Fabric Manager 向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド
- Fabric Manager データ収集の概要
- Brocade スイッチのインストール前の設定
- Cisco スイッチのインストール前の設定
- Brocade ゾーンエイリアスのインストール前の設定
- Cisco ゾーンエイリアスのインストール前の設定
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- 付録 A. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
Cisco スイッチのデータ収集ポリシー
ポリシーの追加前: Data Collector ポリシーの追加先となる Data Collector がポータル内に存在する必要があります。
特定のベンダーの特定の前提条件とサポート対象の構成については、『認定構成ガイド (Certified Configurations Guide)』を参照してください。
ポリシーの追加後: ポリシーによっては、[コレクタ管理 (Collector Administration)]ページの処理バーの[実行 (Run)]ボタンを使用して、オンデマンドで収集を実行できます。[実行 (Run)]ボタンは、ポリシーベンダーがサポートされている場合にのみ表示されます。
オンデマンド収集では、収集を実行する精査とデバイスを選択できます。この処理によって、スケジュール設定された実行と同じデータと、トラブルシューティングのためのログ情報が収集されます。精査の説明については、ポリシーを参照してください。
ポリシーを追加するには
- [管理 (Admin)]、[データ収集 (Data Collection)]、[コレクタ管理 (Collector Administration)]の順に選択します。現在構成されているポータル Data Collector が表示されます。
- 必要に応じてコレクタを検索します。
- リストから Data Collector を選択します。
- [ポリシーの追加 (Add Policy)]をクリックし、メニューでベンダー固有のエントリを選択します。
必要条件: 同じ VSAN を共有する相互接続スイッチは、同じ Cisco スイッチ用の Data Collector ポリシーで構成する必要があります。
メモ:
Cisco スイッチのデータ収集では SMI を使用しますが、デフォルト以外のポート番号は設定できません。
Cisco スイッチのデータ収集を開始する前にを参照してください。
- Data Collector のプロパティを指定します。
- パラメータを追加するか、選択します。必須パラメータにはアスタリスク (*) が付いています。
フィールド
説明
サンプル値
コレクタドメイン (Collector Domain)
ドメインは、ホストグループ階層の最上位を識別します。名前は、インストール処理中に指定されます。新しく検出されたホストはすべて、このドメインに関連付けられているルートホストグループに追加されます。通常は、1 つのドメインのみがドロップダウンリストで利用可能になります。
マネージドサービスプロバイダの場合、顧客ごとに独自のホストグループ階層を持つ一意のドメインが存在します。
ドメイン名を見つけるには、ログイン名をクリックし、メニューの[マイプロファイル (My Profile)]を選択します。ドメイン名はプロファイル設定に表示されています。
yourdomain
ポリシードメイン (Policy Domain)
[コレクタドメイン (Collector Domain)]は、Data Collector のインストール処理中に指定されたドメインです。[ポリシードメイン (Policy Domain)]は、Data Collector 用に構成されるポリシーのドメインです。[ポリシードメイン (Policy Domain)]は、[コレクタドメイン (Collector Domain)]と同じ値に設定する必要があります。
ドメインは、ホストグループ階層の最上位を識別します。新しく検出されたホストはすべて、[ポリシードメイン (Policy Domain)]に関連付けられている root ホストグループに追加されます。
通常は、1 つの[ポリシードメイン (Policy Domain)]のみがドロップダウンリストで利用可能になります。マネージドサービスプロバイダの場合、顧客ごとに独自のホストグループ階層を持つ一意のドメインが存在します。
192.1.1.1
Cisco スイッチまたは DCNM SMI Agent の IP アドレス* (Cisco switch or DCNM SMI Agent IP address*)
Cisco スイッチの IP アドレスを入力します。このフィールドには、複数のスイッチの IP アドレスをカンマ区切りで入力できます。同じ VSAN を共有する相互接続スイッチは、同じ Data Collector ポリシーに含める必要があります。
集中管理のために DCNM (Data Center Network Manager) を使用している場合は、各 DCNM に個別の Data Collector ポリシーが必要です。DCNM SMI エージェントアドレス (および、必要に応じてそのポート番号) を、「<IP アドレス>:<ポート番号>」の形式で入力します。
DCNM v6.2.x の場合、SMI エージェントがデータを取得できるようにするため、有効な (または一時的な) ライセンスが必要です。
192.1.1.1
ユーザー ID* (User ID*)
スイッチにアクセスするには、ユーザー ID とパスコードを使用します。通常これは管理者権限を持つものにしますが、表示専用ユーザーの権限以上である必要があります。
Administrator
パスワード* (Password*)
メモ:
パスワードは、データベースに保存する前に暗号化され、アプリケーションのどの部分にも表示されません。
Password1
スイッチの詳細 (Switch Details)
スイッチの詳細を収集するには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。
時計アイコンをクリックして、スケジュールを作成します。分、時、日、週、月単位の間隔でスケジュールを作成できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
CRON 式の例:
*/30 * * * * は、30 分間隔を意味します。
*/20 9-18 * * * は、午前 9 時から午後 6 時までの間、20 分間隔を意味します。
*/10 * * * 1-5 は、月曜から金曜日までの 10 分間隔を意味します。
メモ:
コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、Data Collector の再起動時刻を基準にしています。
アクティブな FC ポート統計情報 (FC Port statistics Active)
FC ポートの統計情報を収集するには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。これは、パフォーマンスに影響する場合がありますが、FC ポートのスケジュールで最適化できます。
ゾーンデータ (Zone Data)
ゾーン関連のデータを収集する場合は、このチェックボックスにチェックマークを付けます。これはパフォーマンスに影響する場合がありますが、ゾーンデータのスケジュールで最適化できます。
メモ (Notes)
Data Collector ポリシーのメモを入力または編集します。最大文字数は 1024 文字です。ポリシーのメモは、特定のベンダーのポリシー情報とともに保持され、[コレクタ管理 (Collector Administration)]ページにも検索可能な列として表示されます。