ証明書について
      8.  
        証明書キーサイズの環境変数
      9.  
        NetBackup インストールディレクトリの制限事項
      10.  
        btrfs ファイルシステムでは、NetBackup データベースはサポートされません。
    2. インストール操作に関する注意事項および制限事項
      1.  
        一部のコンピュータでは Java GUI と JRE のインストールは省略可能
      2.  
        NAT をサポートする NetBackup マスターサーバーの 8dot3 名前ファイル設定の有効化
      3.  
        NetBackup サーバーで RFC 1123 と RFC 952 に準拠したホスト名を使用する必要がある
      4.  
        8.1 のメディアサーバーまたはデュアルスタック構成のクライアントホストにインストールするときにホスト ID ベースの証明書が配備されない
      5.  
        NetBackup 8.2 以降の RHEL 8 のインストールの問題
      6.  
        NetBackup 8.2 以降の SUSE 15 のインストールの問題
      7.  
        NetBackup 8.2 以降でサポートされる外部認証局の証明書
      8.  
        SCCM と Chef の配備ツールとマニュアルが利用可能になりました
    3. SORT の情報
      1.  
        Veritas Services and Operations Readiness Tools について
      2.  
        SORT の新規インストールのための推奨手順
      3.  
        SORT のアップグレードのための推奨手順
    4. Veritas NetInsights コンソールの情報
      1.  
        Veritas Usage Insights について
      2.  
        Veritas Usage Insights のベストプラクティス
  2. NetBackup ライセンス
    1.  
      NetBackup のライセンスの要件について
    2.  
      ライセンスキーエントリについて
    3.  
      ライセンスキーについてよく寄せられる質問
  3. UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
    1. UNIX および Linux の場合のインストール要件
      1.  
        マスターサーバーとメディアサーバーが NetBackup アプライアンスでないかぎり、Windows と UNIX プラットフォームの英語以外のバージョンを混在させない
      2.  
        異なるバージョンの UNIX ベースオペレーティングシステムを実行する環境での NetBackup のインストール
      3.  
        Solaris システムの特別なインストールガイドライン
      4.  
        UNIX クラスタ環境の特別なインストールガイドライン
    2.  
      インストールスクリプトの動作
    3. NetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
      1.  
        NetBackup ソフトウェアのインストール
    4. NetBackup メディアサーバーソフトウェアを UNIX にインストール
      1.  
        UNIX および Linux での NetBackup メディアサーバーソフトウェアのサイレントインストール
    5. マスターサーバーからクライアントへのクライアントソフトウェアのプッシュインストールについて
      1.  
        マスターサーバーへのクライアント形式のソフトウェアのインストール
  4. Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
    1.  
      Windows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
    2.  
      Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件
    3.  
      Windows システムでのローカル、リモート、またはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
    4.  
      NetBackup クラスタ環境のインストール後の作業
    5.  
      Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認
    6.  
      Windows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール
  5. 管理インターフェースについて
    1.  
      NetBackup Web ユーザーインターフェースについて
    2.  
      NetBackup 管理コンソールについて
    3.  
      NetBackup 管理コンソールのインストール
    4.  
      Windows での複数バージョンの NetBackup 管理コンソールのインストール
    5.  
      Windows 上の旧バージョンの NetBackup 管理コンソールの削除
    6.  
      NetBackup のリモート管理コンソールについて
    7.  
      NetBackup リモート管理コンソールのインストール
  6. NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
    1.  
      NetBackup クライアントのインストールについて
    2. Windows での NetBackup クライアントのインストールについて
      1.  
        Windows クライアントのインストール方法と必要条件について
      2.  
        NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでのインストール
      3.  
        NetBackup Windows クライアントのサイレントインストール
      4.  
        NetBackup クライアントの構成方法
    3. UNIX および Linux での NetBackup クライアントのインストールについて
      1.  
        UNIX および Linux クライアントのインストール方式について
      2.  
        UNIX クライアントのローカルインストール
      3.  
        ネイティブインストーラによる UNIX と Linux のクライアントバイナリのインストール
      4. UNIX または Linux クライアントのリモートインストール方式について
        1.  
          ssh 方式を使用したクライアントソフトウェアのインストール
        2.  
          sftp 方式を使用したクライアントソフトウェアのインストール
      5.  
        サーバーの初期インストール後の UNIX または Linux クライアントの追加
  7. NetBackup の構成
    1.  
      NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
    2. NetBackup サーバーの構成について
      1.  
        NetBackup 管理コンソールの起動
      2.  
        デバイスの構成ウィザードについて
      3.  
        ボリュームの構成ウィザードについて
      4.  
        カタログバックアップウィザードについて
      5.  
        バックアップポリシーの構成ウィザードについて
  8. NetBackup ソフトウェアのアップグレード
    1.  
      NetBackup のアップグレードについて
    2.  
      NetBackup 8.x アップグレードポータルについて
  9. NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
    1.  
      UNIX システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
    2.  
      UNIX および Linux システムでの NetBackup クライアントソフトウェアの削除について
    3.  
      UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
    4.  
      Windows システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
    5.  
      Windows サーバー、クラスタ、およびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
    6.  
      Windows サーバーおよび Windows クライアントからの Java コンソールの状態データの削除について
    7.  
      新しいメディアサーバーに全データを移行してクラスタ化されたメディアサーバーを削除する
  10. 参照先
    1.  
      クラスタ化されたマスターサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する
    2.  
      NetBackup 応答ファイルについて
    3.  
      維持される Java Virtual Machine のオプション
    4.  
      RBAC のブートストラップについて
    5.  
      NetBackup マスターサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成
    6.  
      NetBackup Java Runtime Environment について
    7.  
      インストール後の Java GUI と JRE の追加または削除
    8.  
      Replication Director を使用した NetApp ディスクアレイの使用
    9.  
      NetBackup データベースに対するセキュリティ強化
    10.  
      Veritas NetBackup マスターサーバーとドメインのサイズについてのガイダンス
  11.  
    索引

NetBackup 応答ファイルについて

NetBackup では、事前定義された一連の設定オプションを使用して、無人インストール、サイレントインストール、アップグレードを実行する方法を提供します。これらのオプションを使うと、次のことが可能になります。

  • 一部のデフォルト値を上書きします。

  • 対話式のインストール時の質問への回答を回避します。

UNIX と Linux では、メディアとクライアントのテンプレートは、ベリタスからダウンロードした、NetBackup インストールイメージの最上位で利用可能です。これらのテンプレートは、必要に応じて変更し、インストール時とアップグレード時に使用できるように /tmp/NBInstallAnswer.conf に配置する必要があります。

Windows では、マスター、メディア、およびクライアントのテンプレートは、ベリタスからダウンロードした、NetBackup インストールイメージの最上位にある windows_x64 ディレクトリで利用可能です。これらのテンプレートはそれぞれ、silentmaster.cmdsilentmedia.cmdsilentclient.cmd と呼ばれます。

メディアとクライアントのテンプレートは、Veritas からダウンロードした、NetBackup インストールイメージの最上位で利用可能です。

インストールスクリプトを実行する前にターゲットホストに NetBackup 応答ファイルを設定します。ファイルが存在しない場合はファイルを作成します。サポート対象のエントリを関連する情報とともに示します。

表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータ

オプション

NetBackup の役割

プラットフォーム

インストールに必要かどうか

ABORT_REBOOT_INSTALL

マスター、メディアおよびクライアント

Windows

不要

ACCEPT_REVERSE_CONNECTION

クライアント

すべて

不要

ADDITIONALSERVERS

マスター、メディアおよびクライアント

Windows

不要

ALLOW_PRE_90_UPGRADE

マスター

すべて

不要

AUTHORIZATION_TOKEN

メディアおよびクライアント

すべて

詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT

メディアおよびクライアント

すべて

詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

CLIENT

クライアント

Windows

必要

CLIENT_NAME

メディアおよびクライアント

UNIX および Linux

必要

ECA_CERT_PATH

メディアおよびクライアント

すべて

詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

ECA_CERT_STORE

メディアおよびクライアント

Windows

詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

ECA_CRL_CHECK_LEVEL

メディアおよびクライアント

すべて

詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

ECA_CRL_PATH

メディアおよびクライアント

すべて

ECA_CRL_CHECK_LEVEL=USE_PATH が指定された場合のみ。

ECA_KEY_PASSPHRASEFILE

メディアおよびクライアント

すべて

不要

ECA_PRIVATE_KEY_PATH

メディアおよびクライアント

すべて

詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

ECA_TRUST_STORE_PATH

メディアおよびクライアント

すべて

詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

INCLUDE_JAVA_GUI_AND_JRE

メディアサーバーおよびクライアント

すべて

UNIX および Linux のメディアサーバーとクライアント: 不要

Windows メディアサーバー: 必要

INSTALL_PATH

メディアおよびクライアント

すべて

不要

マスター、メディアおよびクライアント

Windows

必要

LICENSE

メディア

UNIX および Linux

必要

マスターおよびメディア

Windows

必要

MACHINE_ROLE

メディアおよびクライアント

UNIX および Linux

必要

MASTERSERVER

マスター、メディアおよびクライアント

Windows

必要

MEDIA_SERVER

クライアント

UNIX および Linux

不要

MEDIASERVER

メディア

Windows

不要

MERGE_SERVERS_LIST

クライアント

UNIX および Linux

不要

マスター

Windows

不要

RBAC_DOMAIN_NAME

マスター

UNIX および Linux

不要

RBAC_DOMAIN_TYPE

マスター

UNIX および Linux

不要

RBAC_PRINCIPAL_NAME

マスター

UNIX および Linux

不要

RBAC_PRINCIPAL_TYPE

マスター

UNIX および Linux

不要

SERVER

メディアおよびクライアント

UNIX および Linux

必要

SERVICES

クライアント

UNIX および Linux

不要

SERVICESTARTTYPE

マスター、メディアおよびクライアント

Windows

不要

STOP_NBU_PROCESSES

マスター、メディアおよびクライアント

Windows

不要

USAGE_INSIGHTS_FILE_PATH

マスター

Windows

必要

VNETD_PORT

マスター、メディアおよびクライアント

Windows

不要

WEBSVC_DOMAIN

マスター

Windows

必要

WEBSVC_GROUP

マスター

すべて

Unix および Linux: 不要

Windows: 必要

WEBSVC_PASSWORD_PLAIN

マスター

Windows

必要

WEBSVC_USER

マスター

すべて

Unix および Linux: 不要

Windows: 必要

セキュリティ構成の注意事項について

NetBackup のバージョンおよび実行される操作によって、テンプレートファイルに必要なセキュリティパラメータが決まります。

初期インストールまたは 8.1 より前のバージョンのアップグレードでのセキュリティ構成に関する注意事項

この操作が初回インストール、または 8.1 より前のバージョンからのアップグレードの場合は、少なくとも 1 セットのセキュリティ構成パラメータを指定する必要があります。

NetBackup マスターサーバーを認証局として使用するには、マスターサーバーの CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT を指定する必要があります。マスターサーバーのセキュリティレベル、またはこのコンピュータがマスターサーバーですでに設定されているかどうかに応じて、AUTHORIZATION_TOKEN オプションが必要になることがあります。詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.000127129 を参照してください。

UNIX および Linux で外部認証局を使用するには、ECA_CERT_PATHECA_CRL_CHECK_LEVELECA_PRIVATE_KEY_PATHECA_TRUST_STORE_PATH の値が必須です。詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100044300 を参照してください。

Windows で外部認証局を使用するには、ECA_CERT_STOREECA_CRL_CHECK_LEVEL の値を指定するか、UNIX と Linux で以前に指定したすべての値を指定します。

ECA_CRL_PATHECA_KEY_PASSPHRASEFILE の値は省略可能です。詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100044300 を参照してください。

NetBackup 8.1 以降のアップグレードのセキュリティ構成に関する注意事項

すでに安全な通信が構成されているバージョンの NetBackup からアップグレードする場合 (NetBackup 8.1 以降)、CA_CERTIFICATE_FINGERPRINTAUTHORIZATION_TOKEN の値は無視されます。

NetBackup 8.2 以降のアップグレードのセキュリティ構成に関する注意事項

ECA がすでに構成されているバージョンの NetBackup からアップグレードする場合 (NetBackup 8.2 以降)、すべての ECA* パラメータは無視されます。

外部認証局の構成のスキップについて

認証局を構成せずにインストールまたはアップグレードを続行するには、すべての必要な ECA_ オプションに SKIP を指定します。すべての ECA_ 値を SKIP に設定しない場合、インストールまたはアップグレードが失敗することに注意してください。必要な認証局コンポーネントを構成せずにインストールまたはアップグレードを続行すると、バックアップとリストアが失敗します。

ABORT_REBOOT_INSTALL
  • 説明: このオプションは、再起動が必要な場合にインストールまたはアップグレードを停止します。有効な値は 0 (停止しない) または 1 (停止) です。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: 0

  • 必要/不要: 不要。

  • ABORT_REBOOT_INSTALL 0 | 1

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ACCEPT_REVERSE_CONNECTION
  • 説明: NAT クライアントと NetBackup ホストとの接続方法を識別する場合に、このオプションを使用します。許可される値は TRUEFALSE です。NetBackup で NAT をサポートする場合はこのオプションを TRUE に、それ以外の場合は FALSE に設定します。次の場合、ACCEPT_REVERSE_CONNECTION=FALSE を設定します。

    • NetBackup で NAT クライアントをサポートしない場合。

    • NetBackup クライアントがファイアウォールの背後に存在しない場合。

  • 該当するプラットフォーム: UNIX と Windows の両方。

  • デフォルト値: FALSE

  • ACCEPT_REVERSE_CONNECTION=TRUE | FALSE

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ADDITIONALSERVERS
  • 説明: このオプションは、マスターサーバーにセキュリティ要求をプロキシするために使用される NetBackup メディアサーバーを含める場合に使用します。このホストの前回のインストール以降に追加されたサーバーのみを一覧表示します。インストール処理では、既存のサーバーのセットが新しいものと統合されています。IP アドレスの使用はサポートされていません。有効な入力値は、完全修飾コンピュータ名のカンマで区切られたリストです。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要。

  • ADDITIONALSERVERS server1,server2,servern

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ALLOW_PRE_90_UPGRADE
  • 説明: このフィールドはマスターサーバーのみを対象としています。この値は、9.0 より前のリリースの NetBackup から NetBackup 9.0 以降へのアップグレードを続行できるかどうかを判定します。アップグレードには、無制限の有効期限変換プロセスが含まれます。この変換は、9.0 より前の NetBackup から 9.0 以降の NetBackup にアップグレードするときにのみ行われます。アップグレードの動作とこのオプションの必要性は、マスターサーバーのプラットフォームによって異なります。

    • Windows

      この値は、Windows マスターサーバーのサイレントアップグレードに必要です。アップグレードを続行する場合は 1 を指定し、アップグレードを停止する場合は 0 を指定します。この値は、対話形式の Windows マスターサーバーのアップグレード中は無視されます。NetBackup カタログのサイズと必要な変換時間によっては、アップグレードを続行するかどうかを確認するメッセージが表示されることがあります。

    • UNIX

      UNIX と Linux のマスターサーバーの場合は、yes または no を指定するとユーザーに確認メッセージが表示されなくなります。無制限の有効期限変換によってアップグレードプロセスが延長されることが予想される場合、値 yes はアップグレードを続行することを意味します。値 no はアップグレードが停止することを意味します。この値を指定しない場合、アップグレードを続行するかどうかを確認するメッセージが NetBackup によって表示されます。

    NetBackup 9.0 以降のバージョンでは、2038 年より先の有効期限がサポートされています。NetBackup の以前のバージョンとの互換性を確保するために、無制限の有効期限が設定されたすべての項目は、新しい無制限の有効期限の値を反映するように更新されます。この変換によって、アップグレードを完了するために必要な時間が長くなる場合があります。詳しくは、次の記事を参照してください。

    https://www.veritas.com/content/support/en_US/article.100048600

  • 該当するプラットフォーム: UNIX と Windows の両方。

  • デフォルト値: なし

  • 必要/不要: プラットフォームおよびアップグレード方法に依存します。

  • ALLOW_PRE_90_UPGRADE=yes|no (UNIX)

    ALLOW_PRE_90_UPGRADE=1|0 (Windows)

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

AUTHORIZATION_TOKEN
  • 説明: このオプションは、NetBackup がホスト証明書の取得時に認証トークンまたは再発行トークンを自動的に使用するかを指定します。AUTHORIZATION_TOKEN は大文字で 16 文字です。一部の環境では、バックアップおよびリストアが正常に動作するために認証トークンが必要です。この情報が必要な場合に、応答ファイルに指定されていないと、インストールは失敗します。SKIP を指定すると、インストーラはトークンを含まずにホスト証明書を取得しようとします。環境によっては、この選択により、インストール後に手動による追加の手順が必要となる場合があります。

    AUTHORIZATION_TOKEN は、次のいずれかの条件では無視されることに注意してください。

    • ECA がマスターサーバーで使用されている

    • マスターサーバーのセキュリティレベルが High より低い値に設定されている

  • 該当するプラットフォーム: UNIX と Windows の両方。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

  • AUTHORIZATION_TOKEN=ABCDEFGHIJKLMNOP | SKIP

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT
  • 説明: このオプションは、認証局 (CA) 証明書の指紋を指定します。証明書の指紋は、インストールまたはアップグレード中に CA から取得されます。指紋形式は 59 文字であり、0 から 9 の数字、A から F の英字およびコロンの組み合わせです。たとえば、01:23:45:67:89:AB:CD:EF:01:23:45:67:89:AB:CD:EF:01:23:45:67 となります。fingerprint の値は、最初の SERVER=server_name オプションに指定されているサーバーの指紋と一致する必要があります。セキュリティを設定せずにインストールまたはアップグレードを続行するには、CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT=SKIP を指定します。

    CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT は、次のいずれかの条件では無視されることに注意してください。

    • ECA がマスターサーバーで使用されている

    • マスターサーバーのセキュリティレベルが High より低い値に設定されている

  • 該当するプラットフォーム: UNIX と Windows の両方。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

  • CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT=fingerprint | SKIP

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

CLIENT
  • 説明: このオプションは、NetBackup がこのクライアントホストの識別に使用する名前を指定します。%COMPUTERNAME% 値により、ローカルホストがコンピュータ名を提供できるようになります。この値を使用すると、単一のマスターサーバードメイン内のすべてのコンピュータに同じ応答ファイルを使用できます。IP アドレスの使用はサポートされていません。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 必要。

  • CLIENT=client_name | %COMPUTERNAME%

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

CLIENT_NAME
  • 説明: このオプションは、NetBackup がこのコンピュータの識別に使用する名前を指定します。XLOCALHOSTX 値により、ローカルホストがコンピュータ名を提供できるようになります。この値を使用すると、単一のマスターサーバードメイン内のすべてのコンピュータに同じ応答ファイルを使用できます。この値は、bp.conf ファイルに追加されます。

    アップグレードで CLIENT_NAME が指定されている場合、応答ファイルで指定される名前が bp.conf ファイルで構成されている値と一致することを検証するチェックが行われます。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 必要

  • CLIENT_NAME=name | XLOCALHOSTX

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ECA_CERT_PATH
  • 説明: このオプションは、外部証明書ファイルのパスとファイル名を指定します。

    認証局の設定をスキップするには、必要なすべての ECA_ 値を SKIP に設定します。認証局を構成せずにインストールを続行すると、バックアップとリストアが失敗することに注意してください。

    ECA がホストですでに構成されている場合、またはマスターサーバーで NBCA のみが使用されている場合、アップグレード時に ECA_CERT_PATH オプションは無視されます。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

  • ECA_CERT_PATH=path_and_file_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ECA_CERT_STORE
ECA_CRL_CHECK_LEVEL
  • 説明: このオプションは CRL モードを指定します。サポートされる値は次のとおりです。

    • USE_CDP: 証明書に定義されている CRL を使用します。

    • USE_PATH: ECA_CRL_PATH で指定されたパスにある CRL を使用します。

    • DISABLED: CRL を使用しません。

    • SKIP: 認証局の設定をスキップするために使用します。ECA の構成をスキップするには、必要なすべての ECA_ 値を SKIP に設定します。認証局を構成せずにインストールを続行すると、バックアップとリストアが失敗することに注意してください。

      ECA がホストですでに構成されている場合、またはマスターサーバーで NBCA のみが使用されている場合、アップグレード時に ECA_CERT_PATH オプションは無視されます。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

  • ECA_CRL_CHECK_LEVEL=value

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ECA_CRL_PATH
  • 説明: このオプションは、外部 CA 証明書に関連付けられている CRL のパスとファイル名を指定します。

    認証局の設定をスキップするには、必要なすべての ECA_ 値を SKIP に設定します。認証局を構成せずにインストールを続行すると、バックアップとリストアが失敗することに注意してください。

    ECA がホストですでに構成されている場合、またはマスターサーバーで NBCA のみが使用されている場合、アップグレード時に ECA_CERT_PATH オプションは無視されます。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: ECA_CRL_CHECK_LEVEL=USE_PATH が指定された場合のみ。

  • ECA_CRL_PATH=path

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ECA_KEY_PASSPHRASEFILE
  • 説明: このオプションは、キーストアにアクセスするためのパスフレーズを含むファイルのパスとファイル名を指定します。

    ECA がホストですでに構成されている場合、またはマスターサーバーで NBCA のみが使用されている場合、アップグレード時に ECA_CERT_PATH オプションは無視されます。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要

  • ECA_KEY_PASSPHRASEFILE=path/filename

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ECA_PRIVATE_KEY_PATH
  • 説明: このオプションは、秘密鍵を示すファイルのパスとファイル名を指定します。

    認証局の設定をスキップするには、必要なすべての ECA_ 値を SKIP に設定します。認証局を構成せずにインストールを続行すると、バックアップとリストアが失敗することに注意してください。

    ECA がホストですでに構成されている場合、またはマスターサーバーで NBCA のみが使用されている場合、アップグレード時に ECA_CERT_PATH オプションは無視されます。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

  • ECA_PRIVATE_KEY_PATH=path/filename

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

ECA_TRUST_STORE_PATH
  • 説明: このオプションは、トラストストアの場所を示すファイルのパスとファイル名を指定します。

    認証局の設定をスキップするには、必要なすべての ECA_ 値を SKIP に設定します。認証局を構成せずにインストールを続行すると、バックアップとリストアが失敗することに注意してください。

    ECA がホストですでに構成されている場合、またはマスターサーバーで NBCA のみが使用されている場合、アップグレード時に ECA_CERT_PATH オプションは無視されます。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 詳しくは、セキュリティ構成の注意事項について を参照してください。

  • ECA_TRUST_STORE_PATH=path/filename

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

INCLUDE_JAVA_GUI_AND_JRE
  • 説明: インストール時またはアップグレード時にオプションの Java および JRE コンポーネントを処理する方法を決定するために使用します。サポートされる値は次のとおりです。

    • INCLUDE: Java GUI と JRE をインストールまたはアップグレードの一部として含めます。

    • EXCLUDE: Java GUI と JRE を除外します。

    • MATCH: ホスト上の既存の構成を照合します。初期インストールでこのオプションを指定すると、コンポーネントはインストールされません。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: なし

  • 必要/不要: UNIX および Linux の場合は不要、Windows メディアサーバーの場合は必要。

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

INSTALL_PATH
  • 説明: このオプションは、NetBackup バイナリをインストールする場所を指定します。このオプションに必要なのは、ベースディレクトリへの絶対パスのみです。インストーラは /openv を自動的に追加します。このオプションは、アップグレード中に NetBackup の場所を変更する目的では使用できません。

    アップグレード時に、INSTALL_PATH オプションが無視されることに注意してください。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: /usr

  • 必要/不要: 不要

  • INSTALL_PATH = path

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

INSTALLDIR
  • 説明: このオプションは、NetBackup をインストールする場所を指定します。ベースディレクトリへの完全修飾パスが必要です。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 必要

  • INSTALLDIR=C:\Program Files\Veritas

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

LICENSE
  • 説明: このオプションは、サーバーに適用するライセンスキー文字列を指定します。ライセンスをさらに適用する場合は、追加の「LICENSE = key_string」行を追加できます。このオプションはキーの追加のみ実行し、既存のキーは削除されません。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: メディアサーバーの場合は必要。クライアントの場合は不要。

  • LICENSE = key_string

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

LICENSEKEY
  • 説明: このオプションは、インストール用の NetBackup ライセンスキーを指定します。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: マスターサーバーとメディアサーバーの場合は必要。クライアントの場合は不要。

  • LICENSEKEY=NetBackup_license_key

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

MACHINE_ROLE
  • 説明: このオプションは、このコンピュータでインストールおよび構成を実行するための NetBackup の役割を指定します。アップグレードの場合、この値はコンピュータに構成されている役割と一致する必要があります。

  • デフォルト値: なし。サポートされる値は、MASTERMEDIACLIENT です。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • 必要/不要: 必要。

  • MACHINE_ROLE = MASTER | MEDIA | CLIENT

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

MASTERSERVER
  • 説明: このオプションは、このコンピュータが現在の NetBackup マスターサーバーとして認識するサーバー名を指定します。このホストがマスターサーバーの場合、値には %COMPUTERNAME% を使用できます。IP アドレスの使用はサポートされていません。ADDITIONALSERVERS オプションを使用すると、追加のマスターサーバーを指定できます。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 必要。

  • MASTERSERVER=master_server_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

MEDIA_SERVER
  • 説明: このオプションは、NetBackup が、指定したホストを使用してこのクライアントに対するセキュリティ保護された Web 要求をトンネリングするように指定します。クライアントとマスターサーバー上の NetBackup Web サービスの間の通信が遮断される場合、トンネルが必要です。この通信は、NetBackup のインストールまたはアップグレード時にホスト証明書を入手するために必要です。応答ファイルには複数の MEDIA_SERVER エントリが存在することがあります。それぞれが https 要求のトンネリングの候補として使用されます。これらのエントリは、bp.conf ファイルに追加されます。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要。

  • MEDIA_SERVER=media_server_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

MEDIASERVER
  • 説明: このオプションは、このコンピュータがメディアサーバーとして認識するホストの名前を指定します。IP アドレスの使用はサポートされていません。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要。

  • MEDIASERVER=media_server_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

MERGE_SERVERS_LIST
  • 説明: マスター上の bp.conf にあるサーバーを、このクライアントの bp.conf に格納されているサーバーリストに統合します。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: NO

  • 必要/不要: 不要。

  • MERGE_SERVERS_LIST = yes | no

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

OPSCENTER_SERVER_NAME
  • 説明: このオプションは、OpsCenter を実行するサーバーの名前を指定します。OpsCenter を使用しない場合、このオプションは空白にします。または、インストール後に OpsCenter を設定することもできます。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要。

  • OPSCENTER_SERVER_NAME=OpsCenter_server_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

RBAC_DOMAIN_NAME
  • 説明: このオプションは、セキュリティ管理者とバックアップ管理者の役割に、役割ベースのアクセス制御 (RBAC) 権限が構成されているプリンシパルのドメイン名を指定します。

  • デフォルト値: なし。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • 必要/不要: 不要

  • RBAC_DOMAIN_NAME = domain_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

RBAC_DOMAIN_TYPE
  • 説明: このオプションは、セキュリティ管理者とバックアップ管理者の役割に、役割ベースのアクセス制御 (RBAC) 権限が構成されているプリンシパルのドメイン形式を指定します。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要

  • RBAC_DOMAIN_TYPE = domain_type

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

RBAC_PRINCIPAL_NAME
  • 説明: このオプションは、セキュリティ管理者とバックアップ管理者の役割に、役割ベースのアクセス制御 (RBAC) 権限が構成されているプリンシパルの名前を指定します。このユーザーまたはユーザーグループがシステムに存在する必要があります。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要

  • RBAC_PRINCIPAL_NAME = principal_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

RBAC_PRINCIPAL_TYPE
  • 説明: このオプションは、セキュリティ管理者とバックアップ管理者の役割に、役割ベースのアクセス制御 (RBAC) 権限が構成されているプリンシパルの形式を指定します。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要

  • RBAC_PRINCIPAL_TYPE = USER | USERGROUP

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

SERVER
  • 説明: このオプションは、このコンピュータが現在の NetBackup マスターサーバーとして認識するサーバー名を指定します。認識する必要のあるサーバーが他にある場合は、追加の SERVER= 行を追加できます。SERVER= 行が複数ある場合、最初に表示されるのがマスターサーバーです。これらのエントリは、bp.conf ファイルに追加されます。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 必要。

  • SERVER=master_server_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

SERVICES
  • 説明: このオプションは、クライアントのインストールまたはアップグレードの完了時に NetBackup サービスを起動するかどうかを指定します。起動しないことを指定すると、NetBackup サービスは起動しません。インストールまたはアップグレードの終了後、NetBackup サービスが起動する前に、手動による追加手順の実行が必要になる場合があります。

  • 該当するプラットフォーム: Unix および Linux のみ。

  • デフォルト値: YES

  • 必要/不要: 不要。

  • SERVICES=no

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

SERVICESTARTTYPE
  • 説明: このオプションは、ホストサーバーの再起動後に、NetBackup サービスを再起動するかどうかを指定します。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: Automatic

  • 必要/不要: 不要。

  • SERVICESTARTTYPE=Automatic | Manual

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

STOP_NBU_PROCESSES
  • 説明: このオプションは、インストール処理でアクティブな NetBackup プロセスが検出された場合、そのプロセスを自動的に停止するかどうかを指定します。インストールまたはアップグレードの前に、実行中の NetBackup ジョブがないことと、すべての NetBackup データベースが停止していることを確認します。有効な入力値は、0 (停止しない) および 1 (停止) です。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: 0

  • 必要/不要: 不要。

  • STOP_NBU_PROCESSES = 0 | 1

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

USAGE_INSIGHTS_FILE_PATH
  • 説明: このオプションは、Usage Insights のカスタマ登録キーファイルのパスとファイル名を指定します。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: マスターサーバーの場合は必要。

  • USAGE_INSIGHTS_FILE_PATH = path_and_file_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

VNETD_PORT
WEBSVC_DOMAIN
  • 説明: このオプションは、Web サーバーをドメイン (Active Directory) アカウントと関連付ける場合に使用します。このフィールドにドメイン名を指定します。Web サーバーをローカルアカウントに関連付ける場合は、このフィールドを空白のままにします。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • 必要/不要: 不要。

  • WEBSVC_DOMAIN=domain_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

WEBSVC_GROUP
  • 説明: このオプションは、NetBackup Web サーバーが使用するアカウントのユーザー名を指定します。このグループはシステムに存在している必要があります。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: nbwebgrp

  • 必要/不要: UNIX および Linux のマスターサーバーの場合は不要、Windows マスターサーバーの場合は必要。

  • WEBSVC_GROUP=custom_group_account_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

WEBSVC_PASSWORD_PLAIN
  • 説明: このオプションは、Windows WEBSVC_USER アカウントのパスワードを指定します。websvc のパスワードに特殊文字が含まれている場合 ((% ^ & < > | ' ` , ; = ( ) ! " \ [ ] . * ?) は、パスワードに適切なエスケープ文字を追加します。たとえば、websvc のパスワードが abc% の場合は、abc%% と入力する必要があります。

    注意:

    このオプションは、このアカウントのパスワードを平文にします。そのため、セキュリティ上の問題になる可能性があります。

  • 該当するプラットフォーム: Windows のみ。

  • デフォルト値: なし。

  • WEBSVC_PASSWORD_PLAIN=password

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。

WEBSVC_USER
  • 説明: このオプションは、NetBackup Web サーバーが使用するアカウントのユーザー名を指定します。このユーザーはシステムに存在している必要があります。

  • 該当するプラットフォーム: すべて。

  • デフォルト値: nbwebsvc

  • 必要/不要: UNIX および Linux のマスターサーバーの場合は不要、Windows マスターサーバーの場合は必要。

  • WEBSVC_USER=custom_user_account_name

  • 表: テンプレートのオプションと必要なコンピュータに戻ります。