Veritas NetBackup™ インストールガイド

NetBackup インストール前チェッカーについて

UNIX/Linux プラットフォーム用と Windows プラットフォーム用のサーバーインストーラの両方にインストール前チェッカーが含まれています。この機能を使用すると、サーバーの正常なインストールまたはアップグレードの準備ができているか判断しやすくなります。

NetBackup は、インストールまたはアップグレードの開始時にチェックを行うインストール前プログラムを使用します。このチェックでは、正常に運用するために削除できる既知の問題を調べることができます。実行されるチェックは、インストール時やアップグレード時に発生した以前の問題に関して、お客様からいただいたご意見に基づいて開発されました。お客様から新たにフィードバックをいただいた場合、ベリタスはこのチェッカーを更新する可能性があります。更新は、NetBackup のリリースには依存しません。サーバーが telemetry.veritas.com に接続できる場合、インストールやアップグレードを開始すると、NetBackup がチェッカーを最新のバージョンに自動的に更新します。

実行されるテストの 1 つは、ローカルにインストールされた EEB（Emergency Engineering Binary の略で、緊急エンジニアリングバイナリの意味）の更新とインストール中の NetBackup のバージョンに含まれている修正の比較です。インストール前テストのうちいずれかが失敗すると、必要な操作の種類を示すメッセージが表示されます。

実行されるテストの 1 つは、インストールされた EEB (Emergency Engineering Binaries の略で、緊急エンジニアリングバイナリの意味) とインストール中の NetBackup のバージョンに含まれている修正の比較です。インストール前テストのうちいずれかが失敗すると、必要な操作の種類を示すメッセージが表示されます。

一部のテスト失敗は軽微なものと見なされ、アップグレードの続行が許可されます。重要なテスト失敗があると、インストールまたはアップグレードの実行が妨げられます。この出力は、インストールまたはアップグレードを安全に続行する前に他の処置を講じる必要があることが通知されます。

Veritas Services and Operations Readiness Tools についてを参照してください。