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NetBackup™ NAS 管理者ガイド
Last Published:
2022-10-28
Product(s):
NetBackup (10.1)
- 第 I 部 NAS バックアップについて
- 第 II 部 NAS-Data-Protection (D-NAS) の使用
- D-NAS の概要
- D-NAS 構成の前提条件
- NAS ボリュームの D-NAS ポリシーの構成
- アクセラレータの使用
- D-NAS ポリシーを使用したレプリケーション
- D-NAS バックアップからのリストア
- トラブルシューティング
- 第 III 部 セクション 3
- NetBackup for NDMP の概要
- NetBackup for NDMP について
- NDMP バックアップの形式
- 異なるホストへのテープドライブの割り当てについて
- NetBackup for NDMP のインストールについての注意事項
- NDMP に接続されたデバイスへの NDMP バックアップの構成
- [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]の構成について
- NDMP ポリシーの作成について
- DAR の有効化または無効化について
- NetBackup メディアサーバーへの NDMP バックアップ (リモート NDMP) の構成
- NDMP ダイレクトコピーの構成
- Accelerator for NDMP
- リモート NDMP とディスクデバイス
- NetBackup for NDMP での Shared Storage Option (SSO) の使用
- バックアップおよびリストアの手順
- トラブルシューティング
- NetBackup for NDMP のスクリプトの使用
- NetBackup for NDMP の概要
指定した時点へのロールバック
スナップショットを使用して、ボリューム全体またはファイルシステム全体を、最小の I/O でリストアすることもできます。このようなリストアを、指定した時点へのロールバックといいます。ロールバックでは、スナップショットのすべてのデータがリストアされ、個々のファイルのリストアは実行できません。
警告:
ロールバックを行うと、リストアするスナップショットの作成日時以降に作成されたすべてのファイルが削除されます。ロールバックにより、ファイルシステムまたはボリュームは指定した時点の状態に戻ります。この時点より後に行われたデータの変更または作成されたスナップショットは、すべて失われます。
また、1 つのディスクまたはボリュームグループに複数の論理ボリュームがあり、特定の論理ボリュームの[指定した時点へのロールバック (Point in Time Rollback)]を実行した場合、ディスク全体またはボリュームグループが指定した時点にリストアされます。
ロールバックを実行できるのは、ファイルシステムまたはボリュームをクライアント上の元の場所にリストアする場合だけです。
スナップショットを使用したロールバックの実行:
- バックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースを起動します。
- [リストア (Restore Files)]タブをクリックします。
- [処理 (Actions)]、[NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)]の順に選択して、サーバー、ソースクライアント、ポリシー形式および宛先クライアントを指定します。
- [リストア形式 (Restore type)]で、[指定した時点へのロールバック (Point in Time Rollback)]を選択します。
[ディレクトリの参照 (Browse directory)]フィールドがグレー表示され、デフォルトで root (/) が選択されます。
[バックアップ履歴 (Backup History)]ウィンドウですべての日付を表示すると (日付範囲は設定できません)、インスタントリカバリバックアップが表示されます。
- リストからイメージを選択して、[OK]をクリックします。
イメージの内容が、[リストア (Restore Files)]タブの[ディレクトリ構造 (Directory Structure)]ペインに表示されます。
- ロールバックするボリュームを選択し、[リストア (Restore)]をクリックします。