Veritas NetBackup™ インストールガイド
- インストールの準備
- 一般的なインストールの情報
- インストール操作に関する注意事項および制限事項
- SORT の情報
- Veritas NetInsights コンソールの情報
- NetBackup ライセンス
- UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- 管理インターフェースについて
- NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
- NetBackup の構成
- NetBackup ソフトウェアのアップグレード
- NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
- 参照先
ssh 方式を使用したクライアントソフトウェアのインストール
このクライアントインストール方式は SunSSH と OpenSSH 製品の使用に基づいており、SunSSH と OpenSSH を特定のバージョンレベルとパッチレベルに設定しておく必要があります。これらのパッチについて詳しくは、『NetBackup 9.0 リリースノート』を参照してください。
この手順を実行する前に、次のガイドラインを参照してください。
SSH デーモン (sshd) |
ssh 方式を使用するには、UNIX クライアントの sshd を有効にして root ユーザーがログインできるように構成する必要があります。 |
クライアントソフトウェアの場所 |
クライアントソフトウェアをデフォルト以外の場所にインストールする場合、まず、目的のディレクトリを作成して、リンクさせる必要があります。クライアントソフトウェアを保存するディレクトリを作成してから、そのディレクトリへのリンクとして /usr/openv を作成します。 インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照できます。 NetBackup インストールディレクトリの制限事項を参照してください。 |
バックアップポリシー |
クライアントがバックアップポリシーに割り当てられていることを確認します。 |
セキュリティ構成 |
install_client_files スクリプトによって、環境に基づくセキュリティ情報の入力を求めるメッセージが表示されることがあります。この情報は、マスターサーバーのセキュリティモードとターゲットホストのセキュリティ構成に基づいています。プロンプトに応答する方法について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。 |
ssh 方式を使用して UNIX マスターサーバーから UNIX クライアントにクライアントソフトウェアをインストールする方法
- NetBackup サーバーで、install_client_files スクリプトを実行します。
次のいずれかのコマンドを使用します。
一度に 1 つのクライアントにのみソフトウェアを移動する方法
/usr/openv/netbackup/bin/install_client_files ssh client
client は、クライアントのホスト名です。
ソフトウェアをすべてのクライアントに一度に移動する方法
/usr/openv/netbackup/bin/install_client_files ssh ALL
ALL オプションは、サーバーのバックアップポリシーに構成されているすべてのクライアントのインストールを指定します。